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紙の本
英国流旅の作法
2021/10/15 20:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスの貴族子弟から最盛期には中間層までこぞって出かけたグランド・ツアーがイギリス人の美意識や庭園文化にどのように影響を与えたのか、そしてどのようにカントリー・ハウスがイングリッシュネスとして確立し、大戦中に国の誇りにまでなっていったのかが論じられている。
個人的に面白かったのが、風景式庭園に影響を与えたのが、グランド・ツアーでお土産に買われた17世紀イタリアの風景画だという点。さほど高価でもないので貴族の子弟でも買えるため、お土産の定番だったという。
紙の本
中島俊郎氏による18世紀のイギリス人がこぞってイタリアやフランスへ旅した意味を解き明かしてくれる一冊です!
2021/02/09 10:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『オックスフォード古書修行 書物が語るイギリス文化史』や『歴史と文学 近代イギリス史論集』などの著作で知られる中島俊郎氏の作品です。同書は、18世紀、古典教養を学ぶため、こぞってイタリアへと旅した英国人による「グランド・ツアー」や、さらに、フランス革命が始まれば、国内・湖水地方の風景観賞で美意識を養い、馬車が流行ると、あえて徒歩旅行で詩想を求め、ロマン派詩人を次々生み出したイギリス人たちについて書かれた貴重な一冊です。なぜ、イギリス人はこれほどまでに旅に焦がれ続けたのでしょうか?飽くなき情熱と、その理想郷の意味を考察した同書を読めば、その答えが見えてきます。
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