素晴らしい本です
2024/09/30 10:47
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し不思議なホラー小説でした。それぞれが体験した怪談を語っていくスタイルかと思いきや、ラストで少し不穏な方向へ、夜行と曙光、2つのパラレルワールドが紡ぐお話に少し不思議な感覚にさせられました。
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投稿者:ウラカン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むうちにどんどんと引き込まれる展開!
まさに味わうべき珠玉の一冊である
是非とも味わっていただきたい。
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投稿者:おふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もりみーのミステリアスホラー作品です。もりみーホラー特有の不条理といいますか、大分結論がぼやかされたようなふわふわした状態が続きます。私はその不思議な世界観の虜になってしまったうちの一人です。
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森見登美彦先生の描く幻想小説は独特の雰囲気と怖さがあってステキなんですが,この作品にもそれが色濃くでています.
(「第三夜 津軽」で藤村さんが感じる「旅情とは違う淋しさ.もっと生々しく感じる淋しさ」に通じるものがあると感じるのは,気のせいか.)
「夜行」の話がずっと続いて,最後に「曙光」になり,そして・・・,と話が展開するあたり,やっぱり登美彦さんは「物語り」がうまい.
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夜行列車に一人で乗ったらこんな感じかしら…。
もの悲しさと未だ見ぬ土地への期待。真っ暗闇に吸い込まれてしまうような、今自分はどこにいるのだろうと不思議な感覚。それらを詰め込んだ本。
この梅雨の時期、シトシトザァザァ雨音に耳をすませながら読んだのも更に雰囲気が出て良かったです。
闇の世界に対するぞわぞわした恐怖や不安だけでなく、描かれる景色や心情に美しさを感じれたし、最後はサァッと夜が明けた瞬間のような読後感で、私はとっても好きでした。
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熱帯、が私には合わなかったので、同じような感じかなと思い読み始めましたが、面白かった。
こういう森見さんは悪くない。
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おや、これはホラーか…と思わせながら、どんどんとファンタジー要素をかいつまみつつ。
なんとなく寂しい終わり方だった。夜だからだろうか。
主人公の感想などに違和感を覚えてきてからが本番だったな…。表現も良く、ホラー要素の面であっても、脳裏に京都の情景が浮かぶようだった。好い。
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文庫化。
久し振りに森見登美彦を読んだような気がする。
果たして失踪していたのはどちらなのか、本当は生きているのか死んでいるのか、ひょっとすると真実など何処にも無いのではないか……?
足下がふわふわするような、不思議なホラーだった。
これってやっぱり、京都としいう場所柄も重要な要素のひとつなんだろうなぁ……。
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不思議で恐ろしいまま終わった一章が気になって、一気に読んでしまった。不気味でハラハラしたけど、読後すっきりしました。上質ホラーで夏にぴったり。尾道に旅行するのがちょっと怖い。笑
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夜行(小学舘文庫)
著作者:
春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけりー西行法師
怪談・ファンタジー・かつてない物語
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/us
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10/4発売
森見登美彦さん『夜行』
岸田道生という画家が描いた「夜行」の意味することとは。
かつてない怪談×青春×ファンタジーの物語。
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なんだか夢のような話。
幻想的というか、そういえば内田百閒先生の短編と似たような印象だなぁ。それで結局どうなったんだろう?と思うものの真相は人によって見方によって変わるのかもしれない。
ちょっと不気味なんだけれども、裏か表かのどちらかで居なくなった人がきちんと生活して居ればそれはそれで良いのかもなぁなんて思ったり。
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『ペンギン』に続き、モリミー作品八作目。ある女性が失踪し、ちょうど十年を経て、また同じメンバーで火祭に参加することに——。彼らは再び彼女に会うことが出来るのか…。コロナ禍じゃなきゃ、夜行列車に乗って旅に出たくなる感じ(*´꒳`*) 道中はホラーっぽく、いつものモリミー節(?)はあまり感じなかった。最後は衝撃でした!?まるでカセットテープのようだ。
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再読2回目。
最初、ホラー小説風のファンタジーなのかと思った...。どの世界が現実で、自分が何処にいるのか分からなくなる感じは、いつもながらの森見作品。堪能しました。
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読んでいるうちに自分がどこにいるのかわからなくなるような、フワフワとした気分になる小説。今、自分が生きている世界は、本当に今まで生きてきた世界と同じ時間軸にあるのか。