電子書籍
明るい未来、暗い未来
2023/07/31 10:06
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
お茶の間でもお馴染みだった
日本史学者が監修した、
漫画版日本史の別冊第三巻で、
本冊も日本近現代史を対象としています。
その主たる内容は、
東西冷戦と五十五年体制、高度経済成長、
冷戦終結と激動する世界、これからの日本、
などなど。
紙の本
歴史と言うより現代社会
2022/04/20 11:57
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の敗戦後、現代までの流れが紹介されています。紙幅上、折々の大きな出来事が羅列されている感もありますが、架空の一般家庭を登場させるなど、個別の出来事を歴史の中の流れの一つとして捉えられるようには工夫してあります。
学習まんがを読む世代の、親や祖父母世代から見れば、すべて自分たちと同時代の出来事で歴史ではないため、あれも入れるべきだこれも入れるべきだと、いろいろ注文したくもなりますが、「歴史」まんがとしては、まあこんなもんでしょう。
バランスも取れており、いいと思います。
紙の本
未来は暗いか明るいか
2022/09/30 23:14
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
お茶の間でもお馴染みの顔だった
日本史学者が監修した、
漫画版日本史の別冊第四巻で、
本冊も日本近現代史を対象としています。
その主な内容は、
東西冷戦と五十五年体制、高度経済成長、
冷戦終結と激動する世界、これからの日本、
といったところ。
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この本に限らず、戦後の歴史特に60年安保以降ぐらいの現代史って、事象を並べただけのような、まとまりのない感じがあります。この時代から後って、50代~60代以降の人にとってはリアルタイムにニュースなどを見聞きしていたエピソードがほとんどなので、そのせいかもしれません。
実際私も、「ああ、あったあった、子どもの頃聞いた」「この事件のとき私は~してた」なんてことを思いながら読みました。チェルノブイリの事故の時は当時中学生で、ちょっとした雨にかかるのをものすごく気にして下校していたことを思い出しました。ルーマニアのチャウシェスク夫妻が処刑されたニュースは、遺体の写真をみてかなりショックを受けたことを覚えています。
当時見聞きしたニュースを歴史の節目であるととらえたとしても、それがマクロ的な視点での流れとして受け止めきれない自分がいます。渦中にいると本質が見えないというのはこういうことか。
ただその中でも、湾岸戦争やイラク戦争を第一次・第二次世界大戦の大きな戦争の歴史の一環としてとらえた、とても重いセリフがありましたので記録します。
「本当に『国のことを考える』ということは『自分の国のことだけ考えちゃいかん』ということなんじゃ。
第一次世界大戦、第二次世界大戦と、おごった列強は弱い国を下に見てあらゆるものをむさぼりとった。いや・・・列強だけじゃない、日本も同じことをした。
むさぼった国は一時は豊かになる。だが、むさぼられた国は無残に荒れ果ててーーそして後のち、むさぼった国も必ずツケを支払うことになるんじゃ。
しかもそのツケを払うのは一体誰だと思う?いつだって弱い者や若い者じゃよ」
「わしらは『国』を信じていた。いつの間にやらおごってしまった『国』に気づかず信じて戦っていたバカじゃったよ」
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小学館から、平成最終年として、「平成の30年」と題した学習漫画が発刊される記事を見つけ、他にも平成もしくは近代史をまとめたマンガがあるだろうと探してみた。
角川は世界史と織り交ぜているとあるし、最新の#3でも第二次世界大戦の頃からの内容となるみたいなので、とりあえずは平成に焦点を当てているらしい、小学館と集英社の二冊を読ませてみようかな。
◆小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史#22(平成の30年)
◆集英社学習まんが 日本の歴史#20(全20巻)
◆角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史#1~#3
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少なくとも「快作」「力作」レベル。全三巻で、第一次大戦から令和の幕開けまでを収めている。内容も、おそらく過不足はない。ここを起点として、より詳述された著作に進むのがよいと思う。監修の山本博文さんは、惜しくも亡くなられているが、たいへん良いお仕事をなさったと感じ入っている。紙の本で書い直しても良いかもしれない。
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自分が生まれた時代に追いつき、記憶にある話が多くてまたまた面白い。
山田家もどんどん世代交代し、自分の命もこうして継がれてきたんだなぁ〜と感慨深い。
ヘタな小説よりも何倍も感動しました。