0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
影絵の騎士を最初に読んで本書を読みました。ヨシオ、池谷、探偵の俺の関係が良くわかりBDTの社会がどんに様子なのかが理解できました。最後までガーナの存在がわからず、別の事件と繋がっていめところが面白かったです。
紙の本
新装版なら
2022/04/01 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来の話なのにFAXや自動車電話などが当たり前に登場するので違和感があって入り込めなかった。
新装版として出すならいっそこの古めかしい部分を書き直して欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
202011月22日読了。
大沢在昌、初読。
2050年の東京、移民が増え市民権のない移民、その2世、3世が「ホープレス」と呼ばれている。
ちょうど、今のヨーロッパやアメリカの状況。
ホープレスの私立探偵、ヨヨギ・ケンが主人公。
1996年に書かれた小説で、50年後の未来を書いているわけだが、FAXをまだ使っていたり、携帯電話ではなく自動車電話を使っていたり、ストーリーとは違うところで少し残念。
投稿元:
レビューを見る
大沢在昌の近未来ハードボイルド小説『B・D・T [掟の街] 新装版』を読みました。
『Kの日々』、『夢の島』に続き、大沢在昌の作品です。
-----story-------------
近未来無法都市・東京で探偵ヨヨギ・ケンの壮絶な闘いが始まる――!
不法滞在外国人問題が深刻化する近未来東京。
爆発的に急増した身寄りのない混血児たちは「ホープレス・チャイルド」と呼ばれ、その多くが犯罪者となっていた。
彼らが巣食う東新宿はスラムと化し、いつしか、街は「B・D・T」と呼ばれた。無法地帯となった最も危険な街で、私立探偵ヨヨギ・ケンが依頼された仕事は、失踪したホープレス出身の女性歌手の捜索だった――。
女の足跡を追うケンを次々と襲うトラブル、そしてケンの目の前に、その巨大な組織が正体を現す!
圧倒的なスピード感で描く、傑作冒険アクション。
-----------------------
1993年(平成5年)に刊行された作品……B・D・Tシリーズの第1作です。
近未来の東京、急増した身寄りのない少年たちは「ホープレス・チャイルド」と呼ばれ、彼らが巣食う東新宿はスラムと化した……「B・D・T」と呼ばれるようになった無法の街で、私立探偵ヨヨギ・ケンが依頼された仕事は失踪したホープレス出身の女性歌手の捜索だった、、、
彼女の足跡を追うケンの行く手に立ち塞がる、謎の殺し屋たち……やがてケンの前に、巨大な組織が正体を現す。
圧倒的なスピード感で描く、冒険アクション!
2050年の東京を舞台に、日本人と混血児(ホープレス・チャイルド)が東西に分かれて暮らす社会を描いた近未来ハードボイルド小説……珍しいジャンル、異色作でしたね、、、
私立探偵のヨヨギ・ケンが、ホープレス出身の歌手・ガーナの捜索を依頼され、東西の闇の勢力に巻き込まれながら命懸けで捜索を進める……移民問題や差別、犯罪など、現実にも通じる普遍的なテーマが扱われていることが印象的でしたね。
アクションやサスペンスが満載で、読者を飽きさせない部分はあるものの……やや登場人物に魅力を感じませんでしたね、、、
独自の世界観とスタイルを持っており、大沢在昌さんの他の作品とも違う雰囲気がありましたが……やや物足りなさを感じました。