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火崎さんにしては珍しくどっちもひどいところがない
2024/02/10 00:33
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の貿易商船が沈んだことで没落男爵令嬢となり、雇ってくれた侯爵令嬢に恩義を感じて料理人兼コンパニオンとして仕えていたヒロイン。
お嬢様と家庭教師の密かな恋を応援していたが、お嬢様と他国の公爵との婚約が決まったことで二人の恋のために入れ替わることに。
すぐに入れ替わりは露見するものの、彼女の料理や貿易知識、人柄を気に入った公爵に雇われることになり。
言葉の足りない公爵との身分差ロマンス。
ヒーローが朴念仁で、ヒロインの着替えに配慮しなかったことで使用人夫妻からも祖母からも叱られるところが可愛くて笑った。
一応飯テロチートで胃袋掴む系テンプレなんだけど、食材名や調理法、調味料なんかに和食材を使わないとか文化的に無理のない範囲で出してくる辺りが火崎さんの実力を感じる。
いつもの聡明で芯が強い火崎さんのヒロインで安心感もある。
ヒーローは言葉が決定的に足りないので何度もヒロインを傷つけて不安にさせるものの、えっそこまで無自覚だったの?というくらい自分の気持ちに鈍感で驚いた。
それに、言葉は足りなくとも傲慢でも非礼でもないし、ご無体も勘違いもないので火崎さんヒーローでもわりと善人寄り。良作でした。
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