電子書籍
作家の重圧
2020/05/01 17:32
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮尾登美子作品は、映画、ドラマの印象がとても強くあります。
一時代を築いた女流作家である影では、私生活の凄さ、豪快さもあるけど真逆の気遣いさなども持ち合わせる人物。二面性もある感じを受けます。
林真理子さんから見た人物像、一読者からの印象は違うようで紙一重。
それでも、、宮尾登美子作品の数々は血肉であることでしょう。
紙の本
宮尾登美子評伝
2021/08/31 19:56
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
生前に許可をもらっていたという林真理子さんによる宮尾登美子さんの評伝。林真理子さんのエッセイでも宮尾登美子さんの大ファンだと書かれていましたが、けっこう冷徹な目で描いてあると感じました。生母について、エッセイなどで触れられていても詳しくは分からなかった複雑な家族関係が興味深かったです。
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宮尾登美子ってそんな感じの人だったんだ。
林真理子さん 本当は好きじゃない?みたいに時々思える様な表現。後 ちょっと自分自慢
宮尾登美子さんの本 読みたくなった
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→「林真理子が閣、宮尾登美子の評伝」
https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/5d17c80c7315186f4b5f7760f54cd376
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宮尾登美子の小説は自慢じゃないけど、一冊も読んだことがない。
映画なら”鬼龍院花子の生涯”観ただけ。
林真理子の評伝なら面白いと思って読んでみたけど、けっこうあっさり、読みやすかった。
けして悪くは書いてないのだけど、美人で被害妄想気味で文壇での友だちも少なく、林真理子は可愛がられたらしいけど、借金を残したまま上京したり(何年もかかって返したらしいけど)あまり好感は持てなかったな。
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原作映画「鬼龍院花子の生涯」などが次々とヒットした直木賞作家の波乱の生涯を追った「婦人公論」好評連載、待望の書籍化。
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林真理子が宮尾登美子について綴っている。
生前お二人は親しくされていたようで、ちゃんと許可ももらって書かれたようだ。
「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「天璋院篤姫」どれもこれも映像が先走って原作を読んだかどうかあやしい。
天璋院・・・はドラマと並行して読んだ記憶がある。
しかし、宮尾登美子について知らなさ過ぎた。
生い立ちや、その人生のあらましは大体知っていたつもりだけれど、やっぱりもう一度自伝的な小説を読んでみようかと思わせる。
林真理子は決して手放しで褒めたりはしていない。
地元、高知のゆかりのある人々や、各出版社の編集者などに地道に調査をしてありのままに書いている、と思える。
忌み嫌っていた家業や、生い立ち、波乱万丈の生涯など、
興味と言えば言い方が悪いが、読んでみたい。
まずは「櫂」から。
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小説かと思ったけど違った。
なんとなく、散漫な印象。結局、まりちゃんにも宮尾さんという人はよく分からなかったのだろう。
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作中に(編集部注 現在の○○市)みたいな箇所がいくつかみられましたが、なぜ?
なぜ「編集部注」なのかな?現役の作家の作品では見たことがない気がします。気になります。私の勉強不足なのかもしれないですが。。。
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宮尾登美子、私も一時期夢中になって読みました。
しかし、林真理子ほど、意地悪なものの書き方が板についている人はいないと思う。瀬戸内寂聴さんにもそう言われている。
繰り返し宮尾登美子の美貌について触れているが、相変わらず林真理子はそういうことへのこだわりが強いのねぇ、と感じた。
の割に、林さん自身は見るたび残念な感じだけど。
宮尾登美子があの世でこの本を読んだなら
「なめたらいかんぜよ」
と言う、小説の中にはなかったせりふを本当に吐きそう。
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林先生がしれーっと
「いいことばかり書いてる伝記ってありますか」
というように 林節悪口も もちろんあります
でも 割とマイルドだったと思います
宮尾先生の嫌われる部分も
いい意味でお嬢様気質だった ということで
落として上げるという愛を感じました
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宮尾登美子さんが好きなので、購入しました。
私の知らなかった宮尾さんの一面を知ることができました。
しかし、批判的な内容も含むので、
宮尾さんファンとしては、
ちょっと残念な部分もあります。
宮尾さんが高知で最後に住んだマンションは、
林さんは庶民的な住まいと書かれていました。
しかし、高知の中では一等地であり、
眺望も抜群の住まいなので、
これが一般人と作家さんとの金銭感覚の違いなのかなと思いました。
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林真理子のエッセイは読後感が嫌な気分になるが、伝記物は好きだったので呼んでみた。
が、これは小説ではないからか、ただの悪口にしか感じられない。
尊敬、大好きと言う割に宮尾登美子を下げる事ばかり。
書かれた宮尾登美子を嫌いになってしまうような書かれ方だった。
anan辺りで読んでいた自慢と悪口のエッセイとなんら変わりなかった。
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高知で生まれ、80年代から90年代にかけて「宮尾ブーム」を巻き起こした宮尾登美子さん(1926~2014)の生涯を仁淀川の流れのように、澄んだ瞳と純な心で林真理子さんが描きました。「綴る女 評伝・宮尾登美子」、2020.2発行。「櫂」「一絃の琴」「序の舞」「陽暉楼」「鬼龍院花子の生涯」・・・。綺麗で勉強ができて人気者だった子供の頃、年を重ねても、変わらなかったそうです。清楚で八千草薫、奈良岡萌子かっていう感じの美人だったそうです! ただ、晩年はわからないことが多い、とのことでした。
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多額の借金があってもいいじゃないか。朝日新聞社の社長と恋仲であってもいいじゃないか。心が震えるような素晴らしい作品を残してるんだから。しかも他の人の口を通して(寂聴さんや杉本苑子さん)悪口を書くなんていうのはどうなんでしょう。
まぁこの本のお陰で宮尾作品を手に取ることになったので、その点には感謝です。