スミス・マルクス・ケインズ――よみがえる危機の処方箋 みんなのレビュー
- ウルリケ・ヘルマン(著), 鈴木直(訳)
- 税込価格:3,960円(36pt)
- 出版社:みすず書房
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紙の本
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2023/06/09 15:37
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各世紀を代表する思想を提起した人、スミス、マルクス、ケインズという経済学者について生い立ちや人間性を紹介する。この説明はわかりやすい。新古典派、新自由主義を批判しているのも本書の必然の流れだろう。巻末の解説には新古典派への批判について新古典派の動向を踏まえると必ずしも適当ではないそうだが。
本書の中に、資本主義について述べたくだりがある。
・資本主義は相対としての社会の複雑な相互行為から成り立っている。
・資本主義はあまりにも動的なものであり、重要な視点やテーマはたえず変 化している。
経済学が現状をうまく説明できているようにも思えないし、前述のような資本主義を解析して、理論化するのは難しい問題なのだろう。経済学は誰のために何のためにあるのだろうか。
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