紙の本
後半三部作完結編
2020/08/30 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作を引き継いでの次の三部作の完結編ということで・・・原点(『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』)で出てきた謎についてまとめにかかってる。
副題の『死すべき女』とはカミラのこと? というわけでリスベットとカミラの因縁にも決着を。
そしてさらに、身元不明遺体をめぐる謎が国防大臣フォシェルがかかわっているらしいこと、エベレストでのある遭難事故につながり・・・と、複雑化するかに見えたけどそんなに複雑ではない。結局リスベットとカミラの件も全部つながっているのがすぐ見えてしまうのはドキドキ感が減るかなぁ。
おまけにエベレストでのことは1997年の大量遭難事故が元ネタですかとわかってしまうので、フィクションとして楽しみ切れない(あのキャラはあの人をモデルにしたのだろうか、などと気になる)。
ミカエルは運命の相手に出逢ったり(?)、ブブランスキー警部はリスベットに対して慈愛の心を持っていたり、リスベットは再出発を実感するなどと、話を締めくくる気満々なのも感じられて・・・このシリーズを書き継ぐの大変だったですよね、おつかれさまです!、と今更ながら言いたくなる。
後半三部作が出たことで、前半三部作がより輝く感があるような・・・。
また誰か別の人がリスベットとミカエルの物語を書くのでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
暴力描写もほんの少しだし、とても読みやすく一気に読んでしまった。
どのように絡んだ糸が解けて決着がつくのか楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
10年以上前にスティーグ・ラーソンの3部作読んで依頼4、5は読まずに6読むことになった。北欧ミステリにはまった最初の記念すべき作品。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに、リスベットとミカエルに会いそして、また北欧のみならず舞台はさらに広い世界へ・・・
「ミレニアム」シリーズはとことん私を虜にしてくれる。
投稿元:
レビューを見る
1月-16。3.0点。
ミレニアム第6弾。謎の浮浪者が死亡、自殺と判断されるが他殺の可能性ありと、調査を始めるミカエル。
リスベットの力も借りようと、連絡を試みるが。
進みが遅く、読むのに時間がかかった。下巻に期待。
投稿元:
レビューを見る
完結とのことだが個人的にはラーソン版で既に一度完結していると思っているので、構えず読む。
ミカエルとリスベットは異なる場所で異なる問題を抱えている。
ミカエルはスウェーデンでホームレスの不審死を追ううちに、政治家の関与を疑うようになる。
カトリンとの展開は、作者が徐々に仲良しにするのを面倒くさがったんだろと思わなくもないが、尻軽ぶりは健在……
リスベットはどうしちゃったのってくらい混乱している。
対カミラは一筋縄ではいかないのはわかっているが、彼女の感情面がネックになるとは。
パウリーナ夫への報復もやけくそじみていて、これまでの鮮やかで胸のすくそれとは違うしなあ。
ニマ・リタとフォシェルの関連は?ミカエルやリスベットの問題と絡んでくるのか??
こういうのは相変わらず楽しい。
しかしカミラの魔の手が迫っている。
投稿元:
レビューを見る
あれですよ。
このミレニアムって3巻まではスティーグ・ラーソンって人が書いてました。
4巻の構想まであったのかな?
で、
3巻を発売したあたりで亡くなってしまい、
ダヴィド・ラーゲルクランツさんが4巻から続きを書いてるんですね。
1巻の上巻はちょっと辛らかったです。。。
おもしろくない。
世界観になれないとかいわゆる設定のお話しみたいなんで仕方がない。
でも、
下巻から目まぐるしくおもしろくなる!
3巻はかなり最高!
で、
続きの4巻はおもしろかった!
これなら安心だ!
と、
思ってたけど5巻が微妙。。。
主人公か?
ヒロインか?
リスベット・サランデルのいわゆるドラゴンの謎がちょっと弱っちくてがっかりした。
やっぱり、
引継ぎが上手くいってないんよ。。。
で、
5巻なんですが実はギブアップなんじゃないかなって思う。。。
父親と、
義兄だったっけ?
を、
倒して残りは妹!
家族が敵なんですよ。
で、
残りは妹なんできっと死すべき女は妹?
否。
リスベット・サランデルじゃないの?
どうなんでしょう?
と、
ドッキドキで読んでるけどちょっとつまらないのよ。。。
浮浪者。
これが今回のキーパーソン。
相変わらずミカエルはプレイボーイなのにリスベット・サランデルに首ったけ?
ITな方向ではなくDNAなの今回わ?
なにしろ、
リスベット・サランデルが元気じゃない!
大丈夫か後半?!
投稿元:
レビューを見る
ミレニアムシリーズ6作目で完結編。
途中で作者が変わって雰囲気も変わっている。
前半の方が好みであったが、どのような完結を迎えるのか下巻に期待。
投稿元:
レビューを見る
必ず読んでいるミレニアムの第6巻。オリジナルの作者死後、今の作家が引き継いだという面白いシリーズ。これまでの5巻と比べると、今回は少しクォリティが落ちると思う。ストーリー立てに工夫し過ぎで、人物の心理や感情は薄くなった感じ。ミレニアムらしさが減っていると思う。今の作者による前2作はめちゃめちゃ面白かったので、この作者のせいではなく、単に今ひとつな出来に終わっただけだと思う。多分、また別な作家が引き継ぐと思う。
投稿元:
レビューを見る
最終巻まできて、ようやっと「ラーゲルクランツのミレニアム」に慣れたという感じがした
ただ……エリカが離婚したがっている件だけは「ありえない!」と断言できる……
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りた本。ミレニアムシリーズは読破済みなので惰性で借りてしまった。今回は序盤にリスベットが妹の暗殺失敗から始まる。ミカエルは個人的に謎の浮浪者を捜査する事になる。謎の浮浪者はヒマラヤでシェルパをしていたらしく、何か秘密を持っていたらしい。上巻はリスベットの機敏さが無く、話に動きがない状態なので下巻に期待しておく。
投稿元:
レビューを見る
6部まで続いた『ミレニアム』シリーズが終わってしまうらしい
スティーグ ラーソンの意思を継ぎ、ここまで続けてきたから残念ではあるけれど…最初の三部作に比べてスピード感は増したもののストーリーの深みに欠けた印象はしょうがない
なにより、リスベットがまったくスキのない超人的能力をもってるところにムリがある
リスベットとカミラの最終対決、エヴェレスト登山の謎、シェルパまで出てくるけど、ミカエルとリスベットはまだ会っていない……
投稿元:
レビューを見る
面白い。リスベットにはあまり動きはないが、伏線は沢山貼られていると思うので、どう展開していくか楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
今回も遺伝子が関わってくる。
たまたま調べ始めた事件が実はすごく大きなことと関わっていて・・・
それと並行して、リスベットとカミラの最終対決が繰り広げられる。
ミカエルが今回もミカエルしていて見てておもしろかった。思ったことと行動がちぐはぐなくだりが今までになく、作者らしさを出したのかなとも思った、あの感じが個人的にはけっこう好き。
投稿元:
レビューを見る
事件の全貌はまだ見えて来ないけれど、やっぱり面白げだなぁ。
だけど、このボリュームなら上下巻じゃあ無くても良いんじゃあ…まぁいいっこなしか。