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電子書籍
ユーモアと巧みな構成
2021/06/06 18:55
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
三日天下 十一日公方と言われた本能寺の変以降の明智光秀。その明智光秀に縁のある筒井順慶の苦悩を十一日分の章とプロローグ エピローグという構成でまとめている。十一日間の緊迫した状況を巧みにまとめ上げた構成力に非常に感心した。さらに岩井三四二を思わせるユーモアのある語り口と心理描写がとてもいい。ただ最後の章は違和感がある。もっと現実感のある光秀側の独白ができるような気がする。
この作者の作品を初めて読んだが、処女作かしらん。今後がとても楽しみな作家である。
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