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「旅に出られるカフェ」を舞台に、小さな事件や謎を解決していく、コージーミステリー。
毎回登場するはじめて見るような世界各国のメニューもお楽しみ。
1つのストーリー自体も1杯のコーヒーを飲みながら読めてしまうちょうどいい長さでまさにカフェにピッタリな作品です。
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出てくる料理がどれも美味しそう。
全般的に、文章表現がうまいとは思わないが、料理を題材に、多様性への理解の大切さが描かれていたのはよかった。
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最近こーゆう小説多くて、、、若干二番煎じ感があって、物足りなかった。
形も途中からパターン化してて、うーん、なんかもったいない。題材はめちゃくちゃ好みなのに。
でも、こういう本で同性愛がサラッと出てくるのはいいなと。
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近藤史恵のときどき旅に出るカフェを読みました。
30代半ばで独身、ちょっと寂しさを感じている瑛子がふと立ち寄った近所のカフェはいろいろな国の料理が供されるカフェでした。
オーナーの円(まどか)が瑛子の会社の新入社員だったという縁もあり、瑛子はそのカフェに行くようになります。
章ごとに世界の料理が紹介され、瑛子や円やカフェの客などの小さな事件が物語られます。
軽い読み物で面白く読みました。
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何故か、エッセイだと思い込んでいた。
ランキングの上位に挙がっていたのでエッセイは苦手だと思いながら気になって購入していた。
エッセイではなく、小説。
自分のお店(カフェ)を持つ女性が、毎月(と、必ずしも決めているわけではない)外国や国内を旅して自分の舌で経験したスイーツを自分の店でメニューにする。旅をしない月はメニューの研究。
日本人に合うように味を変えるのではなく、本場の味をそのまま再現するので、食した客は旅をしているように感じる。
自分が常識だと思っていたことは、世界では常識ではないことに気付き、世界が広がる。
どのお菓子も美味しそうで、ちょっとした謎解きも絡んで、とても面白かった。
最後は店長自身の話にも触れ、深みが増したように思う。
良い一冊だった。
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自分では旅に出られなくても、そのカフェに行けば旅先の美味しい物が食べられる。
そんなカフェの若きオーナーとカフェ馴染み客となった元上司。
食べ物に限らず、自分が常識と思っていた事が一歩踏み出せば常識でもなんでもない。
そんな事に気付かされ、美味しく頂いてご馳走様の気分。
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世界各国のスイーツとそれに関連したちょっとしたミステリー、全てがすっきりする結末ではなかったけどそれがまた良かったり。性別は違えど今の自分と瑛子との年齢と状況が近いからかたまたま共感するところも多かった。三十代の自分だからこそ何かを感じる作品でした。万が一続編がでたらまた読みたいです。
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こんなカフェにいってみたいなぁ。
世界各国の美味しそうなデザートを想像するだけでも、ほっこりします。
旅に出ながらカフェを営み、店を守り抜く。
円の生き方がカッコいい。
私は、瑛子の気持ちに良く共感してしまう。
自分が選択してきた人生なのに、後悔ばかりなのはどうしてだろうと考えさせられます。
世界の素敵なスイーツと、
様々な女性の生き方が楽しめる一冊です。
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旅が好きなので題名に惹かれて購読。
甘いものは私もあまり好きではないが、ザッハトルテの件はとてもよくわかった。
ウィーンで食べたザッハトルテ、クリームと一緒に食べると美味しかったのだ。日本ではクリームを避ける私にしては珍しく完食したのを覚えている。
心温まる話ばかりだった。
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表紙に惹かれて購入。
甘いものはあまり好きではないけど出てくる料理が美味しそうでよかった。特にモロッコのミントティーとか飲み物系が美味しそうだった。やっぱりこういうサードプレイス的な場所に憧れる。
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こんな場所が欲しい。
まさにサードプレイス。
ほんわかするミステリーって、初めてかも。
そして、円の働き方がすごくいいなと思ったし、コンセプトがすごくいい。
きっと実際にあったら通い詰めるし、
でもあんまり有名になりすぎて欲しくないな、と思うんだろう。
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いろんな海外のスイーツ&ドリンクが楽しめるカフェでのお話。近所にあったら、私も通ってしまうだろうな。海外旅行は好きだけど、円のようにその旅を自分に活かせたら、もっと楽しくなるんだろうな。
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知らない外国のお菓子がたくさん出てきて美味しそうでした。それ以外の話の内容はあんまり頭に入ってこないけど…
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旅先で出会ったスイーツなどを出すカフェ。
店主の円と元同僚?だった主人公の奈良瑛子。
後半は少しややこしい展開になるけど、円は強いな、と思った。
そして衝撃のラスト。円の強さがわかった気がした。
面白かった。そしてもっと続きを読みたくなった。(あるのか知らないけど。)
こんな馴染みのカフェがあるのは羨ましいな、と思った。
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目次
・苺のスープ
・ロシア風チーズケーキ
・月はどこに消えた?
・幾層にもなった心
・おがくずのスイーツ
・鴛鴦茶のように
・ホイップクリームの決意
・食いしん坊のコーヒー
・思い出のバクラヴァ
・最終話
絶対に外れなしと思って購入。
やはり上手い。
30ページほどの掌編なのに、きちんと謎があり、解決がある。
そして元同僚とはいえ、店主と客という関係がしばらく続いた後の、店主が抱える問題の開示。
甘えない。凭れない。
だけど、支えになりたい。
友達ではないけれど、単なる知り合いでもない距離感。
そして世界のスイーツ。
それを味わうに最適の飲み物。
その国の歴史や文化。
お客様に提供する、居心地のいい空間。
サービス業って何なのかが、きっちりと書いてある。
するすると読める軽い作品のようでいて、舌に残る苦み。
決して自分を認めることのない家族との決別。
”自分が囚われているものなんて、小さなもので、その枠から出てしまえば常識だと言われているものが、常識でもなんでもないってことに気づきました。”