消えたフェルメール
2020/01/18 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
朽木ゆり子さん。消えたフェルメール。とてもスリリングで、楽しめる内容でした。本物を是非見てみたいです。
投稿元:
レビューを見る
「合奏」盗難を中心に据えながら、フェルメール絵画の流転、フェルメール研究の歴史にもコンパクトに触れてある。
入り口で読んでも、ある程度フェルメールについての知識を持った段階で読んでも、いずれも充実感の得られる好著。
2018.10.10 第1刷 帯付き
投稿元:
レビューを見る
フェルメールにはミステリーがよく似合う。過去の盗難事件を考察することで、改めてフェルメールの魅力を知ることのできる一冊。
投稿元:
レビューを見る
そもそも、絵画が「人質」になり得るのは、優れた芸術品は社会全体にとって貴重なもので、それを破壊するのは一種の蛮行で、その芸術品を鑑賞する機会を失うのは社会にとって大きな損失だ、という考え方が社会に浸透しているからだ。しかし、「絵画誘拐」には人身誘拐ほどの結果でも明らかなように、破壊されても修復できるケースも少なくない。つまり、この種の動機で絵画を盗んで、自分の目標を達成しようと思っても、成功するチャンスは少ないのだ。(p.113)
投稿元:
レビューを見る
2022/2/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2023/10/16〜18
30点前後しかないフェルメール作品のうち、盗まれた「合奏」、「恋文」、「ギターを弾く女」、「手紙を書く女と召使い」に関する盗難の様子やその後がまとめられている。無事であることを祈るのみ。