電子書籍
自分を大切にできる本
2021/03/09 20:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらの本を読んで、ほっとしました。
私自身、ここ1年半くらいで不調が目立つようになりました。
仕事を進めなければという責任感、休むことへの同僚への申し訳なさなど、強く刷り込まれている『あたま』のことばばかりに耳を傾けて、自分の健康や生き抜くことを後回しにしていました。
そういったことが積み重なって、現状もなかなか不調から抜け出せずにいます。
この本と出会って、『あたま』ばかりに支配されないで、『からだ』と本物の『こころ』を大事にしよう、大事にしていいんだ、
一歩ずつでも自然に近づきたいと思いました。
『あたま』の支配は強いのですが、そのような短期的な目線ではなく、
人生という全体、生き抜くことにおいて大事な方を自分で決断していきたいと思います。
今わかっているのは、『あたま』を最優先してしまっている時があることです。
そのため、『こころ』と『からだ』を気にかける、その練習もして、自然とそうなるようにしたいです。
また、著者の言葉選びや、話の流れはとてもわかりやすく、こちらに寄り添ってくれていると感じました。
他の本も読んでみたいと思いました。
紙の本
「あたま」と「こころ・からだ」
2022/01/28 22:49
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投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あたま」と「こころ・からだ」の関係性を含めて、自分に備わっているメカニズムについて
わかりやすく書かれている。「○○しなければならない」といった頭の働きが勝ちすぎて
こころとからだがそれにつついていけなくなり、体調を崩すことが多い。「あたま」ではなく
「こころ・からだ」の声をよく聞くことが大事。
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とてもわかりやすい文体で、健康とは何か、病気とはどういうことなのか、などについて解説。
どうしても人は単なる数値や検査結果だけを気にしがちですが、本当に大切にしなければならないことは別にある、と、健康に対する考え方がガラッと変わる一冊でした。
読み終わって、60兆億個の細胞にまず感謝です。
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このNHK出版の「まなびの基本」シリーズ、いいですね。
この本は、健康学と題して、けんこう、からだの基本、体と心を調べていきますが、「自分のことを深く知る」ことの大切さ、「からだとこころが自然のリズムと分かち難く確かに存在していること」「生と死によって引っ張られているから、いのちには強い力が秘められていること」を伝える、哲学の書です。
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自分や家族、友人、仕事仲間など、近しい人に何か症状が出た時、ネット検索の次に調べるために活用する本の一冊。症状から見つけた該当箇所の周辺情報の理解に役立ててる。病院にかかる前準備にも、主治医の説明の補助にも役立つ。
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Twitterでたまたま見かけて読んだ本です。
健康についてよく延々と悩む自分には、とても良い本でした。昔から、体調が悪い時に病院に行っても、「何もありません」と言われることがよくありました。後々、あれはきっとストレスから来る症状だったのだろうと気づくことがあって、一体どうしたらこのストレスに弱い身体を治して健康な人になれるのかなと常々思っていました。
そんな中で本を読んだ時、そもそも健康とは一体何なのか、からだとあたまは切り離せないこと、西洋医学の考え方と東洋医学の考え方などを知り、徐々に気持ちが軽くなっていくのを感じました。
体に病気の症状が出るのは、その全てが悪いことで異常なことではないのだと考えられるようになり、それからストレス由来の症状に対しても、過剰な恐怖を抱くことが少しだけ減った気がします。「ああこれはこころが嫌がっているんだな」と、自分のこころの素直な訴えに耳を傾ける事ができてきてるなと思います。
体調が悪くて鬱々としてしまう時に、何度でも読み返したい大事なことが書かれた本だなと思います。
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まずは、わたしで働いてくれてる60兆個の細胞、ありがとう!
ヨガを始めて以来、健康についてすごく考えるようになって、薬を飲んで治すのではなくて、なんでそうなったのか向き合うことで根本から改善して、心も体も健やかな状態でありたいと思っていて。
プラス、軽い鬱病なので、心が思うことをなるべく優先しようと思っているんだけど。
そんなわたしの考えとだいぶ合致していたので、読んでいて頷くところばかりだった。
「あたま」じゃなくて、「こころ」と「からだ」が思うことになるべく忠実に生きていこう、みんな。
わたしは、西洋医学のいいところも取り入れつつも、東洋医学や伝統医学を主軸に「わたしの健康」と向き合っていきたいな、と思いました。
あと、わたしも実践しているのだけど、呼吸を意識するのって自分を整える上でほんと〜〜〜〜に大事なので、みんなぜひやってほしい!心理学的にも重要なことなんだそうです(by心理学勉強中の友達)
学びのきほんシリーズ3冊目、こちらでもまた、違いを認め合うことの大切さが伝わってきた。
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「あたま」ではなく「からだ」と「こころ」の声を聞きましょうという内容。
ブッダとシッタカブッタなど、仏教(本書では東洋医学と紹介)と通じるものがあった。
健康とは何か、自分はどうありたいのかと考えさせられる本。
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え!なにそれ!すごい!知らなかった!という内容はないけれども、なるほど、と噛み締めるような話だった。
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頭でっかちになって合理的効率的に精神と肉体を支配しようとする、己の数々の愚行が思い出される。いくつも身に覚えがあった。
健康とは何か、と考えることは基本中の基本なのだ。慌ただしい現代人が、基本に立ち返って心と体の声を聞く機会を促してくれる本だった。
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好きなシリーズの一冊。機会があれば順次読んでいく。自分の専門から離れたものは、入門の良いきっかけになると思うし、平易で読み易い本シリーズは有難い。ただ、ある程度専門に近づいてくると、やはり食い足りないというか、もっと踏み込んだものを求めてしまうのだな、と。
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夏休み-18
「あたま」だけでなく、「からだ」と「こころ」の声を聞く、不調や感情の原因を追求するんじゃなくて、目的に耳を傾ける。なるほどたしかに、からだの声を聞いてみると、太陽に合わせた生活が心地いいかもしれない。頭でっかちになってる自分に気づいて、こころ会議からだ会議を開くこと、その上に本当の健康があるんだな。
あと「生」と「死」の綱引きという表現がよかった。遠くから見たら止まっているように見えても、近づいてみると絶妙な力で引き合って、右左に震えている。近づいて、これを感じることが大事なんだな。
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西洋医学と東洋医学の両方を包含した観点から、「あたま」と「からだ」「こころ」の関係についてわかりやすく解説してくれる。過不足なく、コンパクトにまとまっていて読みやすいし、積読してしまっていたのを後悔。
日々の生活の中で「あたま」優位になって来たなあと思ったら、その都度読み返して全体のバランスをとるようににしていきたいと思います。
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「健康」=「病気ではない」という立場の人からしたらビックリする本。人間に備わっている「あたま」と「こころ」と「からだ」の役割を学んだ上で、自分なりの「健康」を考える土台になる本だと思う。
泉谷閑示の『うつの効用』と通じるものがあった。
第3章の『感情の働き』が印象に残った。
-人間の感情は何のためにあるのでしょうか。〜私は感情とは、その人自身を守るために備わった生命の知恵だと考えています。「嬉しい」と感じたとき、その感情は何を伝えようとしているのか。「悲しい」と感じたとき、その感情は何を伝えようとしているのか。-
「こころ」の声にあたる感情は、「あたま」からすると非合理的だからとつい無視してしまう。あれやらなきゃこれやらなきゃって時こそ、感情を大切にしたい。
今日は松屋で、ねぎ玉旨辛牛丼が安売りされていた。(ラッキーこれにしよ!)と思ってボタンを押しかけた瞬間、違和感を感じて手が止まる。(食べたいのはねぎ塩豚丼じゃね?)。値段は少し高く「あたま」からすると賢い選択じゃなけど、「からだ」と「こころ」は静かに嬉しそうだった。また一つ健康になってしまったようだ。
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西洋医学と東洋医学、どちらの考え方も必要。部分を切り離してみるだけでなく、全体のバランスも見ることの必要性。昔の人が持っていたであろう自然の動物的な感覚を、現代人は「あたま」で考えてしまい、自分では捉えられていないのかも。以前から私自身も感じていた事を、わかりやすく言葉にしている。このような先生に診てもらいたい。