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図書委員の二人が謎を解く連作短編集。
付属のしおりが、図書貸し出しカードを模してておしゃれというか気が利いている。目に入って「おっ」と声が出た。
人は死なないけど、日常系って括ってもいいのかは良くわからない。
図書委員らしく静謐な感じが好きです。古典部の面々よりは落ち着いた二人です。
良質な、という単語を頭に付けたくなる一冊。
並行して読んだ「天冥の標」のようなわくわくドキドキ先が気になる!という本もいいけど、落ち着いてゆっくり読める本を手に取る幸せを感じるお話です。
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切れ者男子二人の謎解き。
お互いがお互いを補いながら、サクサクと推理が進むので面白いです。
それでいてほろ苦いなにか。
ひとつひとつは短編小説。でも後半に進むにつれてぐいぐいときます。
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図書委員のふたりを巡るミステリー。★7つにしたい。
うわああん切ない・・・!!!
なんてすごい連作。
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再読。続編楽しみだなー。
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【再読】終盤のやりとりを思い出したくて「昔話を聞かせておくれよ」と「友よ知るなかれ」を少しだけ読んだ。
やはり「もう少し、ただの図書委員でいてくれないか」の台詞が好き。何か言わなくちゃ、でも友人を傷つけたくなくて、それでもどうか立ち止まってくれと言う切なる願いがあって…。
ところで
”謎解きをして真相と犯人がわかったからと言って、それをおおっぴらに公衆の面前で指摘することの罪深さ”
というのは米澤先生の探偵に対するテーマなのかな?
小鳩くんや大刀洗さんの登場作品でも触れられていたような記憶がある。
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殺人とか出てないので,怖がりでも大丈夫ですよ。
少し泣けるかも・・・
短編小説なので本が苦手な人でも良いのでは?
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高校生図書委員の謎解き6話
題名が以前から気になっていて読んでみましたが残念ながら期待ハズレでした。
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少し大人びた図書委員の二人が、高校生活の日常で様々な謎に触れ、協力して解決しては少しずつ仲を深めてゆく。
連続短編の形をとっており、気軽に読み進めることができるが、物語が進むにつれ、隠れたストーリーが顔を出し始め、読者を最後まで飽きさせない。
全編にわたって爽やかな空気感が感じられ、読後感も気持ちの良い小説だった。
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ラストシーンをどう捉えるかで印象が全然変わりそう。私はいやなところで終わるなあと思ってしまい、実に米澤穂信っぽい終わり方だった。この癖になる後味ね……。図書委員時代を思い出して懐かしかったりと面白かった。
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米澤穂信さんらしさ全開、ノンシリーズの高校生ミステリタッチな物語。ページをめくる手が止まらずあっという間に読了…もっと読みたい!ここで終わりなんて、もったいない。続きお待ちしています!
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よくできた鍵にまつわる推理ものの短編集です。謎解きものは先が気になって仕方なくなるもんだけど、短編集だとすぐ謎が解けて先が気にならないなと思っていたけど、最後の2編は寝る間も惜しんで読みました。
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・高校生男子2人のバディもの。2人のキャラの違いがポイントかな
・米沢さんらしい日常の謎系。タイトル通り、本が物語の鍵になっているのが面白い
・やっぱりビター
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似た者同士の推理青春ものと考えていたが、事件性があるようでどこか自然に起こりそうな、でも起こらない事件に遭遇できる作品。
それぞれの知識、閃きと共に少しの違和感が伏線になっている時の喜びなど楽しめました。
続いて特徴はわかっていくものの、少し1つずつで一呼吸置きたくなるのはまだ慣れてないからかな??
性格の少しの差、境遇
やばい時にこそ堂々たれは納得する。
与えられた情報を組み合わせて展開するのは尊敬です。
最後に題名に納得
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面白かったけれど、穂信さんの作品の中では可もなく不可もなくという感じだったかも。本好き、特に学校の図書室にフェティッシュな興味をもつ向きにはこたえられない作品かもしれない。
月極駐車場に誰がなぜお金を払い続けていたのかということについて納得する理解が得られなかった。どなたか教えてほしい。
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名探偵と相棒。まさにホームズとワトソンのような役割分担で、2人の少年が謎を解明しついくような雰囲気だと思わせる第1話。しかしその後の展開を見ていくと互いに不足している部分を補う探偵資質を持った2人だとわかった。
最終話では皮肉屋で大人びた松倉の弱さも感じさせながら、理想と現実の間で揺れる友情が描かれている。
「理想と現実」確かにとても難しい問題だと思う。
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最初は少年探偵かと思っていたのですが、
読み進めるうちに、心臓バクバクしてきました。
この後もシリーズで続くような始まりだったのに…そうか…寂しい
でも面白かった