完全版　南蛮阿房列車（上） みんなのレビュー

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、昭和に活躍され、『春の城』（読売文学賞）、『雲の墓標』、『山本五十六』（新潮社文学賞）、『米内光政』、『井上成美』（日本文学大賞）、『志賀直哉』（毎日出版文化賞、野間文芸賞）、『食味風々録』（読売文学賞）などの名作を次々に発表された阿川弘之氏の作品です。同書は、遠藤周作氏や北杜夫氏をはじめ、珍友や奇人らを道連れに異国の鉄道を乗りまくった著者のエッセイです。実は、ただ汽車に乗るためだけに、世界の隅々まで、鉄道旅行を敢行したという著者ならではのユーモアと臨場感が満載の漫遊紀行となっています。中公文庫からは上下２巻シリーズで刊行されており、同書上巻は、「欧州畸人特急」から「最終オリエント急行」までの10篇が収録されています。

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投稿者：雄ヤギ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

鉄道好きで知られる阿川弘之の名作エッセイ。随所に作者のユーモアが感じられ、とても面白かった。中でもカナダの「Agawa」にはとても驚いた。