数学にとって証明とはなにか　ピタゴラスの定理からイプシロン・デルタ論法まで みんなのレビュー

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、楽しく理系の知識が身に付くと人気の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「数学にとって証明とは何か」について書かれた興味深い書です。同書は、学校数学でもお馴染みの「証明」が、なぜ、数学で重要なのかについて考察したもので、「第1章 証明とはなんだろうか」から始まり、「第2章 証明のさまざまな技術」、「第3章 命題と論理記号」、「第4章 算数の中の証明をもう一度」、「第5章 証明の花形――初等幾何学の証明」、「第6章 無限に挑戦する――解析学の証明」、「第7章 式は語る――代数学の証明」、「終わりに――数学にとって証明とはなにか」という内容構成になっています。非常に読み応えがあり、数学好きの人にはたまらない一冊です。

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投稿者：おどおどさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

数学で「よって証明する」というのがあった時、何がいいたいの？と意味がわからなかった。この本は難しそうだけど、その頃の疑問が解消されたらいいな。

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投稿者：サイトウ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

2章と3章の3つの分類での仮説論理は例とも合致していない。
"AかつB"から"AならばB"を推測するのではなく、"AならばB"を証明するために"AならばC"が成り立つような"C"を考えて"CならばB"が示せないか試すというようなものなのではないかと思う。
そうすればうまく例とはまる。

204ページに0という数の特殊性とあるが、204ページの定理は一般の実数について成り立つ。
証明はf(a)-k=εとすればよい。

7章は難しくて理解できなかった。

これらの点を除けば面白い読み物だと思う。
5章の初等幾何は特に面白かった。