幻魔大戦 Rebirth 11 みんなのレビュー
- 平井和正(原作), 石ノ森章太郎(原作), 七月鏡一(脚本), 早瀬マサト(漫画)
- 税込価格:693円(6pt)
- 出版社:小学館
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紙の本
『幻魔大戦』が終わる時が来たのだ
2020/03/22 15:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この『rebirth』第11巻を購入して、驚きました。帯に「堂々の完結!!」とあるではないですか。前巻までのストーリーは確かに進展しつつあるものの、私にはまだまだ終わりが見えないとしか思えなかったのですから、次の11巻で完結するなんて思ってもみないことでした。だいたい、平井和正の『幻魔大戦』などのように、この話は延々と続き、どこかで中断せざるを得ないものという先入観があるので、この『rebirth』も終わりを迎えてほしいと思いつつも、どこかで延々と続くか中断するかという顛末を迎えるものだと勝手に思っていたところがありました。それが、終わってしまったのです。
それでも、読み終えてみれば、これはこれで終わるということなのかというのも納得できそうな終わり方だったように思います。まあ、これですべて完結というわけではなさそうなところも含めて、これまでの『幻魔』をうまくまとめ上げつつ、どれもが別の作品としても成立するというように思えてくるので、良かったなあと思えてきます。
ただ、この11巻の初めで「”幻魔”はなんのために生まれたのか・・・?」などという問いを設定してしまったところは必要だったのかと思ったりもしてしまいました。こんなことを問いもしないで全宇宙の破壊を望むのが幻魔ではなかったのか、そこを問うてしまっては幻魔が幻魔でなくなってしまうのではないかと思ってしまったのは私だけでしょうか
オリジナルの『幻魔大戦』が発表されてからすでに50年以上の時間が経過しており、その間に様々な『幻魔』が発表されてきたので、それに触れた個々人それぞれにイメージする幻魔があるのではないかと思います。なので、どれが正解とか正統であるといったものはないとは思います。それにきっと、平井和正も石森章太郎も、どこかで破綻してしまったこの壮大なストーリーをまとめきれなかったのでしょうから、何とかまとめた七月鏡一の脚本や早瀬マサトら作画スタッフの苦労な波半端なものではなかったでしょう。そんなことも考えながら、しばらくは『rebirth』をもとにして、また『幻魔大戦』について個人的にあれこれと想像してみようと思います。
そうかあ、でもこれで『幻魔大戦』も終わってしまったのか・・・?
紙の本
終わったは終わったが...
2020/02/14 22:51
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻魔大戦もこれにて完結。
二人の丈の正体も明らかに。
そして、丈たちは最後の決戦に臨み...
やけにあっさり終わったと言った感じ。
幻魔大王に会うべく行動したその結果は...
そう来たか...
でも、今までの経緯は何だったのか?
最後の最後で盛り上がりが今一つだったなと。
終わったは終わったが消化不良。
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