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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙にバイオリン以外きたーって思わず言ってしまった巻です
武田先生は、1巻の時も思ったけど
絶妙のタイミングで手を貸してくれる先生(大人)だ。
青野父は・・・親としてはだめだろうって感じなのとは対照的だ。
そのうち実際に対峙するのかはまだ不明ですけど。
青野くんも佐伯くんも事情には何の責任もない。
ただ二人がそういうあり方になるには早い気もしたし
簡単には・・・って思うけれど、
まあ、これはこの作品で長引かせてもなな内容なので
これでよしなのでしょうけれどね。
立石部長の高校最後の夏の風景が
とてもしみじみきました。
(蝉も含めて・・・高橋先輩の蝉は怖い)
1年組のお祭りもこれはこれで青い夏でしたね。
山田くんの話も聞けたし。
早朝に青野くんがユーモレスクを弾くシーンは
とても心にきます。
原田先輩の語りも素敵でした。
余談ですが
ちびあおのくんのスキップシーンにきゅん。
高校生青野くんには特に萌えはないのだけれど
時々でてくるちびあおのくんにきゅんとくるのは・・・
何故だろうか
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佐伯との因縁を知ってしまった青野。
青野の人生ってヴァイオリンで成り立っているようなものなのだけど、だからこそ嫌な思い出だったり苦しい過去もヴァイオリンと結びついているのは悲しいね
青野も本心では好きなヴァイオリンをただ弾いていたいという純粋な気持ちを持っているのに父親絡みの思い出がそれを許してくれない
そのもやもやした苦しさを解消し、単純にヴァイオリンと向き合うためには一度佐伯ととことんぶつかる必要があったのだろうね
ただ、それは散々悩み律子からの応援を貰った青野だから見つけられる解決策なわけで。青野から感情の濁流をぶつけられた佐伯は謝るばかり。
佐伯は佐伯で自分が青野の家庭環境を壊してしまった負い目をずっと背負っていたのだろうね。だからすぐには青野と同じ様に自分の本心をぶつけることは出来ない。でも、青野が極限まで自分の本心を明かし、更に佐伯の本心を明かすよう迫ることでようやく佐伯も純粋なヴァイオリンへの欲求を明かす
ヴァイオリンが巡る因果で結びついた二人は結局ヴァイオリンを伴って並び立つ道を選ぶ。
心に滞留していた苦しさを解消した二人の演奏は見違えたようになる。ただでさえ、高い実力を持つと評されていた二人が同時に全力を出せるようになれば周囲がそれに付いていくのは至難の業。
そうして、青野と佐伯は競い合うように演奏技術を上げていくのだけど、再テストで青野は改めて第2プルトの表と決まる。鮎川が言うようにこの巻だけで青野の成長度合いは凄まじいものがあるね
次回は遂に演奏会か。青野や律子がこれまで積み上げてきたものをどれだけ表現できるのか、そしてこの作品はどのようにそれを読者に伝えてくるのか。楽しみだね
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そういう表と裏だったのかとショック
同じ学年だから、最初から裏切ってるのこわいな
父の事情、感情も知りたくなる
お友だちと向き合うのはほんとに恥ずかしくて勇気がいるけど、みんな頑張ったなあ
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主人公によるエディプス・コンプレックスの克服、夏祭り、再テストなど見どころはたくさんありますが、クラブと予備校だけの部長の夏休み(夏の居場所)といったエピソードが好きです。
繰り返される日常の独白、強い日差しの表現(木漏れ日、夕陽)などにぐっときます。
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想いを音にのせていく――定期演奏会の再試験を前に、ライバルの佐伯からある事実を告げられ戸惑う青野。ブランクによるスランプ、ライバルへの焦燥、父親へのトラウマ。様々な悩みを乗り越えた青野の演奏に変化が現れる――!(Amazon紹介より)
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1つの山を乗り越えた青野が眩しい。
とうとう定期演奏会。
リーダーシップが素晴らしすぎるということは、良い子すぎる側面があったということ。本音でぶつかることを覚えた原田先輩だからこその強さ。
りっちゃんの回顧に涙腺ヤバイ。
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「他人を理由に辞めるのは許さねえぞ!」
私も良く、プライベートでも仕事でも
相対評価として他人と自分を比べてしまう。
相対評価の対象を昨日の自分や去年の自分と比べる事ができた時、自ずと成長を感じ、時間の大切さを学び、世界との繋がりを信じれる。
そんな学びがある巻でした。
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祭りで『佐伯くん』が金魚すくい初めてなのに上手なのがすごっと思いました。しかも1度に3匹!ピースしてたのが可愛かった。でも負けたんだよね。
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佐伯と青野のわかりあう場面素敵でした。
前日の原田と立石部長のスピーチ泣きました。音が聴こえてくるようです。
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「好きだから楽しい」には直結しないよね。
身の回りにあるものすべてを己の血肉にするんだ。
音色のイメージを明確に。
心の音をひとつに。