絶望的かつ現実的な未来予測
2020/07/25 15:24
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は当てずっぽな予言ではない。
冷静かつ客観的な事実の分析による予測だ。
だからこそ、そこから導き出される予測に
不安を覚える。
10年後に起こると予測されることは必ず起こる。
統計から見た客観的な予測。
現実に起きている事の冷静な分析。そこから導き出される
将来予測。
不安に思わせる内容だけではなく、ではどうすべきか?に
ついても言及されているのが救い。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナ終息後の日本経済の行方について、興味深く読むことができました。不安な未来の読み解き方が、わかりやすかったです。
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ポストコロナによって今後起こりうる話をまとめており、とてもわかりやすかった。
本書を読み、デジタル化による早急な変革、業界を超えた連携、広域化による将来的な集中が必要であるという認識を持つことができた。
先は見えないが、前を見て進めたいと思う。
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トヨタは衰退する?
温暖化は間違いなく進む(熱波到来、台風の場所変化)
アマゾンがセブン、小売り、音楽、テレビを席巻する
半グレ化する大企業とアイヒマン化する官僚!
(個人事業主への責任転嫁、法さえ守ればという責任転嫁、官邸の権限強化による官僚の質低下)
→どれも主張が分かりやすい
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2020年57冊目。満足度★★★★☆ ボスコン出身のコンサルタントが日本の将来を警告。怖い予測の数々。これは必読!
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コロナ不況というより、日本社会構造変化という感じ。
産業や人口、政治についての予言も、なるほどと思わされる。
ポピュリズム化によるアノミーはやってくるのだろうか…?
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あまり嬉しくないここ10年の未来予測。かなりの自信と説得力を持って近未来を描いてます。
うなづける予測と多少首をかしげたくなる予測がありますが、どれも一応の説得力は持ってます。
暗い予測に対しては処方箋も書いておりますが。そこの部分は少し弱い。新書の分量なので仕方ないが、もう少し書き込んでほしいと感じました。
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コロナ騒動のお陰で2月末から在宅勤務となり時代が変わった感じがあります。過ごしている今から何年経ってもあの時が変化点だなと思う記憶に残るとになりました。読書に充当していた通勤時間が少なくなった関係で今年に読んだ本の数は減りましたが、印象に残る本は多かったように思います。
この本もそのうちの一冊です、2020年代にかけて多くのことが変化していきますが、7つのショック(アフターコロナショック、トヨタショック、気候災害、アマゾンエフェクト、人口ピラミッド崩壊、ポピュリズムショック、デジタルチャイナショック)について書かれています。特にトヨタショックについては、私が社会人として長く関わってきたことに直接関係するので興味深く読みました。
石炭から石油の時代になって覇権国家、業界の地図が変わったように、電気の時代を迎えるにあたり大きな変化がくることを覚悟して今年よりもさらに厳しくなるであろう令和3年に備える必要があると思いました。
以下は気になったポイントです。
・世界各国で経済打撃と疫病の被害の折り合いをどうつけるかが大きな悩みの種になる、コロナショックは治療法が無いという制約から、2021年までの2年間続く災厄と予言される、冬に流行があるとすれば(実際に起きています)日本企業にとって2020年のビジネスチャンスは7月から10月までの正味4ヶ月しか無い、そして再流行が11月から翌5月まで起きる(p31)
・接触がなければ感染者のウイルスは他の人には感染しないまま、体内で自然治癒され壊滅するか、ないしは宿主を死に至らしめるか、どちらにしても拡散せずに死滅する。疫学的には非常に正しい対処法を中国政府は徹底した(p40)
・感染拡大を防ぐために本当に必要なデータは、オフィスへの出勤がどれだけ減っているかの数字である、最大の「密」は職場や通勤電車にある(p47)
・筆者の予想する「モデル2」は、売上高営業利益率が8%からマイナス8%へ下落する前提で、リーマンショック(9%からマイナス2%)よりもさらにひどい業績悪化を想定している。この場合、日経平均は1万8700円が理論値(2020年4月、1万9000円)となる、2020年に1株当たりマイナス1700円、2021年には収支はトントン、2022年にようやく経済が元の水準に回復(年間1700円の利益)して、それが12年間続くという予想になる(p65)
・コロナの影響にもかかわらず2020年3月期に過去最高水準を上げるであろうトヨタが「2030年には衰退する」ことが予言できる(p92)デジタルカメラとフィルムメーカの関係が参考になる。1995年に最高益を出した富士フイルムはデジカメ登場から10年で衰退、世界のフィルム産業は15年で消滅した。(p92)
・トヨタが危機を迎える要因は2つのテクノロジー進化にある、1)電気自動車への移行の潮流、2)自動運転技術の実用化、にある(p104)今まではエンジンを開発できない企業は自動車を発売できなかったが、電気自動車はぶひんを購入してきて独自設計して��自動車が出来上がってしまう、中国には60社もの新興電気自動車メーカが誕生している(p104)
・自動運転車のコア機能である人工知能の開発に、トヨタよりもずっと資本力に優れたAI,企業が次々と参入している、それらの企業がトヨタよりも先に品質的に優れた自動運転の人工知能を外販したとしたら、1980年代のパソコン業界に起きたのと同じ状況が繰り返される。垂直統合型のハードウェアからソフトウェア、周辺機器まで開発していたIBMが強かった。ところが、パソコンを発売する際に、IBMがOSをマイクロソフト、CPUをインテルから外販してもらう決定をした途端、誰でもIBM互換パソコンが販売できるようになった、これは水平分業型産業へ変貌したことになる(p106)
・電気自動車に自動運転機能が搭載される時代には、コアぶひんであるAIと全個体電池を購入すれば、どの企業でもハイエンドな自動車を設計できるようになる。これはパソコン業界のように変わり、ホームセンターや家電量販店で中国の新興メーカに製造委託した自動車が売られる時代がやってくる。(p107)
・日本の自動車メーカは、日本では白たくとライドシェアを同一視するというタクシー業界からの反発もあり、C(コネクテッド)とS(シェアリング)には実際には力を入れられない。さらに、A(自動運転)とE(EV化)では競合障壁を壊され、活路であるCとSについてはグローバルIT企業ほど力を入れられない。これが日本の自動車産業が世界的に衰退していくという未来予測の根拠がある(p110)
・テスラは、商品開発思想自体がCASEを見据えている。自動運転のためのAIやソフトウェアは、ダウンロードによってアップグレードが可能な設計となっている。充電池も交換すれば新型と同じ性能になる。日本車は新商品が誕生した途端に過去の製品が陳腐化するスタンドアローンの設計思想である(p111)
・2020年代を通じて自動車業界はハードウェアを販売するメーカの収益が下がって行き、部品メーカの方が収益性が高くなるという構造へと変化する(p127)
・トヨタが衰退すると決まっている最大の根拠は、トヨタが戦略な資源配分をできない会社であるから。今までは日産やホンダと戦っていれば良かったが、2012年に深層学習が実用化されてITの世界がAIの世界に変質したことで、ライバルがグーグル、アマゾンと行ったAI企業となった。彼らの研究開発費がトヨタの倍であり、ほぼ全額をAI研究に注いているが、トヨタは1兆1000おくえんの一部しか注げない(p133)2030年のトヨタは2020年のソニーのスマートフォン事業のような苦しい地位になると予測される(p135)
・東京は地球温暖化による水害対策が最も進んでいる先進地域である、その根拠の一つは、地下神殿と言われる、首都圏外郭放水路にある。国道16号線直下に貯水池がある、地下50m長さ6.3Km、これがフル活動したのは、2015年鬼怒川が氾濫した関東・東北豪雨に続いて、2019年が二度目であった(p149)
・アマゾンの配送コストが業界の中でものすごく低い、宅配費用が値上げされても低いのは、トヨタを真似て物流面の改善を何年も続けてきたから(p168)この行き着く先は、リアル��売店の販売コストよりもインターネット通販のコストが低くなることで起きる、既存小売店の衰退と消滅である(p172)売上が3割、もしくは10%減少が3年続くと、利益が出なくなる(p173)
・小売業をやるよりも、小売業者からお金を得るビジネスをやっている部門の方が儲かるようになる。一番収益性が高い小売業態が、セブンイレブンの本部であるように。(p181)
・ネット通販に食われやすい買い物は、1)買い物自体が楽しくない買い物(靴下、肌着の補充、プリンタ用紙、インクなど)、2)滅多に買わない、金額は数千円程度(p183)3)自動車、住宅など、高額でアマゾン
で扱いにくいもの(p192)
・家電量販店が消え、ホームセンターが凋落し淘汰、アパレル業界が衰退、GMS、食品スーパーも赤字基調となる(p202)
・コンビニの本部と加盟店の関係は、ウーバーイーツと同じで、企業と個人事業主の関係であり、従業員に対するような責任は発生しない。本部が厳しい要求をしていても、個人事業主が自分の判断で過重労働を行っているだけで本部には責任はない。一方で本部の意向に沿った営業ができないオーナーとの契約を打ち切る権利も保有している(p252)
・第一次世界大戦後のパリ、第二次世界大戦(1945−47年)の日本にはどちらも退廃と堕落の時代が訪れた、その原因はアノミー、つまりこれまで正しいと信じてきたイデオロギーが時代の中で通用しなくなったから。2030年までに日本社会にアノミーが訪れるはずで、これは怖い予言だが相応の確率で現実になるだろう(p263)
・今回の給付金(一人10万円、予算12兆8000億円)では少ないが、120兆円のベーシックインカム予算を確保すべきというのは、乗数効果を含めて300兆円の消費が上乗せされる可能性が出てくるから(p278)
・トヨタの時価総額が小さいのは、トヨタの未来が低く評価されているから、PERは8倍、つまりトヨタの時価総額はトヨタが稼ぐ利益の8年分しかないと株式市場が考えている(p293)
・トヨタが保有するエンジニア人材(メカトロニクス:GAFAやバイドゥ、アリババ、テンセント、華為が苦しんでいる領域)が最大の武器になる可能性がある(p297)
・なぜ自分がその生活を送っているのか、他の選択肢はなかったのか、その生活から抜け出すにはどうしたら良いという情報を探すことが非常に厳しい時代がやってくる。その裏にはビックデータ、人工知能などの時代を変えてしまう要因がある。そうなる前に、日本がなぜ壊れていくのかを人間が分析できる時代のうちに、人間ができる未来予測レポートを手に時代を変える努力をする(p316)
2020年12月28日作成
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この予言のいくつが実現するかはともかく、知っているのと知らないのでは差がでることばかり。10年後の未来について、考えさせられる本でした。
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思ったよりずっと面白かった。将来に動かせるもの(変えられるもの)と動かせないもの、それらへの処方箋と実現可能性、事象の予兆はあるけれど気づいていないことなど、事実を交えて述べられている。
処方箋は大胆だけれど、それくらいやらないとゆでガエルになってしまうのだなあと、つらい気持ちになった。
日本から見た考えだけでなく、相手国から見た反応も閉経を踏まえて指摘されている。
正規・非正規の話は、事実としてはそうだけれど、そもそもそれは正しいのかってところを諸外国とも比較して述べてほしかった。
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2020年から10年後の未来について書かれていた。
筆者は2000年から2020年までも予想しており、的中させていた。
詳細にかかれており、社会構造からして、ほとんど当たるんだろうなと思った。
それは、日本経済にとって暗いシナリオばかりで、トヨタ衰退、気候変動、高齢化問題など思わず目を背けたくなるような事実ばかりだった。
日本が衰退するまであと10年ある。
国として、衰退は免れないが、貯蓄など個人として備えられることは備えようと思う。
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『日本が壊れる10年間』
2020年代、2030年までの10年間で日本はいろいろな危機に遭遇する。
新たに7つのショックが到来
●アフターコロナショック
・グローバル分業の分断による物流の機能停止
・テレワークにより無駄(会議、手続き、移動など)に気づきはじめ、節約する。
そのような賢さは経済を停滞させる
●トヨタショック
・電気自動車
誰でも自動車が作れるようになり、参入障壁がなくなる。
コンピューターがIBM(垂直統合型)からインテル、マイクロソフトに一大転換したのと同じ
グローバルIT企業の投資額はトヨタよりも全然多い。
・CASE 自動車業界が未来を見据えて
C コネクテッド(自動車がネットワークにつながる)
A 自動運転
S シェア、共有
E EV化 電気自動車へのシフト
→ CとSについて自動車メーカーは後ろ向き
Sが進むと自動車が売れなくなる
E 電気自動車化は雇用が失われる、ガソリンの需要が失われる。政治家が強い圧力をかけてくる。
・5つ未来
・都市交通制御
・物流の最適化ビジネス
・電力会社になる(自動車の電池に貯める)
・カーシェア
・サブスクモデルの事業展開
●気候災害ショック
・予測されていたスーパータイフーンが現実に
・熱波の到来
・経験のない疫病発生リスク
●アマゾンエフェクト
・楽天市場の試練
アマゾンは物流を徹底して改善、送料を安く
・イオングループから見える日本の小売業
総合スーパーが利益率悪い
食品スーパーがなんとか。
金融、不動産などが好調
小売りは全般的に不調
セブンイレブンも、店舗は苦しいがフランチャイズの元締めは潤っている。
・ネットに食われるのは「買い物自体が楽しくないもの」
●人口ピラミッドの崩壊
・人口予言はほぼ確実にあたる
・AIによる仕事消滅が2020年代を通じて起きる
正社員が消滅する、ホワイトカラーの仕事の削減
●ポピュリズムショック
●デジタルチャイナショック
半グレ化する大企業とアイヒマン化する官僚たち
・半グレ化
みずからはクリーンにホワイトに守りながら、個々人の今ぷら違反は切り捨てる
・アイヒマン化
政府に人事権を掌握された官僚たちは、政治家のイエスマンに、ナチスのアイヒマンのように小役人が悪いことと知りながら上から命令されると実施してしまう。
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俄に信じられないがほぼ間違いなのない日本の未来があり、何とかなるかもしれないがまだその梶を切れないトヨタやアマゾンエフェクト、地球温暖化、、、
目を背けてしまいたい、現時点からは想像し難い未来の姿を認識し、自分事と捉え、行動を起こすことが大切だろう。
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すぐ近い未来「2030年代」に起きるであろう予言、確実に起きる人口問題が書いてあります。これまでに当たり前とされてきたこと、たとえば「将来のために年金を払う、貯蓄をする」等は2020年代のうちに崩壊するそうです。自分のために、次の世代のために、未来にむけて準備が必要だと教えてくれる本。
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経営戦略コンサルタントである著者が、2020年から10年間の変化を予言した一冊。
これから日本に到来する7つのショックの内容とその対応策について、予言の書、と言いながらかなり具体的に述べています。トヨタ自動車の未来や今後の政治行政体制の問題など、刺激的な内容になっています。
変えられない未来に対しては、どのようにそれを受け入れていくか、変えられる未来に対しては、よりよい未来を作るために、今何ができるか、非常に考えさせられます。個人の力は小さなものですが、少しでもいい未来となるような行動を心がけたいと改めて感じる一冊でした。
▼2020年代に到来する7つのショック
・アフターコロナショック
・トヨタショック
・気候災害ショック
・アマゾンエフェクト
・人口ピラミッドの崩壊
・ポピュリズムショック
・デジタルチャイナショック
コロナは2020年の夏からは経済問題へと性格を変える。それとは別の原因でトヨタがこれからの10年間で衰退していくこと、巨大台風だけでなく熱波や熱帯性伝染病など新しいタイプの気候災害が日本を襲うこと、アメリカ同様に日本でも大規模小売チェーンが次々と閉店していくことなどのショックが予測される。日本社会では人口ピラミッドが崩落する中で「高齢者が働かなければいけない社会」「増加する移民」「人工知能」への不満が高まり、縮小する経済の中で2020年代中盤にはふたたび政権交代の機運が高まるだろう。
▼未来予測の手法
①起きている現象について情報収集し、影響の範囲を考察する。
②想定できないリスクは何か? 要因を挙げ、それぞれのリスクを見積もる。
③過去の類似現象と似ていること、繰り返す歴史を考察する。
④構造的に過去とは前提が変わるもの、新しい変化は何かを考察する。
▼自分の意見がパワーを持っているのではなく、それぞれの立場の集団がきれいに分離されている。最大の問題が分断であって、目に入ってくる共感はSNSが引き起こす錯覚
▼実は日本政府の今の状況は、東芝や三菱商事のような多角化大企業のトップにリーダーシップの強いオーナー型経営者が就いたのと同じ組織体制
▼「日本が壊れていく10年間」において日本がどう生き残ることができるのかについて、ふたつの示唆があると思います。ひとつは、技術について予測される破壊的な10年後の未来は実際に10年後には訪れるということ。そしてもうひとつは、その危機を企業は乗り越えることもできるということです。
▼自動車産業の5つの未来
・都市交通の制御というビジネスチャンス
・物流の最適化ビジネスの可能性
・自動車メーカーが電力会社になる
・カーシェアのビジネスモデル
・製造販売からサブスクモデルへの事業転換
▼気候変動の結果、私たちの生活を脅かす5つの災厄が科学的に予言されています。豪雨災害の甚大化、熱波の到来、疫病の増加、飢饉、そして海面の上昇です。このうち前の3つは2020年代を通じて、そして後のふたつも2040年までにには私たちの未来に甚大な影響をもたらす変化になると予測されています。
▼未来予測術では「将来人口は確実に予測通りになる」と言われています。そしてテクニックとしてもとても実用的です。
▼AIの先に待ち構えているのは日本人の大半が非正規労働者になる未来であり、正社員と中流家庭の消滅を意味する社会構造の変化です。
▼最終的に私たちが2030年問題について選択できる未来は、移民を受け入れるか受け入れないかの選択肢だけです。
▼「どんな思いもよらない前提条件の変化でも、5年前にさかのぼってみると必ずその変化が起きる兆しを発見できる」
だから「誰にも予想できない変化が起きたのだ」という言い訳は通用しない
▼変えられない未来と変えることができる未来
・比較的変えることが難しいもの
→人口問題それ自体の構造。日本社会の少子高齢化は少なくとも20年先までは決まった未来。その構造を少しでも変えられるのは移民政策にどこまで踏み切るか
→地球温暖化問題。よりエコな形でのワークスタイルが広まることで、予言のペースがゆっくりになる可能性はある
・一見なんとかなりそうに見えて変えるのが難しいもの
→正社員の消滅と非正規労働者の増加の問題。医療費や社会保障費などのセーフティーネットの破綻の問題、国民の不満の背景で台頭するポピュリズムの問題。根本の部分で資本主義と民主主義の欠陥がもたらす悪い未来。解決するには現代社会を動かしているこの資本主義と民主主義の原理に手を加える必要があるから解決は難しい。
<目次>
第1章 コロナショックでこれから何が起きるか
第2章 なぜトヨタは衰退するのか
第3章 気候災害の未来はどう予測されているのか
第4章 アマゾンエフェクトが日本の流通を破壊する日
第5章 確実に起きる人口問題の不確実な解決方法
第6章 半グレ化する大企業とアイヒマン化する官僚たち
第7章 日本崩壊を止めるには