運命のベータはアルファの溺愛に咲く【特別版】 みんなのレビュー

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投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさか天界中話って思ってなくってなかなか新鮮で面白かったです。
産めるベータと産めないベータって設定も初めてみました。
最終的に産めるようになるのかなーって勝手に思ってたんですが結果産める状態ではない感じで終わって…それもそれで話としてありかーと。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

天使ものにオメガバース要素を取り入れたBLファンタジーです。

ネタバレがあります。

●名家の次男で投獄中の兄を救うため織天使を目指すα攻め・アレクシス
●「産めないベータ」で人間界に恋愛小説が好きな受け・明希（あき）
○本編は受け視点、番外編SSは攻め視点

ベータの天使しか住んでいない街で兄弟たちと花屋を営み、平凡だけど幸せに暮らしていた明希。ところがある日、エリートのアルファが通う学園の制服を着たアルファ・アレクシスに、さらわれるように学園に連れて行かれ・・・

男性型だけの天使が住む場所、天界が舞台です。

好きでもないのに、「つがいの儀式」で神様が結ばれることを認める「つがいの印」か浮かび、つがいとなったアレクシスと明希が、困難を乗り越え愛にいたる物語。

アルファとベータでも愛を育むことができることを証明した、素敵なオメガバースものでした。

傲慢だったアレクシスが献身的な明希の姿に少しずつ変化する様子がよかったです。また、天使の「堕天」や悪魔の存在がより面白くさせています。

エッチのとき、明希のちんまりした翼が出るのは反則なほど可愛い！

yoshi先生が描く制服姿の天使たちも見どころ。

ただアルファ至上主義で有能な跡継ぎを求めるアレクシスの親との関係や、復帰したマリウスに対して彼のつがい・エミールのその後は不明だった点は消化不良でした。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

オメガバースもの
しかも舞台は世界がオメガバースの天界（男の天使だけ）
人界・魔界もあります。
アルファ・オメガ・ベータという階級構造
ベータも産めるベータと産めないベータということで
主人公は産めないベータということで最下層の立場

ベータの明希
つがいの相手はアルファのアレクシス
タイトルに運命と記されていますけれど、
運命の番ではありません。
産めないベータの最下層である明希は
それでもそこで普通に生きていたのですよね
（音也くんもいたしね）
いきなり番にさせられたのに、扱いは酷い
無理矢理特待生にされた学校での蔑み、
アレクシスの実家での扱い
そして、アレクシスを目の敵にしているマンフレート
色々な試練に耐えてがんばる明希が痛々しいくらいです。
いくら、つがいの印が出たからってここまで彼が虐げられるのは・・・痛い。
何よりも最初のつがいでないことを確認するためにの行為が
酷すぎる（単なる乱暴狼藉ですよ…）
自分でしたのに、つがいの印が出てびっくりみたいな態度等々
育った環境、兄のこと、家のこと・・・諸々アレクシスにもあるのですが
それを差し引いても正座させて説教せねばならない案件です。
納得感が薄いというか。

オメガのエリオットやマンフレートつがいのジーク
兄のマリウスの件についても消化不良気味だったのが
ちょっと残念だったかなぁと思います。

そしてこれまた心情がわかりづらくてもう少しだとは思いましたが
まあ、これからアレクシスは溺愛するのだろうなぁというのだけは
タイトル通りかと思いましたけれどね。