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電子書籍
これで完結だと思うとかなり中途半端
2022/11/15 01:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻でヒロインと和解し、逆に懐かれているローズ様。
生徒会選挙でレンヴィルドが忙殺されている裏でいろいろ画策しながら、他国の王子を巻き込むところだった悪徳貴族をとっちめる話。
1巻のときも薄々思ったけど、ヒーローはレンヴィルドのが好みだなぁ。
主人公はカディオが好きだしカディオを落とす気でいて、他のフラグは立てちゃってもなんとかかわそうとしているけど。
現状「薔薇姫」である彼女を守るにはカディオでは不足だと感じるのもあるよね。
物理はグレヴィオールがいるんだし。
レンヴィルドとの皮肉のやりとりも好きだ。
あまりにもさらっと解決してしまうけど、伏線の張り方が上手くて話も普通に面白かった。
準備万端整えてさっと解決できてしまう頭脳がローザリア様の魅力だけど、自前でなんとかできてしまう部分があるからこそ、ただ物理的に強いだけのカディオが魅力的に見えなくなるんだろうなぁ。
後始末を押しつけたりできるレンヴィルドの有能さを考えるとねぇ。
でもローザリア的にはレンヴィルドとは親友でいたいんだろうなぁと思うとままならない。
逆ハーが増えていくのなら続きは読みづらいなぁ。
調べたら続刊出てないしweb版もここで完結らしい……。
ものすごく中途半端に終わっているようにしか思えなくてとても残念だ。
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