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ここまで、自分に正直に生きる事ができない。嫌、しないのだろう。結婚し、子供が出来れば、自分のやりたい事のみを追求する事は、破局を意味する。純粋に生きる素晴らしさと、難しさを思った。どっちも良いと思う。正解はない。折り合いをつけて生きる事もまた、良し!
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もう3年以上経ってるけど、読んでみて、まだやっぱり辛い。
本当に太陽みたいだったけいさん、課題だけ与えて、先に逝ってしまったのずるい。
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2015年に滑落死した登山家 谷口けいの生涯を、関係者へのインタビューを基に、人との関わりという切り口で再現して書き込んでいる。かなり筆者の主観の入った内容ではあるが、関わった人々の感じたところ、という立ち位置でうまく処理している。
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山ヤでけいさんを知らない人はおらず、また憧れの存在であるのですが、本書を読んで、またプロフィールをしっかり見ていくと、改めて彼女の凄さを思い知り、登山家として、そして人間としてめちゃくちゃカッコいいなーって思いました!
本書はけいさんの自叙伝ではなく、元登山パートナーの大石さんが多くのインタビューや当時の思い出の回想をまとめたものですが、けいさんの魅力がぎっしり詰まった読み応えのある立派な一冊でありました!!
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2度目の読了となります。
山登りをしている身でありながら有名な登山家さんをあまり知らない私ではありますが、平出和也さんがシスパーレの未踏ルートを登られた際のテレビ番組を拝見させて頂いた際に、平出さんが谷口けいさんについて語っていたことで興味を持ち、この本を手に取ってみたのが、この本との出会いです。
読んでみるとけいさんが輝き放つ太陽の様な存在で、触れ合った人たちを暖かくしてくれていたのがよく伝わってきます。
そしてそれらの人々にとってどれだけ大切な存在だったのか。。。
けいさんの事をあまり知らない方々に読んでいただいたとしても、けいさんのひたすらに真っ直ぐに前を向き、今この瞬間を精一杯生きている様子には山登りとは関係なくとも見習いたい姿勢と思えます。
また再読したい一冊です
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何度か胸を熱くしながら読みました。なかなか個性的で、優秀な登山家ですが、遭難したとの報道があるまで知らない方でした。シスバレーの平出さんの番組も見ましたが、山頂での彼の行動には少し違和感を覚えていました。でも、それほどまでの人だったのでしょうね。この本もすごい熱量で書かれています。私には少しついて行けませんでしたが。最後の安倍信者の野口健の解説は読みません。
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登山を趣味としているので、登山家の生き方に興味を持ち、お名前を存じ上げていた年齢も近い谷口けいさんのこの本を手に取りました。
読み進めていく中で、自分が普段行動しているエリアや、よく知った人々が次々に登場してきて、けいさんの人生が自分の近くにあったのだと感じました。
けいさんが残してくれた言葉を、時々思い出しながら、私も精一杯今を生きようと思います。
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谷口けいさんを知ったのは登山中のトイレはどうするのか調べていたときで、お花摘み(トイレ)に行ったきっかけでの滑落死されたというのと、どうやら登山の業績もすごい人らしいので興味を持った。
おそらくすごい山に登ったことも書かれているけど、その山々に登れたか撤退したかはあまり興味が持てなかった。どうして死ぬかもしれない困難な山に登ろうとするのかという動機が知りたかった。彼女の仲間の実力のあるプロの登山家の人たちもたくさん亡くなっていた。結局、死と隣り合わせで山に登る気持ちは全然理解できなかったけれど、谷口けいさんが登山も含めて冒険をすることで成長し続けていたこと、それを楽しんでいたこと、どう良い人生を生きるかを真剣に考えて実際に行動した人だったというのはよく分かった。
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女性初のピオレドール賞受賞者
アルピニストというより、何でもチャレンジしてみる凄い人だったんだな、というのが分かる。
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人を惹きつける人、どうやら居るようで。
なぜ途中で、というのは言っても仕方のない事とはいえ惜しい。
関わった人の多くがこの方の魅力に引き込まれ、影響されている。
使いたくない言葉ではあるけれど、みんなの中に生きている のかもしれない。
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【太陽のかけら】
アルパインクライマー谷口けいさんの軌跡
を描いた、大石さんの著書を読みました。
私は自分が登ること以外にあまり興味がなく谷口けいさんも名前くらいしか知らなかったんですが、ラジオで紹介されてるのを聞いて、読んだ方がいい気がしてポチりました。
野口健さんはじめ多くの方が寄せるトーリーから想像するけいさんの姿は、まさに太陽そのもの。そしてその太陽のかけらが多くの方の心の中に残っているのだ、ということを色濃く感じました。
アルパインクライマーとしての技術や、考え方など参考になることももちろんありましたが、そういうことじゃなくて、けいさんの生き様がとにかくすごくかっこよくて、生前に本当にお会いしてみたかった。。。
とにかく圧倒的パワーで光を放ち、人に影を見せず、一瞬一瞬を欲張りに生きる。
人としての強さをすごく感じたし、すごく意識してたんだろうなぁ。
会ったことも見たこともない方なのに、けいさんの熱を受け取った人からのパワーだけでこれだけ強いものが書けるなんて。原液どれだけ濃いの!って感じ。
けいさんの人生をトレースしたい。
魂の中の種火に油をバケツいっぱいひっくり返されるような本でした。
自分を信じる心、未知への好奇心、仲間との絆、夢を持ち続けること、常識の向こう側へ飛び出すための勇気(これはけいさんの言葉)
大切にするものがたくさんありすぎて大変だけど、迷った時にけいさんならどうするかな。と考えられるように、今まで以上にもっと欲張りに強くカッコ良く生きていきます。
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「アルパインクライミング界のアカデミー賞」ともいわれるピオレドール賞受賞、世界でたった一人の女性、谷口けい(桂)さん。
友人の一人がまとめた彼女の軌跡。友人だからこそ取材可能であったであろう、幼少期の話、親との不調和、貧かった時代の話、恋愛話、等。もちろんメインはクライミングやアウトドア、関わる人々とのコミュニケーション話と山々の情景。
43歳黒沢岳で滑落。『太陽のかけら』彼女を想起させるタイトルでした。