紙の本
犯人当て
2023/07/03 04:30
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人が怪しいというのはあるけど、ヒントもあったけど、寒川医師がもっと早く出てきてないとフェアじゃないかなぁなんて思ったり。
凄惨な過去に彼女たちはどれだけ苦しめられなければならないのか、典子はもう少しで幸せに手が届くところだったのに…
生き残った彼女たちが今後仲良くできるといいな。
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「もう会わない」と宣言してきた友達がその直後に殺される。そもそも1年に1度しか会わない友達。ワケありありで、次から次へと「えーっ」な展開。主人公の周りは嫌な奴だらけ。特に担当刑事、いっぺん逝ってしまえ(笑)。コイツのあまりに不愉快な物言いのせいで頭に血が上りつつも途中で止められなくて一気に最後まで。
悲惨な話なのですが、痛々しい描写も露骨ではなくて助かりました。登場人物に共感を呼ぶ魅力的な人がいればもっとよかったのですけれど。私の推理はろくに当たらない。本作でもやっぱり当たらない。そこには辿りつけんやろっ。
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いやぁ、犯人わかるわけないわ。
なんか無理やりだなー。
素材的には好きなんだけど、ストーリーがちょっと残念。
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じっくりじっくり進んでいって、さぁクライマックスと思ったら犯人がまさかの斜め下から登場。ヒント少なすぎ笑
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20年前の事件、胸クソ悪すぎ。
大人になった朱里の職場も周りもムカつくヤツばかり。
その上、共感できる登場人物が一人もいないので読み終わって疲れた。
なので☆2つです。
犯人は意外というより、今まで放置だったのに急にしゃしゃり出てきたよね。
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過去に同じ事件にあい、その事を知られないように暮らしていた2人の女性。
1人が脚光を浴びた事で、事件に関わった人々が次々と殺されていく。
いったい誰が彼女らを。
過去から逃れられない人々の悲しい話
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帯に惹かれて購入。
終始、重たい気持ちで読んでいました。
登場人物のほとんどが、闇を持っているんじゃないかと思うくらい、いい人がそんなにいませんでした。
20年前の事件だけでもお腹一杯なのに不倫やら、嫉妬やらドロドロした事柄がふんだんにあるので、良い意味で不愉快な気分になり、面白かったです。
物語の構成としては、主人公の朱里の視点と刑事の憲吾の視点が交互に進行していきます。
「あなたは犯人を見破れるか。」というキャッチフレーズで、予想もつかない犯人と宣伝されていますが、色々警戒していた分、あまり驚きはありませんでした。たしかに予想はつきませんが、最後の方で、色々な真実が登場してきて、それまでの犯人につながる情報がそんなにありませんでしたので、これってアリ?と思いました。複雑な家庭環境がこれでもかと登場するので、一筋縄ではいきません。無理やりな感じかなとも思いました。
最後は、希望の光がともされたような表現でしたが、それまでがずーっと重たかったので、そんなに明るく変換できませんでした。イヤミスの分類に入るかなと思いました。朱里には、乗り越えてほしいです。
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「予想もつかない犯人」との帯の文句にひかれて読んだが、最初から明らかに怪しい人物が犯人だった。
怪しいと思わせておいて、裏をかくのかな?と思ったら最後に急にしゃしゃり出てきて、拍子抜け。
続きが気になってどんどん読んでしまったが、全体的に不快な人物描写が多く、救いがなかった。
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2020年3冊目
過去に忌まわしい事件の傷跡を持つ朱里。同じ事件に巻き込まれた典子が結婚するという話から封印した過去が明るみになっていく。
犯人や被害者たちの家族構成から登場人物たちの人間関係が展開していく。最後の方の直接犯人に結び付く人間関係は突飛な感じもしましたが、展開が気になってしまい、一気読みしてしまいました。そして最後の犯人の動機が身勝手すぎる。
主人公の朱里は過去の事件のせいか、まわりに本音を見せない。自分だけが不幸だという生き方をしてきた様なひと。
上司の細川は最初は凄い嫌みなひとっていう印象だったけど、彼女自身も朱里ほどではないけど悩みを抱えてるって知り、朱里への態度が不器用さから現れる彼女への励ましってわかった時は、ホッとしました。
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この作者のミステリー作品は初めてでしたが、新聞の書評で気になって読んでみました。
本作は、過去にいわくつきの事件に巻き込まれた主人公とその友人を中心に展開されていきます。2人の関係が何なのか?謎でしたが、物語の途中で明らかになり、そのいわくつきの事件がきっかけで、20年の時を越えて新たな連続殺人事件が発生し、その真犯人は誰か?という展開です。
最後まで読むと突飛な展開はなく、辻褄的に合っている展開で納得感のあるストーリーでした。
別の作品も読んでみようと思います!
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ラスト30Pで明かされる犯人、と帯で煽ってるけど、確かにそこまでは全く予想もしなかった人物が犯人ではあった。予想を裏切られた感よりは、その展開では予想できないとお手上げの感が強かった。もう少し、伏線があると(読み取れていないだけかもしれないが)終盤のどんでん返しも楽しめたと思う。
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ラスト30Pでどんでん返しにとする為に、最後の犯罪中にしゃべさせ過ぎ。伏線は回収出来ているが、かなりこじつけ。+◯別解釈とか。ゆきこが平仮名表記なのにかなり違和感が有るも、先読み迄はしなかった。まっ、読み切らせる力はあるが。
誰もが不幸を抱えている。不幸の押し付けはやめて
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過去の出来事から生まれた冷たい手にずっと苦しめられてきた朱里。苦しんで苦しんで最後の最後にタイトルが沁みてくる。
それにしても狂った人間の考え方には恐怖を抱く。これはトラウマになるし、考え方、行動に影響が出て上手くいかなくなる悪循環が起こるのも無理はない。でも他人事でいられるとは限らない。いつ理不尽な目にあうかは分からない。穏やかな日常を望む。
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主人公はわずか30年ほどの人生だが、どれだけ長い辛い暗いものだったか想像も難しい。現実的でもあり、自分の身には起こらないだろうとも思える内容だった。
子供の頃の酷い体験に同情するが、それを全ての言い訳にしてはいけない、という言葉をよく聞くような気がするが、私はそこまで強くない。同情するし、それを言い訳にしても他人にとやかく言われる筋合いはないと思う。
主人公の未来が明るいものであって欲しい。
また水生さんの小説を読みたい。
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犯人は想定外だったけれど共感できなかったなぁ。過去から逃げることしかできなかったけれど真面目に生きてきた被害者たちが悲しすぎるし犯人の非業ぶりには目を塞ぎたくなる。
誰も幸せじゃないストーリーは読んでいて辛い。