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投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母を亡くした後、色々な思いに悩まされていましたが、この本を読んで、心が軽くなりました。
著者自身がパートナーを亡くされた経験があって、それを基に書かれたのでアドバイスが読み手の心に届きます。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな別れにあたっての処方箋として、役立ちそうです。死別だけでなく、離婚や失恋も同じように思いました。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な別れがある中で、死別について書かれている本はあまり見かけなかったので、読んで気持ちがすっきりしました。
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TwitterでTomy先生を知った時、私は人生のドン底で私を愛してくれた祖母を亡くし絶望してました。この本は2年かけて、辛くて止まり読む繰り返しで読みました。私が私の感情を味わって良いことを赦してくれた大切な本になりました。
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どれだけ意味のある言葉をかけられようと優しくされようと、その辛さはやっぱり自分にしか分からないし、一瞬は気持ちが軽くなっても、またその辛さは何度でも襲ってくる。本当に辛い、いつここから抜け出せるか分からなくて、永遠にこの辛さが続く気しかしなくて、さっさと死んでしまいたくなるほど。似たような経験をしてる人は沢山いるんだよ、辛い思いしてるのはあなただけじゃないよって言葉は1番聞きたくない。でも、似たような経験をしてる人は沢山いるのだから、この状況から脱出するための何かしらの手助けをしてもらうことはできるかもしれない。
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失恋、離婚、死別、、生きているうえで避けて通れない大切な誰かとの、あるいは何かとの「別れ」によってもたらされる「喪失」の痛みからどうしたら立ち直れるのか、いや、立ち直るというよりは、どう受け入れるのか。喪失の深い痛みを知った方にはぜひそばにおいておきたい一冊。個人的にはバイブル。
精神を崩壊させるほどの喪失感をトミー先生が優しく包み込んでくれるような、言葉と経験談がいっぱい。知識として知っておいたほうがいいことも精神科医としての立場からアドバイスもあり。
心あたたまる、一冊。
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気持ちを整理するノウハウが得られます。また、自分が今どの段階にいるのか把握でき、客観視できるようになります。
死別により精神的に追い込まれたら、まずはそういうものだと受け止めること、気持ちを書き出して整理すること、自分の状態を客観視することをするべし。
死別=究極の別れ
・夫が妻に先立たれた場合、一年以内の自殺率は66倍上昇する
・死別後1年でのうつ病の発症確率は約15%
■死別の受容プロセス
①ショック期:衝撃的すぎて、現実から遮断される。感情が薄れるような、意識がぼんやりのした感覚になる
=苦痛や感情を一時的に和らげる防衛反応
対処:誰かがそばにいてくれるだけでプラスになる。ハグをするなど、軽いスキンシップが大きな助けになる。
↓
②フラッシュバック期:愛する人との大切な記憶がフラッシュバックし、それはもう二度と戻らないという現実を突きつけてくる。後追いしたくなる。1,2ヶ月後くらいにおこる。
対処:日常にある現場から離れる。睡眠時間を確保する。
↓
③抑うつ期:意欲がわかず、気分が慢性的に落ち込む。不眠や食欲の低下、頭痛、動悸、肩こりなどの身体症状、日常生活への違和感があれば、うつ病の疑いがある。葬儀などを済ませ、時間ができた頃に訪れる。
対処:無気力を受け入れる
↓
④受容期:ほぼ落ち着いて日々を過ごせるが、寂しい感覚、何かが足りてないような感覚は消えない。
■ストレス処理のタイプ
①発散型
自分の心の中のストレスを外に追い出すことで決着をつけるタイプの人
ex.運動、歌う、怒る、泣く、嘆く、話す
②内向型
ストレスを自分の中に閉じ込めてしまう傾向がある人
ex.大丈夫と答えてしまう
対処法:気持ちを書き出してみる、行動を変えることで気持ちを切り替えていく
■気持ちを書き出す、分析する方法
今つらいことは何か?
↓
辛さを、症状、考えや感情、行動の3つに分類する
*症状の中に、うつ病の症状が出ていないか注意する→うつの可能席があれば、精神科へ
↓
辛い順に並べる
↓
それぞれの解決方法を考える
↓
解決方法を、試してみる
↓
自分の状態を客観視する
↓
さらに解決方法を考える
↓
さらに解決方法を、試してみる
■本来の自分を取り戻す
本来の自分を思い出す
↓
自分の変化を自覚する
↓
変化した自分の良い点と悪い点
↓
変化の過程を見つめる
■死の受容プロセス
①否定:こんなことがあるはずない
↓
②怒り:なぜ自分だけがこんな思いをするんだ
↓
③取り引き:今後〇〇するからなんとか生かしてほしい
↓
④抑うつ:死は避けられないことを感じ取り、全てに気力をなくし、何もできなくなる
↓
⑤受容:自分の死を受け入れ、残りの時間をどう過ごしていくか、前向きに捉え始める
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この方を知らずにこの本を開くと、
まず一人称「アテクシ」にドン引き。
誤植?と二度見した後、ゲイからの「アテクシ」だったのか…と認識。
ゲイに偏見は全然無いんだけど、なんだろう。
「アテクシの恋人との突然の死別の苦しみ自慢よ!!それに比べたら、あんたたちの苦しみなんてチョロいもんじゃないの!!!」と終始言われてるようで不快だった。
死別はそりゃ辛いさ…
けど、結婚前提に付き合ってる恋人に突然フラれるのだって、内臓よじれる位しんどいぜ。
1ヶ月で4キロ痩せたぜ。
いや、私が言いたいのは、
みんな、比べるもんじゃないんだよ、苦しみは。
作者が苦しみ自慢しても、全然癒されませんよってことであります。(笑)
私には全く響きませんでした。
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辛かった時期に、助けられた本でした。誰にでもきっと訪れる様々な形の人との【別れ】があって、その時々に受ける心の傷だったり、受け止められない何かがあるかもしれません。Twitterで存在を知ったtommy先生の、柔らかい言葉に ”このままでもいいんだ” ”悲しくて、辛くていいのだ” と、心が軽くなりました。
思い出を整理するための時間があっていいのだし、乗り越えられたらそれはそれで、良い思い出だったという日が来るかもしれない。tommy先生ご自身の体験にも、一人じゃないのだと心を温かくさせてもらったような本でした。
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何か辛いことがあるたびに「意識をそらす」「ふかんする」そんなことばかりきいてきた中で、tomy先生の、自分の辛い「いま」をじっくり味わいつくしなさい、という言葉が優しかった。こはらみきちゃんも同じことを言ってたけど、重さは比較にならなかった。温かさに涙が溢れるいい本でした。わたしも時間の経過に任せようと思いました。
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これから訪れる別れが、不安で仕方なかった。
前もって不安になることで、その時への予防線をはっていた。
あらかじめ見通しておくことで、不安な気持ちは変わらないけど、少し楽になったのかな。
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失恋キツい〜と思いkindleで勢い余って買った本。
精神科医tommyさんの大切なパートナーとの死別は形容し難い苦しみだっただろうなと予想出来る。
別れを受け入れるプロセス、ノートに書き出すワークは定期的に見返してみたいと思った。
しかしtommyさんの本は読み易くて好きなのだが、一人称アタクシがなかなか慣れないな…
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母と死別したので、失恋部分は読み飛ばして、気になるところだけ。無気力なときは、とことん無気力でいればいいと分かった。書き出す認知行動療法をやってみようと思う。
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別れた後どうにもしんどすぎてなんにもできなかったのでこの状況どうにかしてくれとすがる思いで読んだ。
こういう場合はこうみたいな具体的に実践できるケースをあげてくれてたので割と参考になった。
今つらいと思っていることを書き出す、それに対してどういう行動ができるかを考える、は単純作業なので無になってできたし自分がどうしてつらいのかを言語化するのは大事だなと思った。(ちょっと冷静になれるというか)
あと筆者がゲイなので文章がオカマ口調なのもよかった。辛い時に読んだのでなんか寄り添ってもらえてる感覚になった。