中学生向けの冒険小説です
2015/03/29 22:26
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は全12巻におよぶ韓国発の冒険小説です。
エルフやドワーフ、ドラゴンなどの様々な種族の生き物が登場し、剣と魔法の戦闘シーンがとても楽しいです。まさに王道の中学生向け冒険小説といった印象を受けました。
また巻末には用語解説ページが付いている点も想像をより豊かにしてくれる良い工夫だと思います。私自身、中学生の時にどはまりしました。
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これは、とても読みやすかった。
書き方が特徴的。 一挙一動に、思わず笑ってしまう。
ファンタジー好きには、もってこいのお話です。
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フチとサンソンの会話が楽しい!
巻を追うごとに哲学的なこととか出てきたりするんですが、けっこうすんなり読めてました
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DRシリーズの第一巻。
やっぱいい。
平凡じゃないフチの一日が分かるかな。
とってもしつこいオークさんとは領地を出てすぐに出会ってます。
最終巻まで追いかけてくるしつこさは見ものだ!(違う
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韓国のファンタジー作品。
結構読み易いw
鍔をガードって読ませるなどの韓国物ならでは(?)の表現がありますw
はっきり言えば読みにくいですwそこは
第一巻は主要キャラの顔見せがメイン。
サンソンとフチの会話が面白い。
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1〜12巻まで。ファンタジーの王道をいく物語。主人公の一人称で話が進む。MMO(ネトゲー)があるそうな。やってみたいけど…、時間がねぇ。
ロードオブ…系がお好きならば一読あれ。
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バイサス王国の西の端ヘルタント領地で暮す17歳のフチは、ロウソク職人になるために、父親のもとで修行していた。ある日、領地を荒らすブラックドラゴンのアムルタット征伐軍に加わった父が、アムルタットの人質にされてしまう。人質を取り戻すため身代金を用意しなければならないが、貧しい村にはそんなお金はなかった。そのため、首都へ身代金を頼みに行くことになり、警備兵隊長のサンソンと読書家のカール、そして、フチが首都まで旅に出ることになるが…。
韓国の大長編ファンタジー第一巻!
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1巻と言うことでまだまだ物語のさわりの部分ですが、続きが読みたくなるほど魅力的な作品です。物語の中で時折出てくる言葉が重かったり、考えさせられたり…奥が深いお話になるんだろうなぁ〜と期待しております。
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このシリーズ、どんどん読んでいくにつれていろんな人や地名が出てきて「・・・あれ?これって誰だっけ?」ってなります。
この本はブームが来てるうちに一気読みがお勧め
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後から作者を見て、韓国の人だと知って、かなりびっくりした。
外国だと、まるきり白人ぽい外国の本を読むのが多かったからな。
表紙とあらすじから、まあそんなに期待は出来ないかもなと思っていたが、ところがどっこい。
非常に楽しめた。
主人公がいいんだろうな。
かっこいいわけでもなく、かっこ悪いわけでもなく。
ヒーローなわけでもなく、悪役なわけでもなく、ちょっとした影があるわけでもない。
口の悪いひたすら悪餓鬼で明るいやつ。
こういう人好きだなぁ。
これも一人称が映えている。
キャラクター設定の出だしは良好。
総評:雰囲気が非常に自分好み。次巻に期待。
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ファンタジー物の中で1番好きです。
ファンタジーなのに堅苦しくなくて読みやすい・ω・´
12巻とちょっと長め?だけど私的にはすらすら読めました^ω^
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“「ううむ。そうだな」
よくよく考えてみれば、オレが魔法剣を手にしたからといって、とくにそいつを活用するチャンスもなさそうだな。オレはヘルタント領地のロウソク職人候補だ!これから先も、領主さまとその子孫にロウソクを上納しながら、一生を終えるんだろうしな。それに最悪の場合、ジェミニと結婚し、子どもたちにロウソクの作り方を教えて……。ははは、こんな人生のどの場面に、魔法剣がはいりこむ余地があるっていうんだ?
「ええい、わかんねえや。力を強くしてくれってたのむことにした!」
ジェミニは、びっくりしたような顔でオレを見た。オレは肩をすくめる。
「力が強ければ、便利じゃないか。重いものを持つことにはじまって、脂桶を運ぶときも楽だし、悪くないだろ?腕たてふせできたえるのも、めんどうだしな」
「でも……あんまりにも動物的じゃない?」
「だから、なんだ。おまえは動物じゃないのか?」
「それ、どういう意味よ!」
オレは、これ以上考えるのも嫌になり、けっこういいアイデアじゃないかと、ひとりで悦にいった。オレはその足で、ジェミニといっしょに<サントレラの歌>にいるタイバーンを訪ねた。オレの願いごとを話して聞かせると、タイバーンは大爆笑した。
「ひいっひいっ、理由はなんじゃ?」
「荷物を運ぶのも楽そうだし、仕事をするにも役にたちそうだし」
タイバーンは理由を聞くと、またしばらくのあいだ、爆笑した。なにがそんなにおかしいんだ?タイバーンは涙をぼろぼろこぼしながら、部屋にある自分のかばんを持ってこいと言った。オレがかばんを持ってくると、タイバーンは自分でそれをあけて、がさごそやりはじめた。指先の感覚で探しているのだが、タイバーンはかんたんに目当ての物を探りあてた。
「それを、おぬしにやるぞ」”[P.195]
再読。
懐かしすぎて笑い所でちょっと泣いた。
面白いのに色々と深い中身が素敵。
魔法の秋が始まりを告げる。
フチ・ネドバル:ロウソク職人候補、17歳
サンソン・パーシバル:ヘルタント城の警備兵隊長、27歳
カール・ヘルタント:読書家、弓使い
ジェミニ・スマインターグ:領主の森番の娘、赤髪の17歳
タイバーン:全身に刺青をした盲目の魔術師
イルリル・セレニアル:黒い瞳と黒い髪をもつエルフ
エクセルハンド・アインデルフ:だみ声のドワーフ
ハルシュタイル:カッセルプライムのドラゴンラージャ、10歳程の少年
カッセルプライム:ホワイトドラゴン
アムルタット:ブラックドラゴン
ジャレン、ハリー:警備兵、戦死
ターナー:警備兵
ヘルタント子爵:領主さま
ヘルタント男爵:若さま、アルバンス・ヘルタント、第六次アムルタット征伐軍時に死亡
ハーメル:執事
ヒュリチェル:ハルシュタイルを護衛してきた首都の騎士
ジョイス:鍛冶屋
ソロイ・マイアーハンド:負傷したヘビートゥルーパー
タイバーン・ハイシーカー:<十二人の橋>を創った魔術師
“「オレの運命も……ったく、不思議なもんだな。この夏にだって、自分が首都に行くことになるなんて夢にも思��てなかったんだ。それが、秋にはいって……」
ジェミニは手を動かしながら答える。
「秋にはいって?」
「そうか……。すべてが秋にはいってからはじまったんだよな。カッセルプライムが現れ、魔術師の助手になり、親父はアムルタットの捕虜になり、オレは首都に行くことになった。秋は魔力を秘めている、って言うけどな」
「なんのこと?秋が魔力を秘めているって」
「秋ってのはそういうものなんだよ。春夏のあいだ、地上のものたちは自分の生命力で萌えている。だが秋の指先に触れたとたん、その生命力が萎えはじめるんだ。そして冬。つまり死をむかえる。だからこそ、秋っていうのは神秘的なんだ。死を目前にした生命。しのびよる死。生命力が朽ちはじめ、死が訪れる直前のこの時期に、神秘的な事件が起きる可能性を秘めた短い期間がある。それが、秋のある時点に存在するといわれる魔力の時間だ」
「あひょぐほ、ひがん(魔力の時間)?」
ジェミニは歯で糸を噛みきろうとして、おかしなしゃべり方をした。糸を切ってから話せばいいものを、ああやって不思議な行動にでるとは……かわいいやつ。オレはにっこり笑って、カールが好きな魔力の時間の話を教えてやった。
「魔力の時間っていうのは、いろんな場所でそれぞれ関係なく発生するんだ。秋のある時期っていうのは、まちがいない。人がその場所にはいりこんでしまうと、その人につぎつぎと不思議なことが起こりはじめる。そして、落ち葉が大地をおおいはじめ、初雪がふるまでの短いあいだに、一生忘れられない、たった一度きりの秋を経験するんだ。ときには、自分で気づかないこともある。その秋のできごとを覚えていて、何年かたってから、いや年老いてからようやく思いしることもある。だが、自分が<魔法の秋>にはいったことを自覚する者は、落ち葉が大地をおおいはじめるときから初雪がふるまでのあいだに、おどろくべき偉業を成しとげられる」”[P.283]
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ドラゴン物なのかなぁ。
最初はホワイトドラゴンとかでてきたけど、王様に報告に旅立ってから全くドラゴンでてこないし、出てくる気配ないし。いつまでもつかないし。
ちょっと不満はあるけど、まぁおもしろいかな。
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村を苦しめていたブラックドラゴンの討伐隊が人質になった。身代金を出してもらうため、国王に会いに旅に出る。
設定など気になる部分はあるけれど、読みやすい。主人公の軽さが気にならないくらいにおもしろい。
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フチのへらず口には、閉口しそうです。
よくまあこれだけのことが言える・・。
ドラゴンはまだあまり出てこないですが、エルフ、ドワーフ・・違う種族とも友情が芽生えそうな・・・
はたしてどんな物語になっていくことでしょう???