とても良かった。
2020/12/31 19:01
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森沢さんの本は読んだ後、後悔させないことが多いと感じているのですが、今回も同じ。
人間の弱さを全て受け入れるような包容力のある一冊です。
人生に疲れている方に特にお勧め。
恋する失恋バスツアー
2024/04/08 09:46
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
失恋バスツアーって実際あるのですかね?そういうツアーがあれば面白いかもしれないですね。少なくともちゃんとした企画ものであれば楽しそうですね。今はグルメのバスツアーが多いですが、変わった企画のツアーは受けると思います。ちょっとバスツアーの旅行も考えてみようかと思いましたね
最後の展開が嬉しい驚き
2022/02/20 20:31
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投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
失恋した参加者に侘しい企画を通してどん底まで落ち込んでもらい、あとは上がるだけ、グイグイ元気になってもらおうという旅行ツアー
過去の森沢明夫さんの複数の作品の登場人物や場所がさり気なく沢山登場してほっこりしました。
るいるいさんは「青い孤島」の時よりローラ感強めでした
こんなツアーがあったら・・・
2020/11/20 18:16
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のツアーバス添乗員、天草龍太郎は三日前に失恋したばかり。相手は同乗するインストラクターの小雪。失恋相手と一緒に特徴のありすぎる顧客の男女9人及びバス運転手のまどかと展開するハプニング連続のツアー。小雪に関係修復を願う主人公と失恋顧客をどん底まで落ち込ませて立ちなおせる失恋バスツアーの物語。失恋顧客にはそれぞれ意外な事実が隠されており明らかになるにつれてよもやの展開に・・・。著者の温まるストーリーは今回も健在。
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龍太郎、鈍感にも程がある…。小雪って、公私混同してヤな女…と、モヤモヤしながら読み進めたが、個性的な面々のお客さんや運転手のまどかさんの男前っぷりに、モヤモヤを上回るほど惹かれるものがあり、所々涙しながら読んだ。
最終章も、さすが森沢氏。
伏線張ってたんだな。してやられた。
最後の最後は思った通りの展開。
桜子さんの存在が薄すぎたのが、ちょっと残念。
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森沢さんの作品が好きなので何冊も読んでいますが、
今回も心を温められたり、ほろりとさせられたり、
そして明日への希望が湧いて元気が出来て
爽快な気分で読み終わることが出来ました。
失恋した人達ばかりを参加させている失恋バスツアー。
鄙びた旅館や寂しげな観光地などを巡り
とことん心を落ち込ませて次は上がるだけで、
元気になってもらおうという企画のバスツアー。
添乗員の龍太郎も同乗している恋人の心理カウンセラー
にフラれたばかり。
ハプニングが次々と起こる中、意外な事実が次々と真実が明らかとなっていくという物語。
ツアーに参加している人達がとにかく個性的で
一人一人の人生がここで浮き彫りになり面白いやら
悲しいやらと十人十色で楽しませてもらいました。
それぞれの真実が明らかになると同時に
龍太郎と小雪の微妙な関係も付かず離れずという感じで
もどかしい気持ちにもなりましたが、
ラストにはツアー参加者と一緒になって思いがけない結末になり
ましたが、みんなこのツアーに参加したからこそ
自分の半生を見つめ直してまた新たに人生の旅立ちを
していこうという目標が持てて人間的にも強くなったようにも
思え良い仲間に出会えたなと思ってしまいました。
失恋ツアーでなくてもこんなツアーがあったら参加して
楽しんでみたいと思いました。
今回も森沢さんらしく「人生を楽しく生きるのが大事」という
思いが込められていて、文中には人生を歩いていく上での
勇気づけられる力強い言葉、素敵な言葉が端々に散りばめられていました。
中でも印象的だったのをいくつか挙げてみると
神様はね、誰の人生にも「良いこと」と「悪いこと」が
ちょうど半分ずつに起こるようにしているんだって。
しかもね、半分ずつって、いちばん幸せな比率なんだってさ。
「失恋をしたからこそ、
次の素敵な人に出会えるチャンスを得られるとか、
辛い思いをしたからこそ、人にやさしくなれるとか、
そういうことですよね?」
「そうですね。その考え方、仏教では『逆に視る』と書いて『逆視』
って言うらしいですよ」
中略
「この世の中の出来事は全てプラスのことと
マイナスなことが一緒になっやってくる。
だから、どんなに辛い出来事でも、見方ひとつでいい出来事に変えられるんだよって。」
人ってね、誰かを心配している時の方が強くなれるんだよ。
いつも笑っている人が。最後に笑う人。
笑門来福ってやつだ。
こうゆう言葉は何度聞いても心に響くものは
いつまでも心に留めておきたいので
忘れないようにしておきたいです。
森沢さんの作品といえば過去の作品でも過去に
発表された作品が何度か登場してくるので、
これを探すのが楽しみで読むという醍醐味もあります。
今回も期待通りに以前読んだ作品の一部が登場して、
また会えて再確認という嬉しさが味わえました。
コロナ禍のご時世に読んだので、
旅行どころか外出もままならないので、
この作品で少し変わった旅気分を味わえて
不思議なバスツアーにも参加出来て
読了後はとても心が晴れやかで清々しくなって良い気分の作品でした。
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参加条件は失恋者の「失恋バスツアー」
ハーフ美女や自称パンクロッカー、謎の中国人、巨漢の霊能者など実に濃いメンバー。
まずはとことん落ち込むのが目的なので、仲良くなってみんなで楽しく過ごすのはNG。
何とも言えぬ企画。
見えてくるそれぞれのキャラと参加背景。愛すべき人達。ハプニング続きでクスッとしたり、それぞれの人生の物語にしんみりしたり。
添乗員の龍太郎と心理カウンセラーの小雪の意地の張り合いやすれ違いがもどかしく、恋の行方が気になりながら読みました。
龍太郎の妹さんの言葉、サブローさんの言葉がコロナ禍の今、一段と深く心に響きます。
すべては「生きていてこそ」
森沢さんはやっぱり温かくて良い読後感。
面白かった。
『失敗しても、ちゃんと神様からのプレゼントが、失敗の裏側にはありますから』
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失恋して会社も倒産しそうで、、いいことなしのバスガイド。でも、ひとくせもふたくせもある個性豊かなツアー参加者と出会い、いろんな波を乗り越えて、最後はハッピーエンド。
「「それでも」は、希望をつれてくる単語」
最悪な時も、それでも、っていつもその先を思えば、いい未来が待ってる気がする。
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設定が面白かった。登場人物はみんなクセ強だけど、みんなそれぞれ悩みを抱える。
読み終わった後ほっこりしました。
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ほっこりする1冊です。
でも、話の先が何となく読めてしまったのが残念…。でも、所々でぐっとくる言葉があって満足です。
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☆4.5
「失恋バスツアー」に参加することになった9名の乗客たちがとっても固定的で楽しく読ませて頂きました!「森沢ワールド」好きな読書には堪らない仕掛けも良かったです(*´꒳`*)
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個性的なメンバーとともに進むバスツアー。アクの強い人が多すぎる。この人たちを選んだ課長の判断基準は、いったいなんだったんだろう?龍さんを陥れるためじゃなくて、本当は別の目的があったのでは、なんて勘ぐったりして。ないかな?
他の森沢さん作品の登場人物が出てきて、嬉しかった。前に読んだのとどっちが先の設定かなと考えてしまう。るいるいちゃんは無事結婚したのかな?こういうリンクがあると、他の作品を読む楽しみになるな。
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恋する失恋バスツアー=失恋バスは謎だらけ
先が読めまくってしまうのだが、個性あふれる登場人物と作者の作風から悪いことにはならないだろうと予想できる安心感で読み進められた物語
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キャラが濃い男女が集まる、失礼バスツアー。失恋した人々の落ち込んだ気持ちを、ドン底まで落ちる所まで落とすという一見変わったバスツアー。
色んなキャラクターそれぞれの味が出てて面白かった。読み初めは、それぞれの登場人物が変わり者でしかなかったが、読み終える頃には、変わり者の登場人物1人1人の個性が愛しく心が温もるハッピーエンドだった! 恋って良いね!
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350ページを一気にスタバで終えました。やっぱり面白いし9人の特徴を覚えて、尚更増しました。妊娠中は最初から気付いたけど、まさかの龍以外全員知っているとは。どんどん人となりが出るのかと思いきや龍と小雪の掛け合いですね、これも新鮮でした。4泊5日が一冊の本になるとか、収まるとか、凄いですよね!ちゃんと終わりもしっかりしているし謎の陳さんも重要である。まさか一気読みするとは思わなかったので、これも一興