#平成生まれは知らない 昭和の常識 みんなのレビュー

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投稿者：野間丸男　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

平成が終わる前に、昭和を振り返ってみるには、最良の本

「昔はよかった」とよく言うけど、本当かな？
昭和世代が平成世代へ受継ぐ内容が、てんこ盛り！

体験したヒトなら、自らの体験を含めて話ができるし、
知らないヒトでも、それなりに話ができる。

昭和の暮らし、昭和の社会問題、昭和の仰天ニュース、昭和のトレンド・・・
「神風タクシー」「汲み取り便所」「集団就職」「交通戦争」「炭鉱事故」・・・「夢の島」

そう！「昭和の常識」を“今”語り継ぐために！

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

終戦直後から昭和40年代くらいまでの生活史で、「昭和の常識」という表題は意味不明。また「平成生まれは知らない」どころか、私も聞いたことがある程度か知らない話がほとんどでした。
　例えば、神風タクシー、混雑率300％の通勤ラッシュ、し尿の垂れ流し、集団就職、交通戦争、炭鉱事故、売血、狂犬病、喫煙天国、寿産院事件、在日米軍の非道、夢の島のハエ騒動、首都圏国電暴動、ジョニ黒、団地がトレンド、伝書鳩等々。逆に、高度成長以前のなんとも言えない時代の雰囲気が分かり面白かったです。

　そう言えば、私が子供の頃は立ち小便やゴミのポイ捨ては日常の風景でしたし、タバコに囲まれた生活だったなあと思い出しました。道路の水たまりにオタマジャクシが泳いでいました。田舎に帰れば恐怖の「ボットン便所」で、怖くて便所に行けず便秘になったものです。
　ところで、「サザエさん」は、時事ネタが多く、昭和20年代前半から昭和40年代後半までの世の中の息吹を感じるには最適の教材とのことで、父が愛読していた理由が分かりました。