- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
股間の鑑定士
2019/12/21 11:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文明学園高等学校の生徒会長は天才だ。知能だけではなく、体力にも優れ、文武両道を実践する生徒の鑑のような逸材である。そのような人物に匹敵するのが、鯖井さんである。
二人は学校の内外で、何度も雌雄を決する戦いを繰り広げているのだが、サバイバル術に長けた鯖井さんが辛勝する事も、知略を張り巡らせた戦法を得意とする生徒会長が圧勝する事もないまま、勝負は持ち越されている。
鯖井さんが居候する小平家には、鯖井さんと同学年の少年がいる。その少年の事をヒロと呼ぶ幼馴染の甘木さんの祖父は寿司職人であり、学校に包丁を持参する彼女に対して、鯖井さんは興味津々である。
小平くんの一物の大きさを知る鯖井さんは、異性として彼の事を認めてはいない。だが、甘木さんは気が気ではなく、鯖井さんは甘木さんとも戦う事となる。
鯖井さんの交友関係は、案外、広い。
未開の部族やホームレスの男性と気さくに交流し、引ったくりの犯人からは敵対視され、野生のゴリラとは仲良しだ。
文明化された社会から離れて暮らしていた鯖井さんには恥じらいの感情が希薄であり、人前で平気で肌を晒す悪癖があるのだが、読者が見られるのは下着を下ろした状態でのお尻だけである。
しかし、乳首が見られなくても、巻末のおまけがあるので、読者の心は満たされるであろう。
それは、作中で一コマしか登場しないおじさんも収載された名鑑である。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |