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シリーズ2作目。
今作のテーマはDNA鑑定。
自分の息子が実は生まれた時に他の子供に入れ替わっていたと言う手紙を産婆から受け取り、その相談をおゆうがうけたところから始まる。
現代のDNA鑑定を行い、入れ違いが行われていないことを早々に掴んだおゆうだったが、なかなかその事実を江戸時代で証明できずにいたところ、その入れ替わったのは実は御落胤だったと言うことから、さらに騒動に陥る。
前作に比べ、おゆうの活動は抑えられている。そして、前作で気になっていた優佳の現状についても説明があり、前作からの疑問はかなり払拭された。
おゆうの想い人であり、相棒である伝三郎の動きも今後気になるところ。これは続編まで読んでしまいそう…
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大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、2作目。
キャラや時代設定はもちろん、ミステリ展開においても1作目からきちんと出来ていたので、2作目の今作も安心して楽しく読めた。現代の技術で得た証拠を如何に江戸の世界で証明するか、面白い趣向で楽しみながら読めマス。ご都合的な展開もあるにあるけど、江戸時代においては瞬間移動としか思えないトリックに思わずナルホド、と手を打ちマシタ。
おゆうと伝三郎の関係は1作目からあまり変化はなかったけど、それも含めて、今後に大いに期待したいシリーズです。
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本シリーズは、何かと”やきもき”させられるが特長である。理由は次の通り。
・江戸時代の事件を現代技術を使って、「こうすれば解決できるな。」と想像できるのだが、その根拠を江戸時代の人に言わずに伝えなければならないため、「ああ、そうじゃないよ~」と”やきもき”する。(例えば、指紋が一致するとは言えないのである)
・現代からインターネットで江戸時代に起こった事件を検索して結果が分かっているのだが、その結果とは別の方向性にストーリーが進んでいくので、これまた「やきもき」。
・主人公は、現代から江戸時代に来ているのは、自分一人だけだと思っている。またまた「やきもき」。
本作は、現代に生きる主人公おゆうが江戸時代に自由に行き来できるタイムトンネルを使って事件を解決するミステリーで、シリーズ二作目となる。一作目は、壮大なトリックに感心したが、本作はやきもき感があるものの、トリックは小粒で肩透かしを食らってしまった。
ただ、個人的には本シリーズは気に入っている。現代と江戸時代を自由に行き来できるという他にない設定なので、先が予測できない楽しみがあるからである。
重い読書の合間の気分転換できる本としておススメである。
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2018年1月末現在までの刊行巻のうち直近に読んだのが本書。田舎の書店には新刊も古本も置いていなくて…順番バラバラ。
で、本書がいちばん楽しく読めた気がする。
明け方に目が覚めてしまったとき、いつも詠みたくなったもの。
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小間物問屋の主人から、息子は本当の息子なのか
調べてほしいという依頼をもらった主人公。
しかしそれが、まったく違う方向へと進んでいく。
調べてくれと言われても、親子ですよ、と
知らない人に言われても…な江戸時代。
現代であろうとも、証拠を出してください、と
言いたい疑問ですから。
でもまさかこんな所にまで事件が伸びていくとは。
まさかのお家騒動、まさかの疑い。
確かにその方がきれいに話は進みますけど
正解を知っている身としては、歯がゆい限りです。
思い込んではいけない、というのは確かに。
前回、上がその方向に考えていたというのに
うっかり自分達がそこにはまり込んでいるという状態。
言われれば納得ですが、まさかこうなるとは。
色々な、世間話かと思っていた事までもが
フラグとして回収されました。
そしてやはり、進展がない…w
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シリーズ2作目。時代劇でもあり、現代劇でもある、この世界観が好き☆
ミステリとしてはわりと犯人はこいつか⁉︎ってのは早めにわかるんだけど、それをどうやって証明するか…がおもしろい。現代では当たり前の指紋鑑定やDNA鑑定は江戸では証拠として使えない。ならば…と画策するおゆうがおもしろい!
宇田川の立ち位置は大事だけどちょっと出来過ぎかなぁf^_^;まぁ彼がいなければ話は進まないんですが。
それから伝三郎との恋はいかに❗️いやぁもう次も楽しみです☆
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シリーズ2作目。小間物問屋の主人から息子の取り違えの可能性の調査を依頼されたおゆう。取り違えられた相手はさる御大名の御落胤?現代と行き来できる彼女にはDNA鑑定をすれば事実は一目瞭然。しかしそれを江戸時代の彼らにどう納得してもらえばいいのか、おゆうが頑張る様を楽しく読ませてもらいました。今作では前作で好みでなかったおゆうの女の部分が抑えめで、なかなか縮まらない伝三郎とおゆうの間も微笑ましいです。また、宇田川氏が本当にいいキャラで大好きです。無理難題の起こった真相にはびっくりしました。続きも楽しみです。
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シリーズ2作目となるけど、1作目の方がよく考えられてた分少し物足りない。
トリックは面白いが、もう少しひねりとゆうかせっかくタイムトラベルをあまり活かせてない。
未来の東京でのヒロインの行動範囲が限定的で、現代での描写をもっと拡大して書いた方がおもしろくなると感じた。
ラボの宇田川もいいキャラなので、どんどん外に出して動かした方がいいのではないかなあ。
伝三郎のオチも2回目となるので、次はもう少し発展してほしいところ。
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第二弾
何故か岡山の矢掛藩(矢懸藩)の御落胤と商家の跡取り息子の取違は?例によって最後にどんでん返しの人は見かけによらぬもの
岡山も備中は小藩が多く良く知らない、矢懸堰の名があるのであったのか、気にはなったがどうでもいいか?
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2016/07/post-7c50.html
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大江戸科学捜査シリーズ第2巻。
現代の東京から、江戸へのタイムスリップできる空間を知った関口優佳は、現代の知識はそのままに、現代と江戸を行き来しながら事件を解決に導く、、、という痛快なシリーズ。
なんとなく良い仲になりつつある同心、伝三郎。
彼にも何やら秘密の匂いが。
今回は小藩の御落胤騒動に巻き込まれる。
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シリーズ2作目
今回は現代の方のバディの活躍が大きいです
見方を変えれば、真実が違って見えるという展開
思い込みによる誤解は危険ですよね
最後に、もう一ネタと面白かったです
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シリーズ2作目。現代の科学で証明できることと、江戸時代の事件捜査との交錯がおもしろい。東京メトロならあっと言う間に着くのに歩くと半日がかり、といった描写が当時の生活を想像させてくれるので、江戸時代が好きな者にとっては楽しい作品である。
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現代からすると結論は顕かなご落胤騒動
どうやっ江戸で証明するか
と、”上から”なクセに、
実は、単なる ”鈍感すぎるロミオさん"ではないところを見抜けないあたりのもやもやに面白み
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図書館で借りた本。
江戸と令和を行き来して江戸の謎を解くおゆうの第二弾。今回はある日小間物問屋の主人から自分の息子が出産時に入れ違いがあったと、当時を知る産婆から手紙が来た。本当かどうか調べて欲しいと依頼があった。同じ頃、伝三郎も似たような極秘任務を言い使っており、調べ始める。