本屋さん頑張れ~!
2019/03/31 09:34
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品では、書店スタッフに恵まれて雰囲気の良い環境で楽しそうだけど、実際は書店及び書店員の大変さは、この作品より大変なんだろうと思います。どの書店も残業は本当にほとんどつかないのかな。そしてけっこう重労働ですね。書店の厳しさを感じました。書店がいつまでも自分の街にあってほしいから、いつまでも本が無限に売り出される事を祈り、書店で買い続けたいですね!全国の書店で働いてる書店員さん、頑張れ~!きっとひっそりと神様が見守ってるよ~。
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪くない、といったところ。
キャラが立っているようで、像を結ばない。
いい話もあるけれど、切り口があんまり好きじゃない。
奈津さんは、もっと完璧超人でも別に良かった。
というか、こんなにファンタジーな書店が舞台なら、
電撃文庫でよかった。(買ってたかどうかはわからないけれど)
あちらにも「賭博師は祈らない」みたいな作品もあるし。
電撃から、もえ(燃え・萌え)を引いたのがメディアワークスなら、
シンプルにエンタメとして質が落ちただけの作品群だし。
野崎まどのいないメディアワークス文庫に、
それほど魅力を感じていない今日この頃。
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残念な仕上がり。
盛り込みすぎたから?描き切れていない要素が多すぎて、肝心のストーリーも雑な展開に感じる。
最も突っ込みたいのは書店の仕掛けで売り切った500冊。その作者。顔も見えない。どれだけ凄い作品を書いたにせよ、その作者の人間像がスルーされていたのでは、ね。
小説って、人間を描くんですよね。
物語になんの影響も与えていない神様なんかを登場させてお茶を濁すくらいなら、もっと本に関わる人々をしっかり描きましょうよ。
書店員ものは数多いですが、独自の視点や世界観で自分らしく仕上げた作品もいくつもあります。
ストーリーに没入できなかった時点で、私の中では読まなくてもよかった作品です。
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【書店員って、ほんと大変な仕事だ。それでも、私は本を愛してる。】
東京の小さな書店で、個性的な店員に囲まれながら働く楠奈津。文庫文芸担当の彼女は、新人バイトの紗和とともに膨大な仕事に埋もれていた。
ある日、某出版社から持ち込まれた新人デビュー作のゲラを読んだ奈津は衝撃を受け、全店フェアを提案する。だが、「なぜ新人の作品を?」「情熱だけで売れるわけないだろ」と周囲から猛反発を受ける。
「私が売りたいと思ったんですよ。売れてほしいと思った。それじゃいけないんですか!」
果たして、奈津の想いは報われるのだろうか――?
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こんな書店があったら楽しいだろうなぁ。でも書店を舞台にした小説では、たいがいやりがいはあるけど金は出ない風に描かれているので、そういう面でも書店の将来が心配です。
さて、本文中に何カ所か違う書店の名前が出てきます。元の原稿では文誠堂だったんでしょうか。メディアワークスはこういう校正ミスが残念。
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体育会系の書店で働く新人バイトと教育係の物語。店内を見張る隠しカメラが仕込まれていたり、お店に住みつく神様(比喩でなく)がいたりと型破りなお店なんだけど、厳しいながらも楽しそうな環境だと感じる。こんな本屋が近所にあればいいのになあ。
フィクションながら、書店や出版の業界のことも主に最初の二章で紹介してくれている。田口幹人著『まちの本屋』の直後に読んだのだけど、なんか繋がりがあって面白かった。特に「新刊は年に8万冊も出ている」というところから、書店員は全ての本に向き合うことはできない、でも頑張って向き合おうとしているという想いが両書とも通底しているように思われて、その想いにフィクションとノンフィクションの両方で触れられたのが面白かった。
誤植がわりと目についたのは残念。午前と午後が間違っていたりとか。たくさんの本が出るからその全てに向き合えない、というのを、図らずも示してしまった感じ。でも、本書でも語られているように書店員さんが一つ一つの本に向き合えないのは仕方ないとしても、せめてメーカーたる出版社は、出す本の全てに誇りと愛情を持ってほしいんだけどなあ。ということで星1つ減。
本屋さんの話ということで、作中作が主に2作出てくるけれど、この2つともが素晴らしい。第三章のヨマドーの作者の語りは、主人公二人の普段の会話が軽いこともあってとてもインパクトがあるし、第四章の『佐藤君は終端速度で』なんて、作者にこれ一冊改めて書いて出してほしいくらい。
お仕事小説は、基本こんな風に登場人物が暑苦しいくらいのほうが好みだなあ。作者さんの続巻、お待ちしてます。
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最近増えて来た(気になるから目につくだけかな)書店もの。ファンタジーだったりキャラが立っていたり、色んなアプローチがあるので、これはどんな本かな、と読んでみる。表紙絵も好みだったし。
結構リアルな書店事情に夢と優しさをプラスした感じ。全てIT化されていたり、隠し監視カメラをいくつも設置したり、って実際は中々難しそうだから、その辺が(書店員の)夢をプラスかなって。
第四章の、あらすじ紹介にもある新人作家の作品をを仕掛ける話が一番面白かった。
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四ッ谷駅前の老舗書店を舞台にしたお仕事小説。
書店員は体力勝負とはよく聞くが、それにしても全般的に体育会系すぎるノリで、でもそれが心地よい「チーム」に見える面白さがある。そこに入り込んできた深窓の令嬢系本好きとの対比も良い。
中編4つは各編ごとにまとまっていて、書店員の様々な側面が見られる。それらを通じての成長物語になっている構成も綺麗。だけど個人的には、もうひと押し心に刺さるものが欲しかったのと、少し不思議な要素がちょっと空回っている感があった。
キャラが良いのでもし続刊があればもっと暴れて欲しいな。
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書店のスト―リーとして、ミステリー風なのか?、それとも本の蘊蓄型風なのか?、お仕事系なのか?・・・と思いながら、手に取った本であり、作者 石黒敦久氏も、始めて読む作者の本である。
東京 四谷にある個性的な店員ばかりいる書店で働く 楠奈津が、新人のバイトの佐和と共に、書店での出来事やら、仕事、新人発掘、売り込み、等など、余り知られていない書店の内情迄、書かれていて、「そうだったんだ!」と、書店でのポップス一つでも、感心することがあった。
プロローグに始まり、第4章迄書かれているのだが、その題名も 面白い題名をつけている。
書店内での、仕事仲間での言葉は乱暴的(体育系的?)なのだが、こんな書店があれば、良いだろうなぁーと、思った。
最近は、小さな本屋さんが、無くなって、大型書店ばかりに、なって来ているから、、、
コンビニでも、病院内の売店でも、本が、近くに存在することは、有難いのだが、、、、本についての話が、出来るような、この本の中の佐和さん的な人が居たら、子供達も、もっと本好きが増える事だと思った。
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書店員経験者です。分かるー!接客は理不尽…いろいろあったなー。
気になるキャラクターさん達。シリーズ化するかしら?
一人称の転換が激しくて何度も躓いた私は、やっぱり歳をとったんだろうか…
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本屋さんにバイトに! と思ったら…。
店員になって初めて見えてくる、裏事情。
好きな本を仕入れるのではなく、売れる本を。
食べて行かねばならないので、仕方ない事とはいえ
夢を持ってバイトにくると、きついかも?
そんな新人さんと、文庫本担当のベテランが織りなす
ボケと突っ込みのようなやりとり。
最後には、いいコンビになって悪巧み(?)を
完璧に仕上げてました。
しかし、ここまで仕上げてくれると
作者冥利にもつくかと。
1か月続いた人にのみ、教えてくれる神様も
なかなかに存在感がありました。
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ちょっと読みにくい箇所と、店舗名を2箇所、誤植のか誤字なのか間違っていのが気になるけどそれなり面白かった。
フェアで展開する「佐藤君は終端速度で」がどんな本なのか読んでみたい!
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5年勤務する書店員と、新人お嬢様書店員の成長話。
紗和ちゃんがお嬢様だけど嫌味のある感じじゃなくて素直で真っ直ぐな感じがかわいい
奈津さんも豪快でドンとしている人で、よく笑う人はやっぱり良い先輩だなと思わせてくれる本
本屋さんで働くということがどういうことか全く知らなかったけど、水面化でも本を売ろうとしていること、お客様と接する重要な場であることを知ることができる。面白い!
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テンション高めの書店を舞台にしたお仕事小説。書店ならではの苦悩が書かれているけど、悲壮感を吹き飛ばすように笑いに変えて働く書店員さんたちを見習いたくなる。あんなにパワフルに楽しく働けたらいいなぁ!シリーズ化してほしい!
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『本』に携わってる人たちって本当にかっこいい。その『本』が好きな人もかっこいい。『本に興味のない人』の気持ちを少しでも振り向かせる事ができる人もかっこいい。本好き…とまではいかなくても、本、気になるわ