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終わってしまいましたね。作中と現実の時間の流れが違ってしまうからしまうから仕方ないのかも。番外編は、現実と同じ時間が作中で流れた前提での続編なのかな。なんだか、この先が期待できそうな感じがします。だったらいいなあ。
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終わってしまったのは悲しいけれど、みんな元気に旅立ったし、アライさんも見れたので良かった。大人になったすずも見たかったが。
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「でも世界は 果てしなく どこまでも 広い」
新刊だ!発売日知らなかった・・・。
最終話で旅立ちの話をする裏で誕生と死を扱うの、構成として素晴らしいな。
それで完結後に十数年後の番外編をやって、それも本編にぜんぜん絡んでなかった「すず」の義弟の話を語ってすずの当時と今を匂わせるんですよ。なんてこった。最高すぎる。
完結まで12年もやってたのか。それで作中3年か。それでいてけっこう簡単に作中時期が飛んだりする。
これくらいの時間感覚のお話も好きよ。
いい漫画だった。漫画がまた好きになる文句なしの名作だった。
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姉妹の時の移り変わり。いくつかの出来事を経て、少しずつ変わっていくそれぞれの姉妹の細やかな感情が丁寧に描かれていて、漫画なのに、それぞれの人間像が浮かび上がってきた。染み入る漫画でした。
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ついに完結してしまった。率直に言おう、『海街Diary』は僕にとって一生で唯一、発売日を心待ちにしていたマンガとなるだろう。
鎌倉で舞台にした4姉妹の物語は、4姉妹それぞれが自らの道を進むことでいったんの完結を迎えた。最終巻となる本巻では、本作の途中に登場する人物の思いがけない再登場も良いアクセントであり、その人物が語る「みんなそれぞれ新しい道なんだなあ」という言葉に全ては示されている。
意外だったのは本作の後日談となる「番外編 通り雨のあとに」であった。蝉時雨で始まった物語が、通り雨の後に終わりを告げるという点で、一つの円環が閉じられようとする感覚が強い。傑作『BANANA FISH』の後日談等のサイドストーリーを集めた『PRIVATE OPINION』でも明らかなように、こうしたサイドストーリーの面白さは、やはり吉田秋生の才覚であることを実感する。
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終わっちゃった〜Σ(゚Д゚) いい終わりだったから文句は無いけど。みんな幸せになるといいな。
番外編は予想外だったけど良かった。すずが置いてきた弟達のその後はなんだか複雑(+_+) 親がしっかりしてないと、割を食うのは子供なのね。智樹もおじさんとこ残れば、まともに育ったかもしれないのに。次世代海街はまだ二人しかいないのかな?
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店長,良かった.ちかちゃん,良かった.それぞれの旅立ちが爽やかに描かれていて,番外編も含めて一区切り感があった.写真集はじっくり見てみたかったので少し残念.色々な問題や悩みが今につながる,未来への展望と期待,そういう明るさの中で4姉妹や周りの人々すべてに光が満ちているようなそういう終わりで本当に良かった.
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「海街diary」シリーズ完結編
素直に星五つに出来ないのは心が汚れちゃってるからか…逝ってくるわ
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完結したけれど、良い意味で完結という感じがしない。それは多分描写がここまででも、四姉妹をはじめこの物語に出てくる人達が海街で生き続けているだろうなあという確信があるから(最後の番外編で時間を進めていたけど)。
吉田さんの作品は名作バナナフィッシュみたいな現実から離れたような設定でも、その世界がきちんと成立している所、人と人との関係の恐いくらいのリアリティを感じされてくれる所がある。海街ダイアリーは多分日常に近い世界で、それだからか、それだけでもないけれど人と人との繋がりの温かさと同時にちょっとした歯車のズレでどうとでも狂っていってしまう怖さ、人生というものを感じられる漫画だった。
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番外編「通り雨の後に」に登場した、大人になったすずちゃん。帽子の陰で表情は見えなかったけれど、きっと、美人さんに成長したんだろうなあ。
河鹿川のすぐそばを流れている小さな詩歌川。二つの川は決して交わらないそうだけど、いつか、見てみたいな。
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最後ちかちゃんに泣かされるとは。
勢いで、仕方なく、自分から…色んな選択を重ねてここに着いたんだなと。
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ついに完結!
姉妹たちは勿論、各キャラの人生が区切りのいいところで終わった感じ。まだまだ人生が続いていく様子も感じられて、良い終わり方だと思います。
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「喜望峰の風に乗せてThe Mercy」という映画を観終わって、町を歩いていて、このマンガを思いだした。 吉田の「行ってくる」という題の付け方にとても感心して、マンガの内容は端折るけれど、「行ってくる」に対して、「待っている」人や場所がある。マンガはそこがいい。それで覚えていたのだけれど、この映画では「待っている」けれど、「帰れない」。そこが辛い。どっちもあるよな。
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「細雪」みたいに、長く長く続く四姉妹の話かと思っていた。そう思った途端に終わってしまった。永遠に続く物語というのは無いんですね。
「人の幸不幸は、本人にしかわからへん」(73p)
「あーウマ。腹がへって、めしが食えるって、すげーことだ。幸せって、コレでいいんだよな。生きてるって、それだけで超ラッキーだ」(113p)
「お姉ちゃんも、もうどこにも行けるでしょ」
「は?」
「『うちでいっしょに暮らさない?』あの時すずにそう言った時から、責任があるって、思ってたんでしょ?もうすずは大丈夫よ。子育て終了!婚活上等よ」(156p)
あゝもう一度、広瀬すずが浅野すずになって、スクリーンに帰って来て欲しい。
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『海街ダイアリー』は、鎌倉で暮らす4人姉妹を中心に繰り広げられる人間ドラマ。
この漫画には、あらゆる年代の人が登場します。
この漫画を読んで思うのは、
「人にはそれぞれ特徴がある」ということ。
そりゃそうだろう、というツッコミは承知の上。
だけどやはり思ってしまうのです。
アイドルにいそうなかわいい顔の女子がいたり、
ある人から見たらブスと言われるような顔の子がいたり、
しっかり者のおねえさんがいたり、
大酒飲みのおねえさんがいたり。
金持ちの子で、さらにイケメンでもある男子がいたり、
ワアワアうるさくてどうしようもない関西男子がいたり、
心を表に出すのが苦手な鎌倉男子がいたり。
その子供たちを守るように存在する、
父親、母親、おばあちゃん。
近所のおじちゃん、おばちゃんたち。
海と山、寺のある街、鎌倉。
ああ、世の中にはいろんな人がいるなあ。
みんなそれぞれ、特徴があるなあ。
ああ、この人はあの人が好きなんだな。
このおじさんはおばちゃんのことが好きなんだな。
誰かが誰かを思う気持ちが、
物語のそこかしこにあふれている。
その気持ちにふれるたび、
読者の心は震える。
なんでもない人たちの、
なんでもない日常。
「すごくなくていいの」
「無事に帰ってきてくれれば」
作中のある人物が言ったセリフが、
この漫画のすべてを物語っている気がしました。
すごくなくていい。
ただそばにいてほしい。
そばにいてくれるだけ、
ただそれだけで幸せなの。
そんな彼女の思いが、
私の胸を熱くさせる。
『海街ダイアリー』は、
そんな物語でした。