電子書籍
炭治郎が中心
2021/08/12 06:32
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に前半の場面で、炭治郎がどういう心理で、どう戦ってきたかを心理学から分析しています。後半の、最後の戦いあたりも分析してほしいですね。ここが読みたかったのに……
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
別に弱い自分でいいんじゃない、と思ったりもしますが、鬼滅ファンは「強い自分」でありたい人の方が多いんでしょうねえ。
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ぶっちゃけ、タイトルで衝動買いしてしまいました。
個の本棚にもガッツリあげている通り、「鬼滅の刃」にドはまり中のため、こんなの本屋さんで見つけたらいてもたってもいられなくなってしまいました。
この本はタイトルそのまんま「鬼滅の刃」から学ぶ、理不尽な現実に負けない、"折れない心"をつくる本です。
発行日が2020年4月のため、最終回まではカバーしていないのですが、最終決戦のおそらく黒死牟との闘いの途中ぐらいまで?のストーリー(19巻~20巻のあいだぐらい?)を参考にしているものと思われます。なのでそのへんの覚えのあるシーンが出てくるので、「鬼滅」ファンは楽しく読めると思います。
そして本文にはたくさんの心理学用語も出てきます。ある意味、「マンガ『鬼滅の刃』はレジリエンスを育てるための心理学を学ぶいい教科書である」ことを教えてくれる本ともいえそう。
ただ残念なのは、やっぱり中心は炭治郎なんですよね。主人公だし、最も折れない心を育て、成長したのは炭治郎だから無理もないのですが、魅力的な柱の面々の話ももう少し取り上げて欲しかったなぁと思いました。
また、内容や文章は易しいので、中高生~新社会人向けという感じも。もうすでに今の段階で「これまでの人生の中でもう何べんも折れてちぎれて何とかかんとか生きてきたわっ」っていうヒネた大人にとっては「ほほえましいなぁ」という感想になることも(私はなった)。
「鬼滅の刃」ファンの10代~20代におススメです。
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鬼滅の刃が好きな中高生くらいに読んでほしい本。
鬼滅の刃が好きでたまらない人は、ただ好きで終わったらもったいない。著者も仰るように、鬼滅の刃が人生の教科書になる。マンガを読むだけではスルーしてしまってシーンから学べたり、異なる視点から見つめて新たな気づきがあったりして、マンガを読みたくなるかも。
自分の感動というより、職業柄子どもに読んでほしいという思いがあり、高めの評価です。
僕自身の人生のバイブルはONE PIECEですが、鬼滅の刃含めマンガには学ぶことが多く、スゴいパワーを持っているので、こういう本はそれを伝えてくれると思うので好きです。
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鬼滅の刃にハマり中で、衝動買いしてしまいました。
本の内容は鬼滅ファンにはたまらない内容。
人生をより良く生きる為のエッセンスが鬼滅エピソードと共に綴られており、若い世代の子たちにこそ読んでほしい‼︎
何にしても鬼滅の刃、炭治郎の生き方からは学ぶことが多いな‥‼︎
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本書では鬼滅の刃の主人公である炭治郎がはじめは体力的にも精神的にも未熟だったが、物語を通じてどんどん成長していくという数々のエピソードを紹介しながら、見習おうということを書いています。
私は無限列車編までしか見てないので、その先のストーリーも一部紹介されていますが、ほとんどの事例は初期のことを述べられているので、アニメや映画までしか見てない方でも、わかる範囲だと思います。
鬼滅の刃が好きで、もっと強い自分になりたい方にはお勧めです。
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簡単に言うと
鬼滅の刃の熱狂的ファンが真面目な分析をした本。
言葉の言動が素敵なのはわかるけど…
マンガはマンガの世界だけで、と
冷静になってしまった^^;
良さがわからなかった人が
マーカー部分を読むだけなら良いかも
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マンガを使った講義やセミナーが評判の井島さんによる、大ヒットマンガ『鬼滅の刃』をモチーフにしたビジネス書。マンガに散りばめられた強く生きるためのヒントを著者がわかりやすく解説しています。読むたびにキャラクターや場面が思い出されて感情移入しやすいので、マンガ好きの方にもオススメですし、平易な言葉で書かれているので、読書に慣れていない方にもオススメです。
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心、メンタルのあり方を考えることができる本です。
言わずと知れた大ヒット作品から、登場人物の言葉を専門家が心理学的な視点から分析し、リアルに使えるアドバイスとして紹介しています。
確かに、人生やビジネスで大事なことが多く紹介されており、心に響く言葉が多いのが、大ヒットの理由の1つなのでしょう。
作品を読んだ、観たという方にとっては、その場面を思い出しながら楽しんで学べるでしょうし、作品はまだ、という方にとっても、学べることが多い1冊だと感じました。
【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】
「指摘されたことは、すべてが正しいとは限らないが、強い自分をつくるヒントが含まれていることが多い。最初から否定せず、ひとまず耳を傾ける。受け入れてみると、自分の甘さに気づき、覚悟が決まり、自分を成長させることにつながる。」
「自分で考えるスタイルを確立させないと、本物の技術や知識を身につけることはできない。自分で考えることを意識し、そして習慣化する。困ってから考えるのではなく、取り組む前から考えるクセをつける。まず現状を分析し、過去の体験や持っているスキルを自覚し、状況打破のために創意工夫する。」
「謙虚でいられるということは、自分自身を冷静に分析できている証。自分が見えていないと、謙虚になることができない。気持ちに曇りがなく、自分の力で成し遂げたことだけでなく、他人が自分にしてくれたこともしっかり理解できている状態。実は自分がすごいと思っているのは、謙虚でなく謙遜。自己を過信すると、成長が止まる。」
→私がもっと自分に取り入れたいと感じたフレーズです。これ以外にも、多くの取り入れたいことが紹介されています。そう考えると、すごい作品なのですね。
【もう少し詳しい内容の覚え書き】
○たったひとつの心がけ(積み重ねが1人の炭売りの少年を変えた)
・目標に対する思いが強ければ、人間は前を向いていける。その思いが目標達成の可能性を高める。壁に跳ね返されても、何度でもあきらめずにチャレンジする。今のままでだめだと思ったら、新しいやり方を考える。
・忍耐、我慢、努力は決して無駄にならず、乗り越えた者にしかわからない「特別な感覚」、問題を解決する能力を身につけられる。
・どんなに小さいことでも、なにかを成し遂げたとき、「勝手にそうなった」「できて当たり前」と考えるのではなく、「自分でやった」「できて良かった」と強く意識すると、成長することができる。
・目の前にある逃れられない現実を、自分を強くしてくれる新たな課題として受け入れることができなけれな、そこで立ち止まってしまう。大事なのは、つまずいた時にそれをどうとらえるか。ピンチをチャンスと受け取れるかで、その後の行動は大きく変わる。
・基本を叩き込んだら、まずトライしてみる。そうやって試行錯誤を繰り返していくうちに、自分の型ができあがっていく。コツをつかめ、効率のよい方法がわかり、自分がやりやすいように工夫できる。ものごとには順番があり、近道はない。今の実力を把握し、目の前の小さな目標から達成していく。
○折れない���のつくり方(炭治郎はなぜあきらめないのか)
・指摘されたことは、すべてが正しいとは限らないが、強い自分をつくるヒントが含まれていることが多い。最初から否定せず、ひとまず耳を傾ける。受け入れてみると、自分の甘さに気づき、覚悟が決まり、自分を成長させることにつながる。
・自分のためだけでなく「誰かのため」という思いを持つと、人間はさらに大きなパワーを発揮する。人は誰かのためになにかを達成したときのほうが、満足感が高くなる。
・やりたくないことでも、やらざるを得ない状況になると、いつの間にか「自分がやるしかない」「やらなければならない」と思える。置かれた立場を理解し、使命感を持って与えられた役割をちゃんとこなす人は、周りから好感を持たれる。
○強い人がやっている自分を強くする習慣(炭治郎が強くなった理由)
・やってみてから判断する。目の前にある課題には好き嫌いを言わずにまず取り組んでみる。興味があったらとりあえずやってみる。先入観やバイアス(偏見)がありすぎると、ものごとに素直に取り組めず、結果的に失敗が多い。やってみてダメだったら、初めて愚痴や文句を言えばよい。
・自分で考えるスタイルを確立させないと、本物の技術や知識を身につけることはできない。自分で考えることを意識し、そして習慣化する。困ってから考えるのではなく、取り組む前から考えるクセをつける。まず現状を分析し、過去の体験や持っているスキルを自覚し、状況打破のために創意工夫する。
・悔しいという気持ちがわきあがってきたら、それを大事にする。これからの人生においてとても大切な能力を鍛える貴重な訓練をしていると思う。悔しがらず「もういいや」と思い始めたら、危険信号。
○仲間をひきつける「強さ」の秘密(炭治郎の優しさは真の強さの表れ)
・他人の成功を陰ながら祈る、頑張っている姿を応援する、という姿勢も、心が豊かになるためには不可欠な要素。応援された方は絶対に悪い気はしないし、場合によっては、その人の運命を変えるきっかけにもなる。他人を応援できるのは、親身に接しよう、深く関わろうという思いがあるから。それは他人に共感する力があるからこそできる。
・誰に対しても、ありがたいと思ったら、言葉にして相手に伝える。「ありがとう」の声掛けは、人間関係におけるウィンウィン。どちらも損をしないし、減ることもない。
・口だけではなくちゃんとやっている、と思われることで、他人から認められ、信頼され、評価も上がる。「打算」はゆくゆく気づかれるが、真正面なふるまいは相手の心にしっかり響き、やがて心を動かす。当然、味方も多くなる。
・謙虚でいられるということは、自分自身を冷静に分析できている証。自分が見えていないと、謙虚になることができない。気持ちに曇りがなく、自分の力で成し遂げたことだけでなく、他人が自分にしてくれたこともしっかり理解できている状態。実は自分がすごいと思っているのは、謙虚でなく謙遜。自己を過信すると、成長が止まる。
○人間の弱さを鬼に学ぶ(鬼は人間の反面教師)
・利己的な考え方は、必ず自分を不幸にする。周囲の人からの信頼をたちどころに失う。本来、優しさを持っている人でも��自分のことしか考えられなくなると、ものごとの本質を見失う。
・恐怖に支配された関係に信頼で結ばれた絆は存在しない。力のない者、下の立場の者には、努力をする機会、切磋琢磨する環境を与えて成長させてこそ、将来的にそのチームが成功する可能性が高まる。結果だけにこだわり、実力が足りない者をすぐ切り捨てるスタンスは、かえって集団のレベルを落とす。結果にこだわることは悪くないが、その過程を重視するのも大事。
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鬼滅の刃をもとに心理学の観点から強い自分のつくり方を説明してくれます。
炭治郎が強くなった源泉は、
「素直に人の言うことを書く」
「素直に前を向く」
「素直に相手の強さを認める」
という姿勢にあったと記載があります。
素直になるというのは難しいです。
今まで通りでありたいという自分と戦わないといけません。
心の中の壁を取り払って受け入れる訓練が大事だと感じています。
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鬼滅の刃に出てくる言葉をもとに、現代でも応用できる部分があることを解説している本。
とても読みやすく、スラスラと読み終えることができました。