後宮の烏3
後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)
商品説明
「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。烏妃の許には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて? 他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?【目次】雨夜の訪い/亀の王/袖を引く手/黄昏宝珠
目次
- 雨夜の訪い/亀の王/袖を引く手/黄昏宝珠
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紙の本
不思議な世界が広がる。
2021/02/28 14:49
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭に世界図や地図が掲げられる。
帝国の後宮には当然複数の妃がいる。重臣の娘、辺境の有力者の娘。国を治める難しさを匂わせている。
ヒロインの烏妃雪寿の周囲には皇帝高峻のほか、何らかの縁が絡まっていく。
紙の本
面白い!
2022/12/01 00:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
凝った世界観と、草花や香り、風景の描写がとても細かく美しいです。寿雪の周りの人間関係が広がっていくようすや、話が徐々に後宮、内廷だけでなく京都、京都の外へと広がっていき壮大になってきます。次の展開が気になってしまって、どんどん読んでしまっています。
紙の本
どこへ行くのだろうか
2020/06/28 12:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
登場人物がまた増えて、少しずつ色々なことがわかると同時に謎も深まっていく感じですね。
人々の過去や感情が絡まって、この物語はどこにいくのだろうかって思わされます。
今回は衛青の過去や心の傷があぶりだされ、また寿雪との関係も明らかにされて、これがまたどのように物語になっていくのか気になります。
嘔吐するシーンはぐっときますね。
続きが気になると同時にこれがどこに向かっていくのかが気になる作品です。
電子書籍
だんだん面白くなってきた
2020/05/13 17:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:納豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の中のお化け退治短編集だった初期と比べて、この巻あたりからだんだんと世界観が広がり、歴史や宗教、政治闘争などが加わってきます。
キャラクターがどんどん増えていき、人間関係も込み入ってきます。それぞれに背景もあるので、目次の人物紹介ではちょっと足りない感じ。自分用に政治権力図や、キャラクターに関するメモを取っておくと後々分かりやすいかもと思いました。
(半年に1回新刊が出るので、それまでに結構忘れてしまう!)
これからの展開が楽しみです。
寿雪ちゃんの行く末が気になる!
紙の本
残酷
2019/09/24 13:02
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分で望んだ運命ではないのに、烏妃となり、周りに人を集めぬよう言い聞かされていたものの、なぜか教えと反対に反対に運命の糸は動く。
おまけに、また新たな敵(?)も出てくるし・・・
悩むよね。まだ十代の子供だよ?
紙の本
繋がる
2019/08/22 16:50
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は衛青の深い心の傷が印象に残りました。こうしてみると今寿雪と縁ある人たちは一度絶望から心が死んでしまった過去があるのですね。
その衛青と寿雪の意外な繋がりは今後、どんな形をとるのか。
そして烏連娘娘の問題に関わる人間がだんだん宮城に集まってきているのが気になります。
電子書籍
大海亀の神とは?
2022/01/30 00:03
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大海亀の神を祭る八真教の教祖白雷とそれを庇護するサナメ。寿雪に向けられる呪詛。なぜ亀の神は寿雪に憎しみを向けるのか、短編の物語の背後につながる糸が少しずつ見えてきた。
寿雪になつくサナメから輿入れしている妃・晩霞。彼女は本当に寿雪と仲良くなりたくて近づいているのか、サナメの目論見があるのか。謎がたくさんでてきて次が待ちきれない。
紙の本
ますます面白くなりそうです
2021/01/02 23:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
近隣諸国の存在が関係するようになり、
世界観にさらなる広がりが出て、
既出キャラと新キャラの新たな繋がりが、
物語に奥行きを持たせています。
ひとつ解決してもふたつ謎が浮上して、
ますます面白くなりそうです。
紙の本
世界が広がる
2019/11/09 18:20
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の中だけだったのに、少しずつ城外や都外や世界や宗教観が分かってきます。
烏妃の周りに人が増えて来て、少しずつ賑やかになってきました。
登場人物がみんな悲しい過去を抱えてるんですよねぇ。
冒頭出てきた黒真珠がかかわってくるのかと思ったら、あれっきりだった・・・気になる。
紙の本
壮大になりすぎないで欲しい・・・
2019/10/08 08:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮物の醍醐味として
「狭く閉じ込められた世界で起こる色んな事」って
ポイントだと思うんです。
登場人物がみんな自由に生きてたら
物語がグダグダになるような気がしています。
ままならないからこそ、個が生きる・・・というか。
3巻で物語が壮大になる予感がしたのでそこが
少しだけ心配です。
広げてもいいけど、「ままならない感」は損ねないで欲しい。
電子書籍
広がる世界観
2021/09/17 13:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏妃の近くに人が増え、知己も増えるに従い烏妃・寿雪を取り巻く世界もまた広がりを見せ深謀の影もちらつき謎は多い。
今までの様に持ち込まれる事件を烏妃が不思議な力で解決、といった単純なものばかりではなくなり神様や政治にまで絡んで一層複雑になって来た。
紙の本
人生は選べるのか
2019/09/19 09:27
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悩み相談に訪れる女官や情愛を深めていく皇帝等との関わりと、それに伴う感情が増えてきた鳥妃 どんどん人間的な存在感を醸し出してきたが、その中にも、術者としての神秘性、下界と距離を持ってきたからならではの純粋性が改めて魅力を増した寿雪 今後の変化も楽しみ