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徐々に話が進んでいってます。
素敵な人たちと美味しそうなお菓子が魅力です。
寿雪がどんどん可愛くなっていくし、色々と今後どうなるのか気になります。
異母兄弟ってのはいらないかなと思いましたが、今後関わってくるんでしょうか。
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3巻目にして初めて地図がついたので何度も見返しながら読む。夜明宮意外に離れ小島じゃないんだな、とか色々面白い。新護衛の淡海がまた今までとは違う性格で寿雪の周りを彩り日常パートがますますほっこりする。しかし地方有力者の娘鶴妃の侍女に起きた呪詛事件をきっかけに彼女の周りはまたきな臭くなる。謎の新興宗教教祖白雷達はどう関わってくるのか。宗教が崇める神が寿雪に与える影響は?事件をきっかけに仲良くなっな鶴妃晩霞は味方になるのか?前巻の梟もまた意味深な出番あったしあの人とあの人に意外な繫がりが発覚して次にどう展開するのか楽しみ。あとますます食べ物お茶が美味そうで困る。
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謎が増えていく……。
そして達観しているようでも、寿雪も16歳の女の子でしかないのだなぁと。
切ないなぁ、この話は。
続きが楽しみ。
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前巻の凄惨な戦いからどうなるのかと思ったら、さらに世界が広がった。
これから長編シリーズとなっていくための布石なんだろうか。
叶わないとわかっていても焦がれて尽くし側に寄り添う人物がツボなので、忠犬のようになってきた温螢推し。
新しく登場した淡海とのバランスも良く、いいコンビになっていきそう。
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傷付いたことも、忘れて。
だったら、傷付くために得たものも、忘れるの?
……本編とは関係ありません、って注釈が要るレヴューってどうなんだ。
華風王朝ミステリアスファンタジー。新刊出たから一作前を読むという怠惰さ。けれど随分大河っぽくなってきたからまとめて読んだほうが面白いかも、という感じになってきましたね。
新キャラ令狐之季、しびれる。
☆3.6
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主人公の夜明宮に住む寿雪は、純粋で心根の優しい一人の女の子なのだ。夏の王に対する冬の王という重荷を負いながらも、自分の殻から外へと踏み出そうとしている。それを促すのは、皇帝の高峻であり、周りに仕える者たちであり、皇帝の妃たちであり、夜ごとに願いに訪れる者たちなのだ。今回は、それに加えて賀州の沙那賣一族が関わってきて物語は大きく動き出しそうな気配である。いろいろな変事が起こってはらはらしながらも、読んでいて心が何となく暖かくなる。ひとことで言って寿雪が友を増やしていく物語だからだ。
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衛青にスポットライトが当たった巻だと思う。
高峻と、寿雪との間で揺れ動く感情は、まさしく三角関係のそれでは。
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どんどん人が増えていく。
そして、縁が絡まっていく。
神の流行り廃り。
忘れられていく神話と力。
人を救う優しい娘は救われるのか。
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ヒロインの内面のきれいさの主張が強くなると、やや引いてしまう。
寿雪の場合はひとと関わるようになって、周囲が彼女を知って、それで評価されること自体は考えてみれば自然の流れなのだけれど、わざわざ複数のひとによる言語化がされてしまうと、バランスが崩れる気がする……。
特に「もろい」はなんかつらい……。
下鴨の本編最終巻での印象を思い出して、女の子にきれいであって欲しいタイプの著者なのかなあと思って、わからなくもないがっ……となるのだった。
でも寿雪に手が差し伸べられるという展開は、やっぱりきゅんとしてしまった。
高峻と寿雪の無二感はやばいからむしろすき。(なんてあたまの悪そうな表現……)
全てでは勿論ないけれど、フィクションは傷のあるひと(当人に問題のあるひと)の方が映えたりするから、何だか男性陣をやたら魅力的に感じた。
まあ寿雪も寿雪でちょっと揉めて(?)、こてんぱん自己嫌悪をお見舞いされたりしていたけれど……
その原因はふつうに「えっ」てなってしまったので、むしろ煌めくのは、衛青と高峻の傷。
あと「寵愛が欲しい」の淡海、何らかのやらかしを期待させて嫌いじゃない。笑
今回、踏み込んだ事情を知った途端に衛青がめちゃくちゃすきになった。
感情移入への引き込み力が半端なかった。
高峻の「信じる」についてのやり取りも全くもってやさしくない高潔さがだいすき。
別に必要もないから流していた自分のなかの違和感を、すごく的確で端的な言葉にして貰えた気がして、言葉のプロってすごいと思った。
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「後宮の烏」シリーズ、3作目。
中華風ファンタジー、世界観がさらに広がります。
後宮の奥深く、漆黒の夜明宮に独り暮らす特殊な妃・烏妃。
皇帝に侍ることのない烏妃は、呪いから祈祷、失せ物探しまで出来るという評判だった。
実際には、呪いはやらないのだが。
先代の烏妃から跡を継いで間もない寿雪は、まだうら若い少女で、神秘的なたたずまいで口数は少ないが、心は優しい。
無邪気な侍女・九九(ジウジウ)は世話を焼きたくて仕方がない。
護衛の温螢も、すっかり心酔している。
高峻の側に仕える衛青は、近づくのが本来禁忌である寿雪を警戒し嫌っていたが、自分との意外なつながりに気づく。
これにはこちらが驚きました。
この後宮って…
部屋の外にたたずむ幽霊。
何かを持って現れる老僕。
袖を引く小さな白い手。
宮中で起きる怪異のひとつひとつを抑えたり解き放ったりする術を持つ烏妃・寿雪でした。
だが、自らの宿命を変える力は持たない。
この世界の成り立ちが少しずつ見えてくるにつれ、遠方で起きている新興宗教の動きがどう絡んでくるかも気になります。
高峻は寿雪を苦しみから救いたいと願うようになるが…?
繊細な筆致で描かれる大きな構図に導かれて、不思議な世界に入り込めます。
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これまでの2冊はヒロインが住まう後宮の奥にある宮へ人が来て何かを解決していく上で少しずつ人とのかかわりが増え相関図のようなものが出来上がってきた。
今回は少し足を踏み入れてふんわりと世界観のようなものも出てきて少しだけ深みのようなものが出てきたかな?
架空中国大陸王朝物かと思ったら海のただなかにある島が舞台らしい。中華王朝関係なかった。
まぁ「綺羅の姫皇女」ってシリーズはなんちゃって日本王朝物かと思ったらユニコーンが出てきたりクローンという用語が出てきたりと駅から十分飛んでも八分なファンタジーなのでこの「後宮の烏」のシリーズもなんちゃって適当ファンタジーでいいのかも知れない。
中高生が頑張って書いている「私の考える最高にかわいいヒロインが頑張るファンタジー」ものというくくりかなぁ、と。
嫌いじゃないので続きがどちらも楽しみですよ。念のため書いておく。
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たすけてほしい、と言えるようになるのかな。
みんなが幸せになれますように、と祈ってしまうよね。
人間関係も神様関係も国土関係も複雑。
今回はやっと物語の全容が見えてきた感じ。
2巻までで寿雪の人間関係と仲間が集まってきて、
今回はまわりの話。
これから高峻と寿雪が立ち向かっていくもの。
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謎が謎を呼ぶ第三巻。登場人物が増えてきて少々分からなくなってきましたが、寿雪にとって良い方に向かうと良いなと思います。
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登場人物が沢山増えて寿雪が少しずつ変わっていっていてとてもたのしく読め、謎も少しずつ変わっていっているので続きがたのしみです。
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一気に全体像が見えてきた感じがする巻だった。これまでつながってなかった登場人物の繋がりが出てきて、あ゛~これだから、登場人物のもろもろ覚えておけない自分が悔しいよな、とまたも思い知らされる。まあいいか、また読み返す楽しみがあるもんね。このシリーズも、一巻でやめずに、割と一気に読んだ方が良いヤツです。