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不穏な空気が漂いながらも、しっかり笑わせてくれる
2019/07/08 08:49
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投稿者：しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり伝記の本でも触れられることの少ない、北畠滅亡に雑賀衆との戦い…。
歴史上ではマイナーな出来事かもしれないけれど、信長を語る上では欠かせないエピソードを、さらっと触れて終わることなく、しっかりと描いてくれています。
前巻の光秀の受難といい、織田軍の連敗といい…少しずつ不穏な空気が…。
それでも暗くなりすぎないのは、やっぱり千鳥や帰蝶のボケと、程好い解説ツッコミのおかげかな。
蘭丸と謙信が出会っていたというエピソードは、どこかでチラッと聞いたことはありましたが…実際にこうしてマンガにしてみると、その展開はギャグチックですね笑
謙信がこんなに酒好きだとは知らず、信長の危機がまた１つ訪れようとしているのに、雑学的なエピソードのおかげでほっこり笑わせてもらいました。
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