電子書籍
“孤独”な私自慢
2018/08/17 15:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
30ページくらいまで共感できたが、残りは著者の孤独自慢。
孤独が好き、だと言ってる割には、
昔の恋人とのドラマチックな再会を夢見ていたりと、主張や考え方に矛盾を感じる点が多かった。
最悪なのは亡くなった友人のことを「孤独じゃないから死んだのだ」などと、他者を批判することで自己の主張(孤独であること)を正当化している点。
著者は“孤独”と“孤立”を履き違えており、この著者は明らかに後者である、と感じた。
紙の本
この程度だろうとは思っていたが。
2018/08/27 09:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
そもそも孤独をテーマに1冊の本は書けないし、売れないだろう。
孤独に関する記載は、特段、印象には残らなかった。
むしろ、作者がナルシストで、自慢好きなことだけが印象に残った。
孤独でなく他のテーマであっても、半分ぐらいは同じ内容だったのではと思う。
「下重暁子」が主人公の小説とすれば、それなりにおもしろいのだが。
本を売るため、話題を呼ぶためには、自慢か毒舌でないとだめなのか。
でも、作者は嫌われるだろうな。それも狙いなのか。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて手に取ったんですけど 中身を見ると これを書いた著者の方少し考えが偏ってるように思いました 一人でいるのもいいけど 誰かのために生きることを否定してるようなそんな感じを受けてあまり共感できませんでしたぬ
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ここ数年、自分の人生において
重要だと思える本にいくつか出逢っている。
小池龍之介、玄侑宗久、中野孝次、加島祥造。
最近では養老孟司の『遺言。』が印象深い。
そしてこの本もそうなるといいな
と思って読みはじめた
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3月24日の新聞に新刊広告が出ていて
釘付けになった。
「そもそも孤独でいるのは、
まわりに自分を合わせるくらいなら
一人でいるほうが何倍も
愉しく充実しているからで、
成熟した人間の境地でもある」
●集団の中でほんとうの自分でいることは難しい
●孤独を味わえるのは選ばれし人
●スマホが淋しさを助長する
●「家族が死んで一人になること」を恐れるな
●孤独は人を成長させる
●他人に合わせるくらいなら孤独を選ぶ
●一人時間の人間観察で世相を知る
●素敵な人はみな孤独
●一人時間を大切にすると夢がかなう
●一人好きは自分のペースを
崩さないから健康になる
●一人で行動できないと楽しみが半減する
●孤独を知る人は美しい
●孤独を知らない人に品はない
●孤独だからこそやり遂げられる
●親の死後は格別
●孤独な人はいい出会いに敏感になる
新刊広告を見ただけで
人生の書に値する予感がビンビンだ。
老年の孤独についての五木寛之の本や
芥川賞作家田中慎弥の『孤独論』を
読んだが歯切れがよくなくて
いまいちだった
下重暁子は以前『家族という病』を読んだ時
目の付け所、きっぷの良さに感心した記憶がある。
よく女性は、
群れがちで派閥を作るとか
共感を求めたがると言われるが
彼女はそういう女性の印象論とは無縁。
きっぱりしていて
いい意味で、男まさりな印象。
精神的な高貴さで
道元や吉田兼好のようにも思えた
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読後、好みの違いだが
「禅的」ではあるが
「清貧」感はない
広尾や軽井沢の別荘などが出てくるが
庶民としては鼻につく。
このブルジョワ感は、
同じ女性作家では林真理子などにもある。
酒井順子や群ようこ、三浦しをんにはない。
上野千鶴子にもない。
あと
五木寛之の下山や孤独の本でも感じたが
ちょっとどうでもいい、
個人的で冗長な話がある
実母の晩年に読んだ歌(P168)とか
自転車振興会の会長の話(P143)とか。
イチローや中田英寿や山口百恵、安室(P113)の話、
トランプ大統領(P119)とかは
「どれだけ知って書いているのかいるのか」
と訝しく思う。
昔の恋人の話(P148)、
「来るもの拒まず去る者追わず」の
去っていった人への嫌味(P128)。
昔の同僚の話(P166)もそう。
必要なのだろうか、と思う。
説教くさいのも気になる
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捉え方は共感できるにゃ
だからこそ手にとったにゃ
テーマに期待しすぎたからかにゃ
内容は、さら~っと軽く流れたわりに
威圧感が漂ってたにゃ
『山頭火より放哉』の意見はいいけど、この本からは山頭火よりの甘さを感じたにゃ
著者は、裏付けを集めて自分を必死で肯定し強くあろうと頑張っているように感じるにゃ
勝手な感想にゃ。
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孤独、難しいテーマ。
下重さんの年齢だからこそ書けるテーマなのだと思う。
全部を読んでも、わたしには”孤独”は実態の掴めないまま。
ただ、昔より一人でいることが怖くなくなったように思う。物理的に誰かと一緒にいないというだけでなく、精神的に自分を確立できると、孤独を楽しめるのかもしれない。
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新聞広告をみて、おっ!いいこと書いてあるじゃないか?と思い購入。期待して読んだのだが、ちょっと期待しすぎたかも。示唆に富むタイトルは納得(おっしゃるとおり)。だが、エピソードというか経験に基づくお話と言いたいこととが、個人的にスムーズに結びつかない。普遍性のある説得力で私を言いくるめて欲しかった(笑)
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何かに突き抜けている人はみな孤高であり、他人に期待するのではなく自分に期待して行動している(イチロー選手や中田選手)ということを改めて認識できた。
なぜなら、自分に期待してうまくいかなくても結果は自分に返ってくるだけだが、他人に期待してうまくいかなかったら結果は他人のせいで残るのは不満と愚痴だけだから。
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タイトルと新聞広告に惹かれたんだけど・・・
スミマセン、つまらなかった。
読んでいるうちにだんだん、ただの自慢話のように思えてきてしまって。
ドヤ顔で語っている感じというか。ね。
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面白かった。実家を離れ初めて独り暮らしをした時に、とても快適だったのは、少なからず私も独りを好むタイプだからか?
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20180428 タイトル通りの内容。読んでいてなんとなく安心させてもらえる。作者の潔さが出てるからだと思う。結局は自分がどのように行きたいかなのだというメッセージは素直に受けたい。
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人はやはり孤独が怖い。
だけど孤独を好む時もある。
孤独が悪いことではなく、孤独と付き合って行く方が楽しいよと著者はいう。
日本ではまだ孤独とは寂しいことだと思われている。
私も一人で映画を観るなんて...寂しくないの?と聞かれたことが。
寂しかったらするだろうか?
孤独を楽しめる人になりたいと改めて。
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まあ既に実践している内容ですので、特に目新しいことはありませんでした。また何故この本が売れているのか不思議なほど中身が薄いです。文章も下手だし。タイトルの付け方が良かったんですね。まあ読まなくてもよい本です。ただ、孤独を友にする生き方は素晴らしいと思いますよ。
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2018053
孤独であることは贅沢なスタイルである。
自分もひとりでいることは、それほど苦ではないけど、まわりと予定が合わなかったりして、ひとりで出かけるという感じなことが多いです。ひとりだと何もできないと言うのが一番困る気がしました。結局、ひとりを楽しめないひとは、みんなといても楽しくないのかなと思いました。
好きなひとといたら楽しいし、苦手なひととは修行のようなもの。会うひとすべてが自分と合うひとばかりとは限らない。ひとは、ひとの中でしか成長できないと思う。それがわかった上の孤独は必要ではないでしょうか。
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子供達が独り立ちしもはや私を必要とすることがなくなった。夫と二人きりの生活になって7年が経つ。子供達には親を頼らず自分の足で立ってほしいと願っていたにもかかわらず、実際そうなった時寂しく、幼かったころリビングで遊ぶ姿が目に浮かぶ。私も女性同士で群れるのは嫌いだけれど、趣味の仲間もいて、親友と呼べる友もいて夫もいる。それでも時々感じるのはこれは寂しさなのか、孤独なのか・・。一人の時間を大切にし、何かを考え少しでも自分の人生の肥やしにしていけたらと願う。