投稿元:
レビューを見る
内容を理解しつつ読んだとはいえないので再読必要。
すげー頭の悪い感想を言うが、押井守が映像化したらいいのではないか。
博物館でのアクションから「攻殻機動隊」を連想したわけだが、衒学的な会話もそうだし、デモーニッシュな人物を中心に据えるところとか。
あるいは押井守の都市=身体論とどこか通ずるものがある生命観だと思うんだよなー。全然説明できんが。
投稿元:
レビューを見る
奥田の環世界はいずれそこに至るだろうHAによる生態系の未来図か?
環境破壊が進み今生きる生物たちに適さなくなっても、HAは遺伝子を改変し適応して地球を覆い尽くし、生命を謳歌することになるのだろう。
そんな予感を残す終幕だった。
おぞましさと紙一重の美しさ、HAの躍動する体をもっと観たかったな〜。
5巻で終わってしまうのが残念。
投稿元:
レビューを見る
完結巻。
人工の雨の中での最終戦は、イルカが見る世界と、蛙が皮膚で感じる世界とのぶつかり合いが視覚化されていて圧巻。
物語としては全てに決着がついたわけではなく、開かれた形で、余韻をもって幕が下りた印象。長い時間の一部が切り出されて物語になっていたような読後感がある。最後まで緩むことなく、ハードで、詩的で、美しい漫画だったと思う。
投稿元:
レビューを見る
"俺が初めて先生を見たのは偶然だった
先生はひとり踊っていた
講習で見た映像の水中バレエのようだった
俺は"美しい"ものを 初めて見た"
完結。
投稿元:
レビューを見る
大好きだなー
ヒトの手によって遺伝子を“設計”されたHA(ヒューマナイズド アニマル)
結局、人間は軍事目的に利用するしか考えが及ばないけど、本当はもっと崇高な意志のためなのではないだろうか?
動物とヒトのハイブリッドは最初グロいけど、どんどん惹きこまれていく
五十嵐先生の絵のクオリティは相変わらずサイコー
先生の作品には音が重要なカギになっているから、主人公はカエルなのかな
そして女の子がカワイイ
例え足がカエルだろうが身体がヒョウだろうが、みんなカワイイから好き
投稿元:
レビューを見る
全5巻読了。
各コマや人物の絵画としての美しさ、漫画表現としての躍動感がとにかくすごい作品だった。
バイオテクノロジー、つまり人間以外の生命を主題とする中で、改造された生命のデザインのおもしろさ・巧みさもさることながら、自然物の描きこみというか描写も生々しさと美しさとが共存していて良かった。
まず世界観に惹かれる作品だった。
SF設定や問いに関しては、そこまで驚くほどではなかったか。
「病が可能性である」というオクダのフレーズに代表される、遺伝子が持つ柔軟性・可能性の大きさと、それが進化の視点でなぜ重要なのか、という観点は、まあ、その通り。
兵器としての未来予測の解像度の高さは面白かった。
菌の利用とか、材料の利用とか。そして生命改造が小惑星改造を前提しているということとか。
ただしサンモントという社名は安直すぎて微妙。
あとは登場人物がしっかり立っていて素晴らしかった。企業トップの描き方もリアルだったし、すごく参考になった。
これらの人物のことは思い出していきたい。
とても楽しめた作品だった。
投稿元:
レビューを見る
いろんなサイトで探して探して全巻揃えました。
こんなにすごいマンガなのに、今1〜3巻は手に入らない状態なのかな?