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村上さんも柴田さんもどっちも好きなので読んでみた。技術的なことではなく、翻訳に対する二人の情熱のようなものを感じられる本です。
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外国の小説は、読みにくいことが多い。きっと、翻訳という過程を通ってきているから、実際に作者が意図した世界とは微妙に違ったものになってしまうからだろう。けど、翻訳者によっては違和感なく読めるものもある。それがこの二人の翻訳したもの。文体の捉え方と、その流れの表現が上手だからかな。私も翻訳したいと思える作品に出会いたい。
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このひと、本当に翻訳が好きなんだな、って思わせる対談。
ご本人がおっしゃっている通り、翻訳をやってるひとにタメになるかどうかは不明。
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おもしろかった。英語(語学)嫌いの私としては、「翻訳」なんてもっとも面倒なことのひとつなんだけれども。彼らは翻訳、好きなんだね。村上春樹は、小説家なのにどうしてこんなに翻訳してるんだろう…と不思議に思っていたけど、納得した。趣味なんだ。そして、自分の好きな作家が変な訳なんかで紹介されたくないんだろう。なんとなく、わかる。彼らの翻訳をめぐる話もおもしろいが、それは翻訳にのみ留まらず、文学や日本語についても考えさせられるもので興味深い。そしてなんといっても、二人によるカーヴァーとオースター作品の競作は非常におもしろい。そうか、こんなに違うのか。そして、原文を読んでさらに納得。世界の中でもマイナー言語を母語とする日本人の宿命でもある「翻訳」。かなり奥深い世界だ…。 (2003 Sep)
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東京大学の柴田教室と翻訳学校の生徒、さらに6人の中堅翻訳家という、
異なる聴衆(参加者)に向けて行った3回のフォーラムの記録。
カーヴァーとオースターの同一の小品(巻末に原文がある)の競訳が
掲載されており、プロ翻訳家たちとの最後のフォーラムでは、これを
巡った質疑が展開する。
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最高に面白いです! 僕は翻訳をやるわけでも何でもありませんが、村上春樹氏と柴田氏の考え方や取り組み方に、めちゃめちゃ好奇心をくすぐられました!
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東京大学の柴田教室と翻訳学校の生徒、さらに6人の中堅翻訳家という、異なる聴衆(参加者)に向けて行った3回のフォーラムの記録。カーヴァーとオースターの同一の小品(巻末に原文がある)の競訳が掲載されており、プロ翻訳家たちとの最後のフォーラムでは、これを巡った質疑が展開する。
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これから読むハルキ訳の本がもっとおもしろくなるだろうし、今まで読んだのも読み返したくなった。この調子でどんどん翻訳やってほしいなぁ。サリンジャーとか!ズ(ゾ)ーイーの関西弁いいと思うw柴田先生とのタイプの違いが会話をとても広がりのあるものにしていたね。今まで翻訳に間違った認識を持ってた部分多かったなーと気づきました。
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村上は稀代のインテリだと思っていたが、柴田元幸はさらにその上を行く。
二人の対話形式で進んで行くが、村上が冷静さを失し、持論を展開する場面があり面白い。
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読む前にこちらを読むと興味深い。
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村上、柴田の両氏の翻訳に対する自然で暖かで極めてプロ意識の高い姿勢がうかがえる。素の状態で話される会話が非常におもしろい。
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★楽しそうだなあ★20年ほど前、衛星放送が始まりかけたころに専門のテレビ雑誌に連載していた文章を読んでから、柴田元幸の選択眼を信じるようになった。翻訳するのが楽しい雰囲気はよく伝わる。自分でやろうとは思わないし、できる能力もないけれど。ただ翻訳の際、自分が機械になったような気分は悪くなさそう。
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内容(出版社/著者からの内容紹介より)
なぜ翻訳を愛するのか、若い読者にむけて、村上・柴田両氏が思いの全てを語り明かす。村上訳オースター、柴田訳カーヴァーも併録。
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著者が、翻訳についてどう考えているのかを対話形式でつづった本。
同じ作品を二人が訳すという試みにもチャレンジしていて
とても面白かったです。
この本を読んでいると、あたしも翻訳やってみようと思うのですが・・
果たして、実現するのかは別のお話。(^^;)
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主語の話が興味深かった。言語の差ってこんなにあるのか。こういう視点から考えたことはなかったので面白かった。
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春樹の大ファンで柴田さんも大好きなわたしとしてはくらくらするほどすてきコラボ!という訳でとても楽しく読めました。わたしって単純な子なのですごく翻訳したくなった…競訳も違いがくっきりわかっておもしろかったなあ。柴田さんの方が端正な文章で春樹はもうちょいくだけてる印象。どっちも好きですよ!