君は放課後インソムニア 1 みんなのレビュー

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オジロマコトさん、2019年新作！
不眠で悩む高校生・丸太と、同じ悩みを持つ
クラスメイトの伊咲。偶然出会ったふたりは
学校内の「秘密の場所」を共有することに…。
オジロマコトさんは、こういう少年少女の出会いと
細やかな想いのやりとりを描くのがほんとに巧いですね。
今回も、まだ初巻なのに、大きな事件も起こってないのに、
伊咲のふとした仕草や表情の魅力に
丸太と一緒にどきどきしてしまっています（笑）。
ふたりの不眠症生活は、この先どうなるのでしょう。
倉敷先生の存在感もいい感じですw。

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不眠で悩む男子高校生・ガンタは同じ悩みを抱えるイサキと出合い、放課後に学校の今は物置になっている天文台で、つかのまの眠りと、秘密を共有するという不思議な関係が始まる……
読めば明るく笑えて、そして彼らと一緒に心地よい眠りに誘われます。そしてまっすぐに、男の子と女の子の、友達から恋愛への初々しさを描きます。（Amazon紹介より）

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青春1000%

29話まで読了。1話からほぼ一気読みして、冷静になると続きはまあ良いかとなったのでここで感想を書く。

不眠症に悩む高校生ボーイミーツガール的天文部青春物語。もうパーペキフィクションキラッキラ（個人的心境）。

組み合わせが上手いと感じた。高校生、多感な時期、そりゃあ誰にだって大なり小なり悩みはあるけど、題材としてありそうでなかなかない不眠症同士の出会いは面白い。夜なら徘徊（例えばファンタジックに仕立てたコトヤマの「よふかしのうた」）か健全方向なら天体観測で部活動が使える……星がダシに使われたというと嫌味な言い方になるか。

仕草と表情で魅せてくる。割と日本人体型というか、胴長短足のキャラが主で、女主人公も御多分に洩れずだが、仕草と表情が可愛いのでむしろ良い。男主人公も地味ながら人間的な表情変化はしっかりと描き、恥じらいや挙動不審さ等、一高校生男子らしさを生き生きと描けている。

タイトルの語呂が良いな。こういうの好き。最近流行りの長ったらしいのなんて……これ以上はやめとこ。

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1-8話収録。
不眠症を抱える中見丸太が偶然天文部の部室で出会った
同じ悩みを持つ曲伊咲と出会い、時間を共有するようになる。

雰囲気がとても良くて、爽やかだが
不眠症に悩む本人たち、理解の無い周囲なども
描かれていく。
筆者のお母さんが旅で訪れて良かったと言っていたから
舞台になったという石川県の町の空気感が良い。

寝られない時間を2人で夜道を歩いて過ごして
「じゃあまた今日」と別れるのが可愛かった。
曲がいると学校に行きたいって思う、という丸太のモノローグもシンプルだが響いてくる。
解決に直接結びつかなくても、
楽しいこと、目的ができることで救われることもある。

お互いが、相手といると落ち着けると思い始めている様子。
先生の計らいで天文部として活動することにもなり
この先どう展開していくのか楽しみだ。

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中見と伊咲は不眠症。苦しく退屈な夜を毎日迎える。楽しくてもツラくても同じ朝が来るのだ。おもしろくしよう！そう伊咲が宣言してから、二人の仲は深まっていく。そして天文部の発足へと……。

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オジロマコトさんのまんがは全て読んでいる。
まんがの空気感、主役の男子とヒロインの関係性、そして作品の甘酸っぱい空気感が、どの作品にも見られ、好きである。
（※ブクログに私が挙げているまんが作品は、「たまたま」ラブコメが多いように見えるが、決してそういうことはない、とは言っておく。笑）

少しずつ距離が近づいて行く２人、そしてその先に見える「不安」。
「この先どうなるのだろう」という気持ちにさせられる。

この感想を書こうとした際、TVアニメ化＆映画化が決まったという情報を得る。
映画で見てみたいと思っていた矢先だった。
とても嬉しい。その日が楽しみである。

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ただ天文部で青春してる漫画ってだけじゃなくて、そこに眠れないっていう不安を共有できる仲間であるっていうことがプラスされてることがむっちゃ味を出してて、かなり好き

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マカロニえんぴつのMMVを観た次の日に購入して読みました。今更だけど記録します。
遠心の歌が好きでその世界観をそのまま物語になったような漫画。眠れない夜の意味をいつかわかる日がくるのかな。愛せそうです。

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不眠症の二人が、学校で物置小屋に成り果てた天文台でこっそりと過ごす青春物語。二人だけの秘密。相手がいるから眠れるようになる、少しずつ仲が進展していくさまに胸がくすぐられる。

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2023/5/8
不眠症の秘密基地。天文部の発足。
コマ割りが大きくて絵で魅せるタイプのマンガっていうんかな。表情が絶妙。
18:58

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こんな言い方すると、マジで困っている人には申し訳ないんだけど、持病抱えてるせいか、気を抜くとしばしば爆睡して、やりたかったことが滞るので…ある意味すごく羨ましいのインソムニア。いや実際大変そうだけど。でも、封鎖された天文台に忍び込んだら、ちょっと変わってるけど生き生きした同級生美少女が居たら、大概チャラになってお釣り来るわ。そして自分も遠い昔、地学部天文班員だったから、よく知ってる。ただひたすら、人気の絶えた夜の街を歩いて、朝日に眠気を呼び覚まされる時の高揚感。もはや感じることも無い、かけがえのない瞬間。