電子書籍
なんかいい。
2022/03/31 03:31
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとこわいんだけど、淡々としていて少し温かいような、不思議な感じがよかった。初めて知った作家さんだけど、続きも、他の作品も読みたくなりました。違うバージョンもあるようですが、この光の漏れるコンビニの表紙がとてもきれいで好きです。
紙の本
そんな疲れた夜にこそ
2020/12/10 22:22
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの世とこの世の境目のコンビニを舞台にした連作短編のマンガ。このコンビニで過ごしてから、死ぬもよし、娑婆に戻るもよし。子供の頃に一人で行った夜中のコンビニのなんとも言えないエモさを思い出した。疲れた夜に読むべき一冊。
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三途の川と思しき場所に存在するコンビニを舞台にしたオムニバス。
コンビニを訪れるのは生と死の間をさまよっている人と人ではない者。店長とバイトの1人は人ではなく、もう1人のバイトは死ぬ直前に店長と契約して人と魔の間になった人間。
コンビニを訪れる様々な人や魔とのエピソードを一話完結で描く。
エピソード3のバイトのコクラ君の話が気に入った。
もし続編が出るならば本屋さんのほうの話も読みたい。
遠藤淑子先生の作品が好きな人は気に入りそう。
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生の死の間にあるコンビニエンスストアで起こる出来事と従業員たちのお話。SFの趣がある、不思議で少し優しい素敵な短編集だった。
コンビニって不思議な場所だ。
身近にあって、誰にでも等しく、無機質さを持ちながらも、ずっと私たちを受け入れてくれている。
特に夜、眠れなくて何か食べたくなった時、誰かに会いたくなった時、迎え入れてくれるのはコンビニだ。
そんな、コンビニの誰にでも等しい無慈悲さと包容力みたいなものが感じられる雰囲気が良かった。
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」と共にコンビニの書籍コーナーにそっと置いておいてほしい作品だなと思う。
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『制服ぬすまれた』にはまって2作目購入。
この『光の箱』は深夜のコンビニを訪れる人たちを見てどんな仕事してる人だろう、とかどんな人なんだろう、とか人間観察での妄想を存分に膨らませたような物語に感じた。
いわゆる生死の狭間の空間にあるコンビニでの奇妙な日常を描いた作品。
不気味だし’死’との距離も近いんだけど、冷たくはなくて妙にのどかで優しい空気。
というか現代社会はストレスやらハラスメントやら通常状態が生死スレスレな訳で、このコンビニのように一歩間違えたら闇、という感覚はあながち遠いものではないのではないか。
1刷
2021.3.16
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生死のはざまをさまよう人が最後に立ち寄るコンビニの話。ふわっと荒唐無稽に描いているようで、死の無慈悲さも感じる。ヤミネコかわいい。面白かった。