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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.1

評価内訳

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

警告されていた感染拡大、対策を講じるどころか、医療・保健所を削減した政府の責任は!

2020/05/02 16:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界のどこかの地域で新型インフルエンザが発生すれば、瞬く間に世界に広がる。いまテレビで新型コロナウイルスに対する対策について連日登場している岡田晴恵さんが10年前に書いた小説。
 そして、この小説に描かれている事態が、いま世界と日本で起こっている。グローバリゼーション時代の世界では、「ヒト、モノ、カネ」だけでなく、「ウイルス」も世界中を駆け回る。新型インフルエンザは1回の流行で終わらない。人類が免疫を持たない限り終息しないことが指摘されている。
 新型インフルエンザはもちろんだけど、現在拡大しているコロナウイルスのワクチンはいまだない。今朝のニュースでは、早くて9月頃に開発されるかもとあった。仮に、9月に開発されたとしても、そのワクチンが人類のほとんどに接種されるまでに、どれだけの時間がかかるのだろうか。
 著者は、感染拡大の警告に、「耳を貸さない」「無関心である」政府と国民に、抗議している。それも10年以上も前に。そして、政府の対応の遅れが、感染を拡大させていくというシナリオは、まさに今の政府の対応である。
 本書は、新型インフルエンザについて書かれているが、新型コロナウイルスのほうが潜伏期間も長く、やっかいである。そして、10年前よりも保健所が減らされ、地域医療が削減されている。政府の責任は重大だ。
 とはいえ、現在の状況を克服することが急務である。政府の遅れや誤った施策を指摘しながら、何よりも「命を救う」ための対策を取らさなければならない。人の命よりも金儲けを優先する施策を転換させなければならない。
 そして、まず、医療従事者や保健師の命と健康を守るための援助を政府がただちに行うことをさらに求めなければならない。国民の命を守る医療が崩壊すれば、助かる命も助からない。国民の生活を守るために働く生活インフラに従事する労働者、ゴミを回収する清掃労働者も守るためにも、感染を広げない努力を続けることが求められている。新型コロナウイルスとのたたかいが長期化しそうなもとで、国民の我慢は当然だが、命と暮らしを守る政府の責任も求めていこう。

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紙の本

警告されていた。

2020/04/14 15:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナが早期に収束・終息されることを祈ります。

テレビで活躍されている岡田さんもお体にご留意ください。

やはり危機管理には、責任者の着意と危機感がとても大切ですね。

伝染病の恐ろしさがわかる本でした。

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紙の本

これだけ正確に10年以上前からコロナ禍の混乱が予想されていたのに…

2021/06/14 07:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

情報番組等で新型コロナウィルスの情報発信を頻繁にされておられる岡田晴恵氏が2009年の新型インフルエンザの感染拡大をもとに、強毒性の新型インフルエンザがパンデミックを起こした状況を描いたフィクション。
2009年に感染拡大した新型インフルエンザは弱毒性であったため、大きな社会的影響は免れました。あの時、もしも拡大したのが強毒性インフルエンザであったなら、どのようなプロセスを経て状況が推移するかを専門家の見地から描いた小説です。
本書に登場する「新型インフルエンザ」を「新型コロナウィルス」と読み替えて本書を読むと、10年も前に、いかに現在の状況を正確に予見されいたのかに驚かされます。検疫による水際対策の限界、都市部での患者の急増、マスクなどの医療物資の欠乏、そして医療崩壊などが描かれており、本書ではその先としてインフラを支える人々への感染拡大から電力供給の不安定化、船舶による物資輸送への影響から生活必需品の欠乏などにも踏み込んだ描写が見られます。
インフルエンザでは、ある程度感染が予見される種についてプレパンデミックワクチンを備蓄して感染に備える事もできるとされていますが、本書ではプレパンデミックワクチンのない、しかも強毒性の新型インフルエンザのパンデミックを想定しているので、何の準備もない状況で新型ウィルスの感染拡大という意味では、まさに今の現実を言い当てている内容です。
「国境を接していない日本は感染症に対する危機意識があまりにも低く、これだけ科学が発達していても”それほど強毒性の感染症は発生しないだろう”、”日本に入ってくるまでは時間的余裕があるだろう”など科学的根拠のない楽観論に根差した対応を政府や自治体が執るケースが多い」、「危機管理の問題は事前のリスク評価と最悪のシナリオに対応した事前準備を行い、緊急対応計画を立て、それをいつでも実行できる状態にしておくこと」等々、今となっては至極当然の事が列挙されています。この危機管理の件については、本書では事前に周到な準備を行った自治体と、そうでない自治体などが対比されていて、大変説得力がありました。また筆者が公衆衛生の専門家であるが故に、描かれている事象に科学的な裏付けがあり不必要に恐怖を煽ったりしていないだけに、より現実的な想定で描かれた印象を受けました。
本書の後半で描かれる最悪の状況に至る前に、今からでもできる事について、是非もう一度再確認する必要性を感じる1冊でした。

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2009/09/15 23:27

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2009/11/16 15:51

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2010/03/20 00:17

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2009/08/18 20:05

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2011/10/31 23:49

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2020/08/09 10:01

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2023/08/04 15:41

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