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みんなのレビュー207件

みんなの評価4.3

評価内訳

207 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

北方ワールド

2001/12/13 21:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きんぴら - この投稿者のレビュー一覧を見る

 同じ三国志といえど、こうも違うのかと驚かされる。手垢にまみれたはずの物語を、北方謙三は新しく調理したのだ。

 様々に蠢く陰謀の中、精一杯に生きる武将達の姿は見ているだけで胸が熱くなる。何と言っても劉備が良い。善人で徳の人と言うイメージからは遠く離れてしまうが、生きている。その息づかいが感じられる。

 どことなく慎重な曹操にも共感できるし、呂布の悲しさが胸に突き刺さる。これは徹底したリアリズムの世界である。

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紙の本

読みやすいです

2015/08/23 18:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロケロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉川英治さんの三国志を20代に読みましたが、その時より、読みやすかったです。北方さんの書き方、私の年齢など、タイミングもあると思います。

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紙の本

面白い!

2014/02/04 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前に別の作者で読んだ時は、正直とても苦痛で、でも読まなきゃ!名作と言われてるし…。と思いながら必死で読んだ感があるのですが、
さすが北方さん!もう最初の10頁で面白い。面白い!
むさぼり読んでおります。
今後も期待!!

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紙の本

全く新しい三国志

2002/07/17 10:58

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しょいかごねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

つい先月文庫版が完結した、北方謙三版の三国志。そもそも僕は「三国志くらいは読んでおかないと」という程度の気持ちで、最近評判のこの北方版を読み始めたのだが、読み始めるやそのあまりの面白さにすっかり夢中になってしまった。
勢いで、いわゆる「三国志演戯」のデファクトスタンダードである吉川英治版など、他の三国志も読んでみた。この北方版の特徴として、いわゆる三国志の有名なエピソードが省略されていたり、オリジナルな登場人物が加えられている点が挙げられる。これらは作者が描きたい人物の、キャラクタを際立たせるため、因果関係に説得力を与えるために用いられている。つまり、作者は従来の読み古された三国志を噛み砕き、人物やエピソードを追加して論理的展開をまとめ直し、作者独自の全く新しい三国志を構築している。
そうなのだ、こういった三国志は「一般教養」という意味では異端なのかもしれないけれど、小説として大事なのはそんなことではないのだ。どれだけ小説として充実しているか、どれだけ登場人物に感情移入できるか、そしてどれだけ面白いかなのだ。北方版ではすべての登場人物がかっこいい。よく言われる劉備=善、曹操=悪という図式は全いし、一般には印象の悪い張飛や呂布などが実に魅力的に描かれる。
第一巻では虎牢関の戦いの後までが描かれている。淡々と史実が描写される吉川英治版と比べると、一部の内容が省略されている分、状況や心理の描写が細かく、その分登場人物にどっぷり感情移入してしまう。
この本は絶対に面白い。男はこういう本を読むべきだ。今の世の中にはこういう熱い本が必要である。

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紙の本

一の巻・これは面白い

2001/12/20 17:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タツー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この巻をゴルフで言えば、プレーヤー達が早朝にゴルフ場に到着し、車を降りクラブハウスに向かって足を踏み出したくらいの状態とでも言えるところだ。会話が多く、転がるように読んでいける。吉川英治の「三国志」に比べれば軽い感じで読める。横山光輝の漫画「三国志」及び、吉川英治の「三国志」では、劉備、関羽、張飛は桃園の誓いで血をすすり合い兄弟のちぎりをするが、北方謙三はそれを表現しなかった。
 時代を日本で言えば、卑弥呼・弥生・占いの時代。千八百年くらい前の話だ。北方独自の表現をし、特に、その章を代表する人物の主観にたった表現が面白い。次の巻も読んでみようと思わせるものだ。

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紙の本

新しい「三国志」

2001/07/27 22:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 面白い。『三国志』といえば、これまで羅漢中の『三国志演義』をはじめ、吉川英治、柴田錬三郎から横山光輝の劇画版に至るまで、数種類に読み親しんできたが、今回読み始めたこの北方三国志も、先達の業に一歩も引けを取るものではない。あるいはこうした先行するビッグネームのせいだろうか、むしろ他の作家よりもオリジナリティが目立つように思うし、面白さもまさにそうした作者独自の部分にある。たとえばこれまで徳の人であったはずの劉備元徳の激しさ、狡さが描かれるのも、また、物語随一の豪傑呂布が、強いだけの単細胞ではない魅力をもって登場するのも、そうした英傑たちがそんな単純なわけがない、という北方流リアリズムだろう。
 もちろんリアリズムといっても、無粋な生々しさをいうのではない。北方謙三といえばハードボイルド小説の雄として知られているが、ハードボイルドというのはつまるところ一種のロマンチシズムであることをこの作品は再確認させてくれるのであって、ここには遠い歴史のロマンと相まって、匂い立つような男の美学がある。
 実は私は、もちろん名前は知っていたとはいえ、この作者の小説を読むのは初めてであった。別に刊行中の『水滸伝』の評判のよいのは聞いていたが、それに先立って『三国志」があることも、文庫版で新たに出た本書を書店で見つけるまで、まったく知らなかった。しかし意外に思いながら、これを手に取ってパラパラ眺めると、ほとんど瞬時にその魅力に打たれた。いきなり無名の「男」として登場する意外な劉備像のインパクト。そしてその冒頭部分を含めて、一つ一つの場面に感じられる、ある種の躍動するリリシズム、その緊迫した美しさは、他の作家にはない持ち味ではないだろうか。
 さらに魅力をいうなら、主だった人物の一人一人の内面に食い込んで内側から描写するような方法もいい。多少は他の作家もやっているだろうが、これだけ徹底していて、しかも呂布のような人物にまで適用するというのはユニークに思える。これによって従来どうしても劉備の周辺に偏りがちだった「人間」の魅力は、劉備サイドから見ると敵役である人物たちにも過不足なく感じられる。曹操や呂布がこれほどまで魅力的に、しかも読者を納得させる形で描かれたことはなかったのではないだろうか。
 戦術の描写や政治的策略の展開にも新解釈、あるいは新しい物語が織り込まれていて味わい深い。まさに新しい『三国志』の誕生といっていいだろう。1巻目を読み終えたと思ったら、つい先頃文庫版2巻目が出たのですぐに買って一気に読んでしまった。この終わりの呂布の描写は実に美しい。3巻め以降が待ち遠しいし、しばらく約束された楽しみがあるのが嬉しい。

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新鮮な三国志

2022/08/03 20:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前読んだ三国志は血沸き肉躍るような展開、ストーリーだったと記憶しているが、北方三国志は派手さのようなものはなく、でも人物一人ひとりの秘めたる野心、上昇志向がじわりと伝わってくるような渋みがある。
一番の驚きは呂布の人物造形だった。妻への慕情を募らせるところが呂布という武将の人間らしさを強調させている。
呉が好きな者としてはラストがつらかった。

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あくまでも北方流

2019/07/27 19:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

この北方版で一番印象的だったのは母親の面影を追う呂布。母親を思わせる女を妻にし、下賜された女たちなど邪魔とばかりに斬り捨てる。
とことんマッチョ、とことんマザコン。
それでいて魅力があるのはすごい。

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紙の本

これほどまでにおもしろいとは...

2015/03/26 17:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで敬遠していたことを激しく後悔。小学校からずーっと気にはなっていたが、これほどまでにおもしろいとは... スケールがでかくて、特に劉備の野望が熱い!関羽や張飛がこの傑出した 人物と高みへ昇りつめるかも気になる。

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2004/10/02 09:14

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2004/10/16 03:32

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2004/10/22 21:11

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2005/01/03 02:27

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2005/05/05 17:14

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2005/04/11 22:37

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