電子書籍
晴景様の人物造形が見事
2019/01/06 17:50
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投稿者:有理 - この投稿者のレビュー一覧を見る
晴景様が天に昇られました。優しくて弱くて遊び人で戦が嫌いな晴景様の人物造形は見事でした。俺が鍛冶屋に作らせた刀、で武田の間者を倒すのが、なんとも泣かせます。家中が取り込んでいる中で虎が介抱にあたることも、これまで虎は我欲というものを一切見せてこなかったことから、ただ一つの我儘として、すんなり受け入れられます。
紙の本
長尾景虎、二十三歳
2018/08/18 05:05
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長尾景虎、二十三歳になりました。
しかし6巻でのメインはむしろ兄の景晴。
病弱であることを自覚しながらも才気は衰えず、妹のために命を懸ける。
長尾家にゆかりの方々は、この兄妹のお互いをいつくしむ気持ちをわかっていたんだろうなぁ・・・ほろり。
ついに川中島の合戦まであと少し、のところで終わるつらさ。
7巻の発売は来年だってさ・・・1巻からもう一度読み直して、地道に待ちますかね。
紙の本
「ならば惚れた男女のために命を懸けて戦え」
2019/10/10 10:04
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
さぁ、盛り上がってまいりました、川中島の合戦が始まります。川中島では晴信と5度戦い、関東にも十数度出兵、憲政と義清を庇護することで武田、北条と敵対関係に、義に生きたと言われる所以でしょうか。晴景と景虎の関係が丁寧に描かれていて見どころです。
電子書籍
ありえない
2018/12/02 00:44
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
花バサミで相手の首が切れるかっつーの。
しかも相手も間者でしょー?手練れでしょー?
突っ込みまちなのかなっていうくらい設定が甘い。
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久しぶりに、感想を書かせていただく
言い訳がましく聞こえてしまうかも知れないが、決して、この『雪花の虎』がつまらなくなった、と思っていた訳じゃない。ストーリーで、心に波が起きなくなった訳でもない
傲慢と思われるかも知れないが、「もう、私が感想を書かなくても大丈夫だな」と思ったのが大きい
基本的に、私は、他の漫画読みに、「この作品、良いですよ」とお勧めしたくて、感想を書いている
なので、他の漫画読みが、その作品の面白さを知ってくれたら、他の作品に気が移ってしまう事が結構、多い
そもそも、東村先生の実力は高いのだから、私が感想を書かずとも、その面白さに他の漫画読みが気付くのは当然だったので、私の書いた感想は、却って、邪魔になっちゃうんじゃないかな、と思っていたのも大きい
なので、(5)は感想を書かなかった
にもかかわらず、どうして、この(6)の感想を書いているのか
端的に言って、兄・晴景の強さにやられた
これまで、カッコ悪い所ばかり見せてきてしまっていた男が、妹の為に、ただでさえ、体の中にほとんど残っていない生命力を振り絞って、決死の戦いに臨み、自分以外の血で手を汚した
しかも、妹の秘密を探りに来た「草」を自分の手で刈った事を、誰にも言わなかった
その強さに、心が揺れないほど、私も冷血漢ではないのだ
決して、目立つ男ではなかった、晴景は
けれども、弱い兄でもなかった、晴景は
静ながらも、芯のある彼だからこそ、最期まで妹を輝かせるために、自分の役割を全うできたんだろう
そんな彼を、私は素直に尊敬する
そして、そんな晴景の生き様と逝き方を、濃密に描いてくれた東村先生にも感謝したい
歴史の地味キャラにもまた、人の心を打てるエピソードがあるのだな
そこに注目し、掘り下げ、輝かせられる東村先生は、やはり、凄い漫画家だ
ここまで、中身が詰まっている女性も、そうはいないだろう
東村先生だからこそ、上杉謙信の武将と女性の両面を描けるのか、と戦慄すら覚えたほどだ
誰よりも自分を理解してくれた兄との別れを受け止め、いつか、兄と笑顔で再会すべく、更に強くなる事を決意する景虎
そんな彼の思いが呼んじゃった訳じゃないだろうが、次から次へと、問題事を持ってくる客人
面倒ではあるが、得るものもあるにはある。上杉憲政の方はともかくとして、村上義清が心強い仲間になってくれたのは、かなり大きい
何より、彼が来てくれたからこそ、あの武田信玄と川中島でぶつかる事が出来た
果たして、心に咲く一輪の花を愛でる猛虎は、剛と柔を使い分ける妖しき狐の首に牙を食い込ませる事が出来るのか!?
しかし、景虎も強い妹だが、麦も麦で、結構、強かな妹として、キャラを確立してきているな
こういう妹は、絶対、敵に回しちゃいかんぜ、世のお兄様方
この台詞を引用に選んだのは、晴景の不退転の覚悟が見えるからだ
人を斬る、人を殺す、自分も傷付く、自分も死ぬかもしれない、それに恐怖を感じない訳じゃない
だけど、その恐怖を踏み越えてでも、兄には守らなきゃいけないものがあった、それだけの話
兄として、これくらいの強さは持たなきゃならんな、と震えた
また、彼の戦い方も勉強になった。激しいだけが、戦いじゃない
戦闘技術は、全く歯が立たなかったけれど、それは晴景自身も自覚していたからこそ、言葉と反応で騙し、不意で急所を的確に狙った。弱き者として、見事な勝ち方だった
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景虎の兄姉きょうだいは仲良しでいいな。この時代珍しいんじゃなかろうか。兄上かっこ良かったです。そして景虎の体調が心配です。こんな調子でよく中年まで生き延びたなあ。
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兄上こと長尾晴景が、景虎を守る一心で起こした行動。そして死。葬儀のシーンがよくって、だんだんまた面白くなってきた。
謙信女性説は結構とっぴな説なのだろうけど、作者の作風には合っているんでしょうね。いきいきしてるもんな。
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もしも謙信が女性だったら。。。とゆう設定だが本当にそうかも!と思わせてくれる一冊。今回は大切な兄、晴景が亡くなってしまう。。。心優しき晴景。。。戦国時代では優しさは弱さ。生まれてくる時代を間違ったとしか言いようがない。はたして謙信はどう乗り越えるのか?怒濤の第6巻。
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上杉謙信がもしも女だったら…というお話。
掲載誌の休刊(のため移籍)を経ての6巻。
面白い!!
東村節も絶妙。コミカルなとこと、見せ場はきちっと魅せるとこ。
時代背景を説明するまさかの画面二分割は衝撃的すぎて笑った。どっちも面白いし(きちんと読みたい人向けの説明と、歴史背景はなんとなくわかってれば良いからすっとばし雑談の「アキコのティータイム」)
上杉謙信のあまり知られてない方の自画像の話は、「確かに、これは女だったのでは…!??」と思わされた。
「私は美大時代に肖像画もたくさんやったし、絵描きだからわかるんですよ!!これは描いてる側が綺麗に描いてあげなきゃ、というプレッシャーを持って描かれてる!!」みたいなとこ。
話も色々進んできましたがお兄ちゃんかっけえ。。あんな風来坊ふうだったのに……涙
他部署の上司が1〜6まで貸してくれたんだけど、「4巻だけ無いから脳内で補完してください」って言われたんだよね…。
読みたい。。笑
あと、東村アキコってやっぱり絵が上手いなぁ、、と思った。
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依然、絵は余り好きじゃないんだけど、やっぱり内容は素晴らしいすね。今回は仲良し兄貴との別れが描かれたりとか、ちょっとシリアス寄りだったけど、十分に魅せられました。そして次からはいよいよ信玄との直接対決開始。楽しみ。
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日本に帰国して何か漫画が読みたくて購入。昨夜寝ながら読んだ。絵が綺麗、わかりにくい歴史は最小限にして、わかりやすく面白い。心配なのが、5巻まだがまだ家にあるかどうか。。。売ってしまったか忘れた。
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川中島直前、村上義清って景虎側だったよなぁと思っていたので、なるほどこのタイミングだったのか。
次巻からは戦中心になるのかなぁ。
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武田軍は「三ツ者」と呼ばれる隠密集団を有していた。この「三ツ者」を組織したのが他ならぬ山本勘助であった。 賢く先見の明があったからこそ 悪いな芋掘り 関東管領の上杉憲政から山伏の恰好して逃げてきた? 辞世の句 金があるから「義」を通せる