紙の本
歴史の謎をドラマ化
2020/05/12 09:05
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌われ者の武将、明智光秀のイメージを一新しています。様々な陰謀説が渦巻く本能寺の変にも、新たな切り口で迫ってほしいです。
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新大河『麒麟がくる』がスタート❗
大好きな戦国
そして個人的に一番興味がある武将、明智光秀が主役だけに、すっごく楽しみにしていました。
ガイド本も買って、準備万全てしたが、周知の訳ありで放送開始が2週間遅れての本日開始。
初回から面白かった~
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NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は2020年1月26日、第二回「道三の罠」を放送した。斎藤道三が明智光秀に無茶振りする。使える家臣を使い倒さなければ気がすまない浅ましさがある。道三は人気の高いキャラクターであるが、私は嫌いになった。明智光秀のドラマとなると本能寺の変という結末が見えているために、どうしてもそこを意識する。光秀を使い倒さなければ気が済まない織田信長に愛想をつかしたことが動機になるのではないか。
現代人感覚では本能寺の変を過労死寸前の状態であったとする見方は理解しやすい。1992年の大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』が、そのような解釈があった。但し、過労死寸前は物凄く追い込まれた状態である。謀反のような積極的なアクションを起こすことは考えにくい。そこまで疲弊しなくても、使い倒そうとする相手に強烈な反発心を抱くことはある。現実に疲弊しているか否かではない。もっと頑張れそうな人間に頑張らせようとすることを良いことと考えるような昭和の精神論根性論には敵意さえ抱きたくなる。
斎藤道三は美濃国守護を毒殺する。織田信長は守護代による守護殺害を名目に尾張を統一し、足利義昭にも十分に我慢した。以外と権威を大事にしているのではないか。
桔梗は自覚のない本人に代わって道三に命乞いする。川口春奈さんは麻薬取締法違反容疑の沢尻エリカさんの代役という形で入り、時間的にも周囲の関心も演技に集中できるベストな環境で臨めなかった。その弱々しさが重なり、逆に迫真の演技になった。