日常的に使える知識。
2020/06/07 20:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「頭がやわらかい」とは具体的にどのような状態を示すのか。
例えば、様々な状況に応じて臨機応変にアイデアを出せることや従来の考え方にとらわれないことなどが挙げられると思う。
本書では如何にして「頭がやわらかい」という状態になるかを、身近な出来事を用いて説明している。
メリットとデメリットをひっくり返して、異なる視点から見ることの重要性や普段の考え方の癖など日常的に使えるノウハウが本作には記載されている。
また、イラストも相まって非常に分かりやすい構成となっていた。
個人的に気に入っているのは、物理法則が人間の精神面にも当てはまるという部分だ。
作用反作用の法則やドップラー効果など学生時代に学習した物理の基礎知識を題材としているため、すんなりと頭に入ってくる。
抽象化と具体化の双方の重要性、決定論と確率論。
この様な、普段私たちが無意識に行っている働きがもたらす思いがけない結果についても記載されており大変興味深かった。
本書の記載内容は読むだけでは意味がなく、日々の中で実践することで頭をやわらかくできる。
意識的に自らの思考の癖を意識して、従来の型にとらわれないでいきたいと思わせてくれる作品だった。
面白かったです。
2017/01/31 11:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本作家のヨシタケシンスケさんの挿絵にひかれて手に取りましたが、内容にもとても引き込まれました。特に、物理の法則を人間に当てはめてみたものが印象に残っています。『あ、そうか!』と気付かせてくれる本でした。
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頭の固い人の特徴
・自分の考えを曲げない
・新しい価値観を受け入れない
これ見て自分は頭固いなーて思いました。
仕事でも、やってることを注意されることはよくあります。でも、その行動の大元の思考を注意されることは少ないです。
問題は発見したら解決したも同じこと。
とあるように、そもそも問題がどこにあるのかを気づける能力(もしくは他人に指摘されて受け入れる能力)を磨いていかなければいけないと感じました。
視野を変え、いろんな視点で物事を観れるのが頭のやわらかさ、だと感じます。
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完全に表紙買いした本。
真新しい内容は少なかったように感じたが、
読みやすかったし納得がいく内容も多かった。
若干作り方というのは言い過ぎかなって思ったくらい。
作り方というより、こういうのがやわらかい頭だよって
説明してくれているといったほうが正しい。
【勉強になったこと】
・基本人は「自分は特殊な人間なんだ」と思っている。
なので、どんなことでもまずは特殊なことだと考えたあとで、
自分でも出来ること、他にも似たようなことが無いか?
を考えるのが柔軟性を高めることに繋がる。
また、コミュニケーションの円滑化にも活かせる。
・報告や連絡をしてこない=そのこと自体が無意味である
と思われている証拠である。
なんのアドバイスも得られないなら、やらないほうがよい。
何より時間の節約に繋がる。
・ロベルト・バッジョの名言
「PKを外すことが出来るのは、PKを蹴る勇気のあるものだけだ」
・どんな事象にもメリデリがある。
どんな前提が付いたらメリットで、
どんな前提が付いたらデメリットになるかを意識すること。
・集団を動かすのは論理、個人を動かすのは感情。
なので、プロジェクトではルールを作って伝えることが大切だが、
ケアするときは個別にヒアリングして改善する姿勢が大切。
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結構自分では頭の柔らかい方だと思ってはいたのですが、どうも最近固くなってきたような気もしています。6月に読んで、7月に再読しました。あっという間に読めるので、何度でも気になるところを読み返してみるといいと思います。
問題について、3つに分類して考えています。p.33
問題だということにすら気づいていない未発見の問題。まあ、気づいてないからいいとも言えますが、これが、あとあと大問題にもなるわけですから、これに気付ける人間でありたいと思いました。
p.88資産はいずれ重荷になる。なんとなく想像はつきますが、資産がない者はどうしたらいいのでしょうか。自分は幸せだったと諦めるしかないかな。どちらにしても、何事もプラスマイナスの両面あるということを忘れてはいけません。
一番心に残ったのは、p.95の成功と失敗は紙一重の同意語で、反意語は何もしないだということ。私も、何もしない人間ではなく、成功を信じて、失敗を恐れずに何か一歩踏み出せる人間になりたいです。
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物事をシンプルに表現すること、これが一番難しい。全てを把握して、要点を捉えつつ、皆にわかりやすい言葉で伝える、ということだから。
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柔軟な思考ができていないなぁと気づくことの大切さ、物事の捉え方にこんな切り口があるということをつらつらと教えてもらう。
平易に書いてある気がするのに、なぜか自分にとっては分かった感や有用感が余りなかった。
15-144
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ものごとの見方を変えてみようという試み。
やや言葉遊びに近いものもあるが、一読して損はなし。いささか言葉遊びになっている抽象的すぎる記述もあるが。
・始まり方が終わり方を決める
・遠くのものほどありがたがる
・単純に考えることは難しい。複雑な情報を再構成することだから。
・自分自身や体験は特別視したがる。一般化するのは難しい。
・問題解決が得意だが、問題の発見ができない、ただの頭がいい人もいる
・相手は「特殊な存在」だと考え、自分は一般、他人と同じ、という考えならば共感できる
・作用反作用の法則。相手を卑屈にさせているのはこちら側。
・仕事には上流と下流がある。上流の仕事は再現性がなく、見えにくい。付加価値の高い仕事は、時間、素材の重さ、数量など数値化しづらいものである
・知識の世界では、資産のジレンマがある。苦労して入手した資産はすぐ陳腐化しやすい
・PKで失敗したものは、PKを蹴る資格があった者。不満だらけのの人は、新しい創造ができる人にもなる
【仕事を考える上での視点】
・ちゃんとやって当たり前の仕事VSうまくやれば拍手喝采の仕事
・一見さん中心VSリピーター中心 第一印象は薄いが着実に信頼を得る人は後者
・舞台をつくる側(プラットフォーム提供者)VS舞台で演じる側(コンテンツ提供者)
・自分がお客になれる仕事VSなれない仕事(=法人相手のビジネス)
・論理が通用しやすい仕事(=法人相手)VS論理が通じにくい仕事(=特定個人)
・組織重視VS個人重視(=顧客からの指名がある)
・一つの仕事のサイクルの長短
・成功に必要な、才能、努力、運
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本の前半部分は日頃自分も良く思っていたこと、世の中に嫌われそうなことが書かれていたので、おや自分の頭はもしかして柔らかいなんて思ったりしたけれど後半分は少しずれてきた。
これは結局本書に書かれている内容を追体験したようなことだろう。こんな小さなことでも気づけば大きく反転するのにその変化になかなか気づかない人間の頭は果たして鈍感なのだろうか。
作用反作用の法則
二者の片側から見たもう一方に対しての批判。批判されている側のそうした状況を作り出したのは、ほかならぬ批判している側だったりする。
心のドップラー効果
下から見ている印象と、上から見ている印象が違う
これから起きることとすでに経験してしまったことを違うように解釈する。
侵食する側とされる側
易しいと難しい ホメるとけなす
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決定論者と確率論者
問題解決できる領域
問題発見できる領域
問題だと認識できていない領域
問題だと認識できていない領域をいかに減らせるか
→思考の多角性や柔軟性
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『具体と抽象』の筆者の本(まだ読み終えてない)とのことで手にした。
無理を承知で一言でまとめるとすれば、常に逆の視点でも考えるクセをつける、ということか?
本文中には
・始まりと終わり
・自分と相手
・物理的と精神的
・上流と下流
・常識と非常識
・論理と感情
そして、具体と抽象と、
逆の視点を対比したエピソードが書かれており、挿絵のマンガもあってとても読みやすい。
けど、内容は考えさせられる。
あといくつかこの人の本を読んで、『頭をやわらかく』することにハゲみたい。
頭だけに(笑)
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新しいアイデアを出すためには、
自分から遠い世界の情報を普段から仕入れる
業界内では、所詮既存品の延長
問題であることすら認識していない問題、に
気付く習慣付け。意識。
水は低きに流れる。
人間は放っておけば、楽なほうに自然にいく。
一度楽になると、誰かの力を借りる、道具を使う、など物理現象での解決策が必要。
PKを外すことができる人は、
PKを蹴る勇気がある人だけ
常識、をだすことが思考の停止状態。
絶対的な目的か、単なる手段の1つか
数字とは、
万人が同じ物差しで客観的に比較し、表現する必要がある、時。
ビジネスとしては有効。
ただ、全員がわかる最大公約数だから、誰でも理解できる。すなわち、アイデアとしては斬新ではない。
目的によって使い分け。
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身の回りで起こっていることの構造を知り、物の見方を変えてみよう。発想を転換してみよう。ということを促す一冊。
頭のかたい人はそもそもこの手の本を手に取らないから、本を手に取ったあなたは頭が柔らかい。あるいは柔軟な発想をしたいと思っている。と、序文に記されていて、確かにその通りかもしれないと思いました。
絵本作家のヨシタケシンスケさんが挿絵を描いていて、その挿絵も楽しめます。
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実はイラストを描いているヨシタケシンスケ氏が元々好きで、ある意味ジャケット買いをした本書。
頭の柔らかさ、というと発想法が先攻イメージとしてあるが、どちらかというと"自分を知る"に重きを置いた一冊。
知らず知らずのうちに、いろんなバイアスが掛かっている。
この辺りは言われてみないと判らない事が多いので、自分を知る良いきっかけになった。
読んで良かった一冊。
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一般的な「頭が柔らかい」
・一つの価値観や考え方に固執せずに、状況や相手に応じて柔軟に変化することができる
・他人が考えつかないような新しいアイディアを多数考えだす事が出来る
一般的な「頭が固い」
・自分中心の一つの価値観に固執して、他人の価値観や考えを受け入れない
・慣習や前例など古い常識を絶対視して、新しい現象を否定的に捉える
これらを踏まえると"頭が柔らかくなる"為のポイントは下記
・自分の考えに固執しない
・旧来の慣習に捉われない
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頭を柔らかくする為のファーストステップは
自分の思考の「癖と偏り」を認識すること
【心の癖を理解する】
■思考回路が行動を決める
「あの時に戻れたら、、」
「若い時に勉強していたら、、」
⇒仮にタイムマシンがあって時間旅行が出来たとしても、同じ結末になる可能性が高い
⇒その時の個々の選択はその時のベストorベターだと思っているから
ポイントは、後悔をすること・しないことがあるのではなく、
”後悔をする人”と”しない人”の二分類だという事
多くは「後悔をする人」だが、
この場合は行動レベルではなく思考レベルを変えないと結果が変わらない
■遠くのものほどありがたく感じる
偉人や成功者の言葉はよく聞くシンプルなワードなのに重く感じ、
欧米ではこうやっている、と言われると妙に説得性がある。
親より親戚、学校の先生より塾の先生のアドバイスを聞く。
社内の人間がいくら言っても聞かないものを社外のコンサルが指摘すると改善する。
⇒「遠くのもの」の方がありがたい、というバイアス
"頭の使い方"という観点では、経験や知識を積み重ねると「より近くの物」で済ませようとする
⇒"頭の固さ"の要因のひとつ
頭がやわらかい人ほど、遠くの物からヒントを得ようとする
・回転寿司:ビール工場の生産ラインから
・マジックテープ:オナモミ(セーターにひっつく草)
・万有引力の法則:リンゴが木から落ちる様(=月と地球の関係)
■みんな”自分は特殊”だと思っている
一つ一つが特殊だ、という認識になった瞬間に思考停止してしまう
ex)本を読んで「これは特殊なケース」「自分には当てはまらない」と思った瞬間に学びや気づきが無くなる
⇒学びを得ようとする際には「自分との共通性」を探すことが大切
「���分は特殊だ」と考えてしまう一般性を意識し、
一般化と特殊化をうまく使いこなす事が学びを得るポイント
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【物理の法則は人間にも当てはまる】
■作用反作用の法則
テレビが"くだらないバラエティ"ばかりだと言う人がいるが、
その番組ばかりになるのは一番視聴率が取れる=視聴者が望んでいるから
物理学と同じように、物体と物体・事象と事象は関係性がある
(テレビの例で言えば、「制作側」と「視聴者」の需要供給の関係)
・報告ができない部下が多い!
⇒部下にも原因があるが、その部下に対しての働きかけの仕方はどうか?
・年賀状がたくさん来る人
⇒年賀状をたくさん出している人
(同様に、情報収集が得意な人は多くの発信をしている)
■ドップラー効果
(近づいてくるものと、過ぎ去った物は見え方が違う)
例としては、救急車のピーポーピーポー音
・子どもの時の20歳は大人に見えるが、30歳からするとまだまだ子ども
・年収があと100万上がれば豊か!…と思うが、実際貰うと意外と足りない
・自然を壊す都市開発反対!を叫ぶ人たちの住んでいるエリアは昔の開発地だったり
■フラクタル効果は身の回りにもある
社員5名の会社と、社員10,000名の会社、社長はどちらが大変か?
フラクタル
⇒複雑な事象の細部を見れば類似の複雑さがある、という数学的ワード(雪の結晶など)
上記の例で言えば後者の方が激務のように思えて、
優れた幹部がタスク処理をしてくれたり、
業務の細部まで把握しなくても良い、採用面でも優秀な人材を入れやすい等の良い側面も多い
問題の質こそ違えど、「大変さ」「複雑さ」は同じと考える見方もある
⇒無意識のうちに、大きい組織のリーダー=すごい、というバイアスを掛けている
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【メリットは必ずデメリットになる】
■資産はいずれ重荷になる
アメリカのコメディアン、ブレッド・アレンの言葉
「有名人とは人に知られる為に生涯働き通し、その後は人に気づかれないようにサングラスをかける人」
⇒”目立ちたい”の行き着いた先は、皮肉にも”目立たない”ように生きること
他の例
・有名な企業ブランド=サービス認知は高いが、チャレンジ精神溢れる人材は集まらない(=ブランド目当てが多い)
■成功の反意語は失敗か?
"成功"と"失敗"は両極にあるが、中間には"何もしない"状態がある
⇒成功と失敗は紙一重であり「結果」と捉えると、違った両極が生まれる
⇒"何か行動する"と"何も行動しない"という両極
ロベルト・バッジョ
「PKを外す事ができるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」
■線を引くことの功罪
複数の人が共通のルール・認識で暮らす為に、人間は"線を引く"
ex)国、組織、選挙区、日付変更線etc
線を引く事の弊害は何か?
・本来は連続的に変化する物や事象を無理矢理に区分化している
・一度引かれた線は固定的になり、ギャップを引き起こす
ex)
・速度制限=40km/h未満は"安全"、以上は”危険”
⇒60km/hでも安全な道もあれば、30km/hでも危険な道も
・電気自動車は"電機業界"か"自動車業界"か?
⇒業界や部門ごとに区分けすると判りやすいが、逆に曖昧になる本末転倒な事も
頭の中をやわらかくするには問題が生じた時に以下のように捉えること
・「線」が間違っているのか?
・もしくは「線」は便宜上の道具だから、問題が発生して当たり前だ
■自由旅行とパッケージ旅行、どちらが自由?
一般的には自由旅行の方が自由度が高く、発見も多い
⇒実は行き先を自由に選択しているように見えて
「自分の思いつく範囲の中で」という制約条件の下で選んでいる
本当に新しい発見をしようと思ったら、パッケージ旅行に身を委ねるのも手である
他の例
・CDは楽曲DLによるバラ売りがメイン
⇒アルバムというパッケージ買いの方が、聞いてみたら良い曲=発見に出会える
好きな物ばかり選んでいては成長や新しい発見が無くなる、と言うが、
パッケージ販売の良さを見直しておくと視野がさらに広がる
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【対比と軸で見えてくるもの】
■具体と抽象
抽象的で判らないとよく悪者扱いされるが、抽象表現のメリットもある
・一度に多くの物を当てはめるので応用が効く
ex)個々ではなく、男性はコチラ・女性はコチラと性別で大分けする
・解釈の自由度が高い
ex)昼食を食べに行きましょう=中華なのか和食なのか?中華ならラーメンなのか炒飯なのか?(塩?味噌?豚骨?)
別の例になるが、「話が上手い人」は抽象と具体の往復が上手い
例え話をする際に「要するにどういうことか?」と一度抽象化し、身近な例に再度具体化する、など
抽象的なことを毛嫌いせずに、自らの経験や知識に照らし合わせて「具体と抽象の往復」をする
⇒最高の頭の体操になる
■形から入るか、中身から入るか
新人営業が1日に5件の訪問をする、
本を読まない部下に月に3冊の本を読ませる、
というように、"回数をこなす"事を目標設定するケースは多い
手段先攻のメリット
・「形」という実質的な行動から始められること
(中身重視の人ほど、形すら出来ずに終わるケースも多い)
手段先攻のデメリット
・中身が伴わずに「とにかく形だけ」で終わる事もある
(手段の目的化、という本末転倒な事に)
形か中身か、という話はつまり「手段か目的か」という事
「形から入る」=いずれ手段が定着し、いつの間にか目的を達成している状況を狙う
中身が重要なのは勿論だが、その為に一件不合理な"形から入る"ことも時には重要と認識しておく
⇒柔軟に創造的な発想が出来る人は「現実と矛盾」についても柔軟に対応する事が求められる
■時と金は同じもの?
訪問販売やセールス電話に対して「忙しいか��」「時間がないから」
⇒多くは"本当に時間が取れない"のではなく、
「他に大事な事がある」=「優先順位が低い」ということ
(したがって、この断りに対して「いつなら空いてますか?」の返しは無意味)
同様にお金に関しても「何も買えないほど貧困」という人は多くはない
⇒「値段が高いから」という理由は「優先順位が低いから」
⇒重要度を更にアピールする、など自分で改善できることも
■「同じ」と「違う」は大きく違う
・「同じ」ことをするには何も考える必要がない
・「違う」ことをするには、多数のオプションの中から選択をする、という頭を非常に使うプロセスが要る
さらに、
・「同じ」ことをするには理由が要らないが、「違うこと」をするには理由が居る
・「同じ」は一つだが、「違う」の選択肢は無限にある
普段から頭をやわらかくするために、
安易に「一律〜〜」という言葉を使うのを辞める、常に「違う」ことをやる意識付けをする
⇒自分の頭を使って考える練習になる
■決定論と確率論(万馬券を買える人、買えない人)
決定論:結果には然るべき原因がある、原因が明確なら物事が進む先は予測できる
確率論:物事の挙動は最終的にはある確率をもって決定されるが、一つとの結果として予想する事は出来ない
確率論者
⇒常に不確実性が高い状況で挑戦し続ける起業家精神を持った人に多い
決定論者
⇒ある程度確立された、安定した世界に生きている人に多い
確率論者は失敗しても「数を打つ」ことを常に考えて「夢を叶えるまで」挑戦し続ける
実質的に「夢は叶うと信じている」ように見える
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抽象と具象がよかったので、同じ著者の同じような話を読みたく。
◯全体も細部も同じ形というフラクタクルの話を、身近なものにもあてはめているのがおもしろかった。フラクタクルというのも初めて知った。
◯頭をやわらかくする考え方がたくさん紹介されてる。まず疑う。ここからがスタートかも。自分中心から離れる→たまに忘れていらいらしちゃうのはこれが要因。相手からみるとどうか?を問うてみよう。長所と短所はどちらにもなりうる→何を目的として動きたいのかが重要。問題がいろいろ複雑になるとどこに向かって進んでるか、メリデメも軸がブレるとぐちゃぐちゃしちゃうけど、ちゃんと向かう方向を見てそこから問題を見るのが大事。