電子書籍
日本のタブーはガラパゴス
2019/11/11 20:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
大麻が危険薬物だと思い込んでいる人に是非読んでほしい。日本こそがガラパゴスだとそろそろ気づく時です。
紙の本
よく整理されたグリーンラッシュ関連本
2021/04/25 16:32
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカでマリファナ市場が大きくなっていった経緯と最前線を追ったノンフィクション。マリファナを歴史・科学・文化・政治・ブランドの目線から書いていて、いかにしてグリーン・ラッシュが起こったのかが臨場感を持って伝わってくる。
特に近年のブランディング戦略と、マリファナのイメージの変遷に引き込まれた。研究が進んだことでイメージが変わるのではなく、ごく僅かな活動家の熱心なロビイングだったり、政治的な背景が絡んでたりしてもどかしさが伝わってくる。文章に若干の読みにくさはあるけど、よく整理された良書だと思う。
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【NY在住ライターによる現地ルポ】なぜアメリカは解禁に踏み切ったのか? 連邦政府との攻防や「ビットコイン並」の勢いで沸くマリファナ・ビジネスの最前線を追う。
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合法化の波でまさかのマリファナバブルが起きているアメリカの真面目なルポ。禁止されているために起きている事、解禁したら起きた事、そもそもなんで禁止されたのかなど、是非を考えるために知るべき事が真面目に書いてあります。個人的にはお天道様の下で売れば切実な医療での需要にも応えられるし、悪い人は商売あがったりだよねと普通に思う。娯楽用だってお酒を飲むようなものじゃない?という感じ。
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これ一冊で概要体系的にまとまってます! というような親切な本ではないが、難しい内容でもないし丁寧だと思う。導入の一冊として満足。誤字とか筆の荒らさによるミスリードがある感じは気になる。
日本ではほとんど争点も体系もわからないので、ひとつの本としてまとめて読めるのはとても良い。
犯罪であった背景、薬効や可能性、非犯罪化の過程にある民主主義や各種運動などは示唆に富むと感じた。
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マリファナの歴史と知識を知るための本。
アメリカでマリファナが合法化されるまでのこと。解禁・合法化されてからのこと。そして、経済が大きく動いたマリファナ・バブル。
日本とアメリカでは、マリファナに対するイメージが全然違う。
本当にマリファナは、危険ドラッグ=悪なのか?
マリファナは「麻薬」なのか「奇跡の薬」なのか。
現在では、エイズ・緑内障・MS(多発性硬化症)・ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかん、関節リュウマチ、統合失調症、PTSD、双極性障害、トレットシンドローム、糖尿病などの疾患に効果があると発表されている。
私的には、日本で、お酒とタバコが良くて、マリファナがダメとされる明確的な理由がちょっと分からなくて納得いかない。
ドラッグと薬は、表裏一体で、正しく使えば薬にもなりうるし、間違えば毒となる。
日本で風邪薬や咳止めを悪用している人が多いか?と言えば、ほとんどいないし。
医薬品として表の世界で販売すれば、裏の世界で出回ることもないのだし、ちゃんと管理できるのでは?とも思う。
結局は、各々で自分の適正量を守れるか。
お酒と一緒なのではないかと思う。
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カンナビスの事、全く知らなかった。
中毒性のあるものは、社会の悪とされるべきだが、相対的かつ科学的な評価も必要。
スマホゲームに熱中している情けない大人を見る度に、これならカンナビスを嗜好する方が許されるべき事と思う。次の投資先になるアイテムだ。なお、山田賢司には失笑。
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日本では麻薬・違法などネガティブなイメージのあるマリファナですが、優れた鎮痛作用を持っており緩和ケアなど医療用にも使われているのです。この本のテーマは「マリファナの麻薬と薬効」という難しい二面性をどう扱うかなのですが、マリファナの歴史を紐解いていくことでアメリカが抱える多くの矛盾があぶりだされてきます。
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違法であるはずのマリファナ接種が、プライバシーの侵害という名目で合衆国憲法下で無罪になる。あげくは緑内障やエイズに効果があると医学的にも肯定化されてしまう。一方、州財政の打ち出の小づちに見えたのか、各州合法化へ舵を切る。これがアメリカという国。たしかに大麻の医学的効果は米国だけでなく、世界で見直されてきている。しかし必ずあるはずの負の面が語られないのが気持ち悪い。まるでカジノがなし崩し的に合法化されていくかのごとく。
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筆者はマリファナを勧めている訳ではない。
中立の立場から、「マリファナはどうしてアメリカで禁止され、日本で禁止されたのか。そしてなぜ解禁されていったのか」という歴史を数多くの取材に基づいて分かりやすく示してくれる。
マリファナは擁護派でも禁止派でも無かったが、
読み終えることで柔軟な考えを持つことができた。
途中で引用された、ティモシーリアリーの言葉。
マリファナは危険なのか?というケネディからの問いに対し、
「サー、自動車は不適切な方法で使用されれば危険です。この世の中で人間が直面している危険は、人間の馬鹿さと無知でしかありません」
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近年のアメリカでのマリファナ合法化に関して各種のカンファレンスや企業への取材をまとめたルポ。取材の状況や著者のマリファナに関する記憶を時系列順に淡々と書いてるので、詳しくないとよく理解できないと思った。マリファナに関する歴史的な部分を期待したがそこはあまり書かれてなかった。
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ジャパニーズで最近話題の大麻とは何なのか、
北の田舎には「大麻」(おおあさ)と言う地域がある、
なんならそこら辺に生えてるし、
ジャパニーズ神道には麻が絡んでくる、
のに、なぜ大麻はダメなのか、
そして、ジャパニーズの大麻を禁じたと思われるアメリカは大麻を非犯罪化されはじめている、
そんなアメリカの大麻の歴史を細かく説明してくれている本、
あまりにもムヅカシイ、
読むのが大変だった、
簡単に「大麻最高!!」みたいな本ではない、
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何が本当なのかわからん
が、悪い面でしかイメージに無かった僕には別の視点を与えてくれたかな
医療目的なとことかね
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最近CBD(麻に含まれる化学物質の一つで主に医療用として使われているもの)に興味があり本書を購入。本書は主に医療マリファナについてのアメリカでの歴史~その効能までを網羅したノンフィクション。マリファナの歴史の部分はかなり詳細で、規制&解禁を巡って時の大統領やミュージシャンまで影響力の高い人々が絡む経緯がドラマチックで面白い。 最近はドン・キホーテでもCBDを売っていたりと、合法なCBDや医療大麻は日本でも広まる(解禁される)ことが予想されるので、これら情報は常にキャッチアップしていきたいと思った。
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大体は読み難い。知らないアメリカ人が大勢、例として出てくる。
後半は自分の立場などと照らし合わせ易く、読みやすかった。
実は何千種類もあるカンナビス(大麻)はまだ知られていないこと、研究しきれていないことが多くて未知数なのだ。しかし薬効があるのはほぼ間違いない。
結局なにがそんなに問題なのかというと、大麻の依存性や効果などの一方的な面を見て判断している各方面の人々たちの小競り合いである。良くも悪くも自分たちの都合の良いところ悪いところを取り上げて、揉める。
「悪」「危険ドラッグ」と刷り込んだメディアや当時の大統領たちの影響は計り知れない。
日本でも合法化になる日は近いと思う。大麻だけでなく、新たな文化や法律憲法の切り替わりを一方的な目線で見るのではなく、多角的な見方で受け入れていきたい。