グレー寄りの話かな
2021/09/03 23:17
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投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害と診断されていても軽度で
しんどさはあるものの普通に社会生活が営めている人
もしくは特性があっても診断がつかなかったグレーの人の話かなと思いました。
そう考えると今まで読んだ発達障害の本の中では一番わかりやすく腑に落ちる感じがしました。
これまで読んだ本でピンとこなかった人は一度読んでみると良いかと思います。
追記、わかりやすく説明するための図があるのですが、電子書籍だとさがしにくいので紙の本をお勧めします。
本人はどんな気持ちでいるのか、少し理解
2021/03/01 11:05
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投稿者:シーモア - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族が発達障害ではないかと思い、少しでも理解したくて読みました。
具体的なエピソードを元にした説明がわかりやすく、不可解な行動の裏にはこんな理由があるのか、ということが分かって少しすっきりしました。
特に、発達障害の人はストレスが溜まると、睡眠時間を削ってでも自分の好きなことをする時間をとらないとバランスが取れないという話は、目からウロコでした。
発達障害という概念がより実態に沿ってわかりやすい。
2020/06/30 16:59
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投稿者:やっくん233 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害は、一般的に広汎性発達障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)に別れているが、2つ,3つが重なった例がある。それは、場合によっては、この上の個々の3つとは、違う性質になったりする。例えば、ASDのこだわりの強さの弱い例等。こういった今まで教科書的に3つに当てはまらない事例が、やさしい言葉でわかりやすく書かれている。
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投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
結論から申しますと、実態に即した良い本だったと思います。
ASDとADHDはどちらかだけが現れるのではなく、重なって現れるという点には、なるほどと感じました。
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発達障害関連の本をいろいろ新書でよみましたが
内容としては、一番かもしれません。
途中までは、内容的にもそんなに新しいことや、発見や
納得などもなかったのですが、後半からどんどん引き込まれるように有用な内容が書かれてあると思いました。
第4章の『やりたいことを優先する!』からどんどん
引き込まれました。
環境調整を有用に実施すること。
やりたいこととやるべきことの図
それぞれの特性ごとの調整方法
など。特に著者が書いた独自の各種図表が非常にわかりやすく、前記のやりたいこととやるべきことのバランスの図は
非常にわかりやすいものでした。
さらに5章の”自分が『発達障害かもしれない』と思ったらとあとがきは非常にいい内容だと思いました。感動すらするような内容だと思います。
そういう特性を持っている息子にも読んでほしいとおもいました。
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カテゴライズせずに発達の特性を“強弱”や“濃淡”という捉え方をすることにとても共感できた。
「~ができないのではなくて、~よりも~を優先する」という選好性という考え方にもとても共感。
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発達障害と呼ばれる障害についての画期的な提言だと思う。主に二つ。
①発達障害にはASD/ADHD/LDの側面があり、それは従来言われてきたのよりもっと頻繁に混在していることを理論と豊富な症例で示している。
②「障害」は周りとの関係である。同じ行動でも周りの理解とサポートがあり生活できているならそれは障害ではない、として障害DisorderのDを除いたASやADHという考え方を使っている。
また、単なるオタク(マニア)と障害レベルのこだわりの違いを手を替え品を替え説明してくれる。
ウチは、父がAS、母がADH、息子が両方という傾向があり、息子の症状についてよくわからないまま(親が)混乱していた。本書のおかげでADH優位なASということがすっと腑に落ちた。
あと、贅沢を言えば、日々の生活の中での対策が欲しかった。
人生レベルでどう考えていけば良いのかは明確に書いてある(長所を伸ばす、活かすべき)のだけど、その考えに基づいて「ゲームに熱中しすぎて他のことを全部忘れてしまう」といった日常の困りごととどう向き合うかのヒントがもう少し欲しかった。
「黒板に爪を立ててキーッと鳴らす音には何度繰り返されても慣れないでしょ?」は、確かにその通りなんだけど、それでは日常の困りごとが積み上がって障害レベルになってしまいそうなのでガミガミ叱ってしまう、、、という悩みの解決にはあと一歩届かないのです。
追記:ちゃんと「日常生活の中での対策」がありました。
本田秀夫『ADHDの子の育て方がわかる本』
こちらと一緒に読むべきですね。
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色々な特徴が重複している例があって、その場合、症状が複雑で適切に対応されてないケースがある。
そういう例がある、という事実を紹介してあるだけで救われる安心する人もいるんじゃないだろうか。
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11/15 ネット上で話題の一冊!
発達障害の「わかりにくさ」の理由を解説しつつ、
発達障害を直さなくてもいい、と語る一冊
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「重複」や「強弱」など、なるほどと思った。「この症状、言動があるから発達障害」と一概にいえないのが難しいところなので定型発達からのグラデーションであり、更に発達障害の中でもこの特性があるからこの障害と明確に区分できるものではないという考え方はそこからこぼれ落ちている生きづらい人達にとって救われるものではないだろうか。
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元々気になっていた先生の著作。
発達特性のある人も個性的な人もそれぞれが自分の事を理解し、自分の「普通」を生きていける社会になるといい。
自分の「やりたいこと」を生活の中心にして人生設計ができていればそれでいい。
やりたいことをして失敗するのと、やりたいことを我慢して失敗するのでは後悔の仕方が違う。
ボトムアップとトップダウン
苦手なことを克服するよりできることとできないことを検討し、補完する手段を考える方が生きやすい。
空気が読めない→気の合う少数の仲間とは上手くやっていける。ブレない強さや内容重視の考え方を生かす。「自分は主張が強いので、言い過ぎだと感じたら教えてください」とあらかじめ伝えておくのもいい。
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自分が発達障害かもって思っている人に読んで欲しい。
障害には強弱があることや、ADHDとAS両方を持ち合わせている人の存在についての章は大変興味深かった。
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微妙なケースを多く挙げているので、これは、、どうなんだ? 特別に支援が必要なのか? と考えさせられる。「ふつう」に合わせるんじゃなくて、行動の原因を探って、その人ごとに支援のあり方を考えよう、という話。理屈はわかるがなかなか大変。様々な特性と環境調整の考え方、例は参考になる。
個人的に、不注意な人は失敗にめげない(なので不注意がなくならないともぃえる)がツボ。
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ASという診断がつく、うっかりミスも程度問題。
とても役立った。
『自分のやりたい事を最優先させる。』
一種の自己啓発本のように読めた。
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発達障害を少数派の特性だと捉え直すことによって考え方や生き方が前向きになれると思った。
AS、Adの発達傾向を見て自分には発達障害の傾向は薄いように感じた。仕事の離転職の多さは偏った性格が原因のようだ。しかしASのこだわりの強さの特徴と似ている部分はあったので総量不変の法則【こだわる物の総量は変わらない】に則ってこだわるものが生活の質を向上させるものにするように意識的にしていきたい。