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いやあ。めちゃくちゃ面白くて勉強になる一冊でした。
メガネのオンデーズの復活ストーリを通じて、経営視点での問題解決を学べる。
20億の売上で14億の債務状態を抱えるオンデーズをいかに立て直すのか?キャッシュフローがギリギリの中での究極の意思決定の連続。
例えば、絶好調の大手3プライスメーカが業界騒然の追加レンズ無料を打ち出す中で、体力が劣るオンデーズも追随するべきなのか?
例えば、国内での業績が好調に変換したが、まだ債務超過が続く中で、まだ競合が未開拓の海外に先手を打つべきか。
社長として、どういった目線で経営を行うのか。何をするにも、どんな目線で考えるべきなのかも勉強になる。
こんな勉強になる本を自分だけ読んでいてはつまらない。
例えば、この本のように、面白い本をテーマに、週1回くらい輪読会をZOOMとかオンラインでやったら面白いかなーとも思いました。
もしご興味ある方いらっしゃたらご連絡ください。
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最後まで読み終わった時にフィクションだとわかった。
なのでフィクションとしての評価としました。
小説として単純に面白く、最後まで集中して読破することができた。
とても面白い企業小説でした。
この本に出てくる田中さんが本来の姿であれば経営者としては行動力と決断力が異様に早く、並の経営者ならブレーキを踏んでしまうような場面でも、アクセルを踏める経営者。
しかし、同じような状況下で無一文になってしまった経営者の方が多いのだろうなぁと思うほどの修羅場を行動力ととてつもない運の良さで切り開く。
この本によってオンデーズを身近に感じたので近くの店舗でメガネを買ってみようと思った。
そう思う人が増えるだろうなと思うほど、書籍としても面白く、オンデーズの今後にとって大きな武器になったのは間違いない。そんな本。
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冒頭から最高に引き込まれる本だった。
オンデーズという破綻寸前の会社の社長になった人の物語で、小説のように書かれているので分厚い本だが読みやすい。
破天荒のように果敢にチャレンジする社長と社員が、絶望的な状況に何度も果敢に挑んでいく姿はとても感動です。
チェレンジする人・している人もそうだが、経営者にこそ特に読んでほしいな〜と思う。
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Amazonで上位にランクしていたので読んでみた。
この本を読むまでオンデーズを知らなかった。
読みやすく、面白い本だった。
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メガネチェーン「オンデーズ」を舞台に、相次ぐ資金難に苦労する日々。世の経営者の大半が共感できるであろうシーンの連続です。黒字倒産だけは何とか避けたい。けれども銀行もベンチャーキャピタルもリスクを負いたくない。経営への真摯な姿勢が作る信用と、社長の人柄が、最後の最後で手を差し伸べてくれる人たちを呼び寄せます。
出店が地道に軌道に乗り、海外進出を決める下りは、身震いがするほどワクワクドキドキ。
没入感がすごいので、まとまった時間をとって一気に読み進めるのが良いかと思いました。今年読んだ小説で間違いなくトップ。エイエイオンデーズ!
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20億円の売上しかないのに14億円の負債があるオンデーズを買収し、そこから経営が比較的安定するまでを描いた作品。買収当初は既存社員からの足の引っ張られがあり、その後買収したファンファンからも足の引っ張られがあった。次には、高田馬場に構えた旗艦店の失敗、シンガポールや台湾に進出した際の資金繰りの苦悩なども描かれている。当初、新規出店する際には半額セールをやっていたものの、価格勝負ではなく、品質勝負に以降し、ゆくゆくは薄型レンズに対して追加料金がかからない体系に踏み切ることになった。もともと追加料金がかかる前提で商売していたFCや追加料金を払わせるよう巧みにお客様を操る接客が得意な店員から否定されることもあったようだ。また、品質のよいフレームを取り扱うことになった際には、開店前から売上が計上されるという自体がおき、それが、社販だったとわかったというエピソードがあった。これは実際に経営してみないと経験することがないことだと感じた。新たなことにチャレンジしては、資金繰りに困り、成功を収めまたチャレンジする。破天荒なフェニックスの生き様を感じることができたとともに、読みながらオンデーズを経営していることをともに体験しているような感覚になれる書籍であった。
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一発逆転を狙い、手っ取り早く異業種の買収に走ったのが手痛い失敗。
自分の力を過信して旧経営陣をそのまま残し、好き放題やらせた結果、最悪の方向へ導いた。
企業買収には決算書には現れない複雑な人の欲望や利権がべっとりこびりついている。それらを綺麗に洗い流し、傷を負う覚悟と、問題を巧みに対処できる経営能力と度量が無いものが安易に手を出すと、待ち受けるは周囲を巻き込んだ大火傷しかない。
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久しぶりに「面白い」と感じた一冊。面白いと書いたが、内容は買収した会社を立て直し、様々な難題に向かっていく姿は、会社を経営するものにしか分からない苦労も沢山ある。小説のような内容でありながら、それは全て実話である所も驚くばかり。間接的に経営者の気分を味わえる内容は、自分が経験しなくとも十分に楽しめるのでは。
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友人に勧められるまま、一気に引き込まれて読み終わる。終わりに近づくまで「面白い経済小説だなー」と思いながら読んでいたところ、なにかの理由でサイトを検索したら、ホームページがあって「え、これ実話じゃん」と気づく(笑)
というわけで、そんなやつもあんまりいないとは思うのですが、その体験も含めて、スピード感やリアリティ(当たり前だけど)がとても素晴らしい書籍でした。オンデーズでメガネ買いたい!(2018.10.1ごろ読了)
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面白かった。
資金繰りについては、出資者の偶然の出会いもあったけれど、殆どが取引先への支払いサイトの延長と、銀行への借入返済のストップだった。
社長は気楽な気楽な稼業じゃない。
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度重なる資金ショートの泥臭い場面や、競合の躍進、オンデーズの過去の様々な負債を乗り越えつつ、破天荒に躍進していく再生物語。
1. 「安さは安さに負ける」
2. ZARA:どこよりも早く流行をキャッチしてすぐに商品開発に反映させていき、売り場をどんどん変えていく。その結果「低価格なのにお洒落で品質が良いというイメージを消費者に持たせることに成功して、世界のアパレル業界を席巻してシェアを一気に広げた。
3. スローガン”目立つ”。世の中の会社は常に、目立つための競争をしている。会社も個人も。
4. 最大の勘違いはここだった。大事なのは、店舗の通行量よりも、店の前を歩く人達の「ショッピングのモチベーション」なのだ。つまりどれだけ沢山の人が店の前を歩いていようが、買い物をするつもりで歩いていない人たちに財布を開いてもらい、お金を出してもらうには、とてつもなく高いハードルがあったのだ。
5. 事業は資金さえあれば成功すると、本気でお考えなのですか?資金は確かに大切ですが、それ以上に重要なのは人ですよ。人を再生することなく、いたずらに資金ばかりを注入しても企業は絶対に再生などしませんよ。
6. 「任せる」ことと「ほったらかす」ことを完全に履き違えていた。
7. オンデーズがお客様に売らなければならないのは、安いメガネでもおしゃれなメガネでもなく「メガネをかけて見えるようになった素晴らしい世界」だったのだ。
8. 良いものが高いのは当たり前。「なんでこんな良い商品が、こんな金額で買えるんだ?」そうやって消費者を驚かすことができて、初めてプロの仕事と言えるんだと思うです。
9. 火事を消すには爆弾
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・会社を経営するときに、大事にしたい考え方が詰まっている本。
・どきどき、ワクワクするような展開に、自分自身も勇気をもらえる。
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倒産寸前の企業オンデーズの社長になった主人公の企業再生物語。
実話をもとにしたフィクションということだが、すっごい面白かった。
ジャンル的には小説というよりはビジネス書なんだろうけど次から次へと起こる出来事にハラハラドキドキしながら、そして時にはホロリとして読みました。
ビジネス書でこんなに夢中になって読んだのは久しぶりです。
文句なしに面白い一冊です。
オンデーズのメガネ、買いたくなりました。
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全てのビジネスパーソン、特に経営層、またはこれから経営に携わりたい方々に是非読んでいただきたい。
リスクがないことが、逆にリスクということがわかる。
社会を取り巻く環境が激変する中、意思決定のスピード、またそれを実行していく人、仲間がいかに重要なのかということを改めて認識させられる。
良書☆
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規模は違えど事業者目線で見たときに、散々リスクをおって失敗して、でもめげずに再度チャレンジする姿に感動しました。
はじめて施策がうまくいき社員さんが泣かれるシーンなど思わず目から涙がこぼれそうになりました。