和を以て貴しとなす
2019/04/28 16:18
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
働き方改革の目的は組織としての生産性の向上、つまり組織の変革であると考える著者が、相互理解や共感、さらに女性活躍推進の考え方等を通して、限定合理的な感情人としての個人の欲求と企業の成果創出の追求の実現とのバランスの重要性を説いた真っ当なビジネス書。
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国の働き方改革は「for One」によりすぎているから、企業は「for All」としての統合軸を強めねばならないという内容。
手段が目的化しないよう、常に大目的を意識し続けることが企業経営においては大切だと思った。
また、一発事業といて大きく当てた企業はその”余力”で「for One」によった働き方が可能になっているという内容は面白かった。
要するに持続的な成長を望みたいのであればやはり「One for All,All for One」を実現するしかないというメッセージだと思う。
でもそう考えると、一発あててその余力で「for One」によった働き方をして、社員が幸せ。
また一発当てて、そ余力で。。
という風に続けば企業も成長するし、社員も幸せという状態が続くのではないか。とも思う。
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「働き方改革」という言葉をよく聞くようになった。
「残業時間を減らせ」「もっと休め」から始まり
「働き方改革のためのネタを出せ、考えろ」と言われる日々。
「働き方改革」とは何なのか、何のために行っているのか。
ただただ流行に乗り遅れないがために、何か「やらされてる」感が否めない。
そんなことを感じて読んだのがこの本。
「働き方改革をした」と言うことが、いつしか目的となってしまっていて、
何のためにやっているのか、わからなくなってきたり、
「改革」のつもりで変えたことが「改悪」になったり。
なぜ、こんなことになってしまったのか、と思う方に
ヒントを与えてくれる本だと思います。
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働き方改革は組織改革
組織としての生産性の向上
金銭報酬や地位報酬から感情報酬へ
承認、貢献、成長、親和
チームの人数が増えると関係性の数が増える
残業は原則45時間以内
22時以降の残業は禁止
→20時ごろが作業のピークとなる
→良いものを短時間で作る能力
→人件費1円あたりの粗利
デザインアドレス
組織図を意識した限定的なフリーアドレス
自分株式会社を意識してポータブルスキルを磨く
対課題力
対自分力
対他人力
これからは自分で磨かないと教えてくれなくなる時代
従業員は時間・経験・スキルを会社に投資する投資家
女性と企業のエンゲージメントを高める
ワークスタイルオプション制度
有休消化
属人化したスキルの標準化から
多様性を統合する会社のメッセージ・大事なもの・方向
テレワークの難しさ
個人の働きやすさ便利さの重視
組織の成果創出の追求を両立
副業
本業をしっかりとやってから
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現在の会社は、働き方改革を実施していて、社員にやさしい会社を目指している。
だがそれを実現するために、労働強化や現場を無視した休みの強要で、実体は見せかけの働き方改革となっている。
働き方改革について、そういうのを目指してはいけないことを記している。現実と目指すべきものを、考えさせられました。
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「間に課題が生じる」
・上司と部下との間
・経営層と上司との間
・組織のシステムと働くメンバーとの間
・会社ミッションと働くメンバーの動機との間
・社会のシステムと会社との間
人や組織が悪いと捉えるのではなく、「間」。分かりやすい。
#モチベーションドリブン #読書記録2019 #読書記録
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1.目的
世の中の働き方改革に疑問を感じる中でモチベーションをどうあげらるかヒントを得たい
2.得られたこと
組織活性化にはモチベーションドリブンしかない!という強いメッセージはその通りだと思う。そこから外れた環境になると、人は去っていく。いくつも経験してきたことと当てはまる。
これまでの働き方改革のダメさ加減をよく説明してくれておりスッキリした。
3.アイデア
今のフラット組織に欠けている要素を埋めていきたい。
人材育成には「ポータブルスキル」の観点を加えたい。
One for all, all for one.
All for oneの視点をしっかり持とう。
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One for all, all for one
最も大事なのは従業員のエンゲージメント
組織は個人の集合体ではない
要素還元できない協働システム
従業員の欲求充足と企業の成果極大化の
同時実現が重要
エンゲージメント=相思相愛度
大切なのは自社の組織の課題の把握
他社の成功事例が通用するわけはない
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アイカンパニーという考え方は非常に面白い。自分自身を会社に見立ててどう経営して伸ばしていくか。自分のキャリアについても視点を変えてくれるいい本。
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文喫でサラッと。
リンクアンドモチベーション小笹さんの書籍。自社の課題を見つけるのは自分たちだし、モチベーション向上は最強戦略であることは不変的な事実。
従業員は家族ではなく投資家という考え方に納得。離職者に対しても傷付かず感謝の気持ちで終われる思考法。最終章のモチベーション症例は見ていて当てはまりすぎる。特に「既決感疲弊症」は蔓延していそう。