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最後の話が泣ける
2019/05/26 18:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
坂口安吾の小説は「不連続殺人事件」しか読んでいなかったのですが、他にもまだ推理小説があったのですね。しかも、丁寧に「読者への挑戦」付きの話までありました。
時代が時代なので読みにくさはありますが、短編ということもあり、そこまで体力はいりませんでした。
内容としては、「これは推理小説か?」というモノもありましたが(二つ目の話とか)、楽しかったです。
久々に巨勢博士に会えたのが楽しかったですね。まさか、不連続殺人事件の後も、短編で活躍していたとは。
元奇術師の探偵も出てきて、この人には好感を持ちました。
何となく、昔からある“ザ推理小説”という流れではない話が多いことに、驚きました。南京虫やアンゴウは、ホロリとする場面もありました。
個人的には、アンゴウだけでも、星5つ付ける価値ありと感じてしまいました。
近代日本文学を代表する作家の一人、坂口安吾氏の奇妙な作品です!
2020/05/27 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦前・戦後に活躍された近代日本文学を代表する作家の一人である坂口安吾氏の作品です。内容は、主人公の伊勢崎九太夫が、ある日二人の麗人から奇妙な依頼をうけます。心霊術の実験に立ち会ってインチキを見破ってくれというのです。九太夫は今は旅館の主人だが、もとは奇術師で名の知れた名手であったので、そういうことは朝飯前なのです。九太夫は「タネも仕掛もある心霊術実験会」と称して、奇術師の立場から術を用いて心霊現象の数々を巧みに実演してみせます。果たして、この実験会はどうなっていくのでしょうか。続きは、ぜひ、同書をお読み下さい。
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