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読みやすい。
と、思ったがおそらくかなり深い事を書いてあるので、残念ながらあまり理解できずに腹落ちしなかった。
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読書する意味ってなんなの?orなんだっけ? という人には良い本なのかもしれない。幾つかの有名作品の抜粋に基づき、授業のような形式で、一般的な授業では教えてくれもしなさそうなことを手引してくれる。本作を読み、読書は良いものかもしれないと思えたら収穫ということでいいと思う。どちらかというと感性の働かせ方が記述されていて、勉強方面の読書効率についての記述を期待して読むと得られるものは少ないのかも。
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オノ・ヨーコの「グレープフルーツジュース」の項が印象的。考えて読む、とはどういうことかという本。どうすればよいかという本ではない(そんな本はない、多分)
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私は国語の授業が嫌いだったけど、学校でこんな授業を受けられたら、もっと早く読書の魅力に気づいていたと思う。
引用してある文章も、いろいろ考えさせられる余白のある文章で、とても面白かった。
特に学生さんにおすすめしたい一冊です。
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本を読むのは好きだが国語の授業は嫌いだった。答えが決まっていて読み手の自由がなかった。いろんな本を読ませる授業があってもいい。
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なんで自分は本が好きなのか、なんで本を読むことが大事なのか、この人なりの言葉で表現されている。
自分が知ってると思っていた世界観や価値観を揺さぶるからだ。それは本当に正しいのかい?って投げかけてくるからだ。
良い本は、読んでも読んでも、問題山積みの本。
○AV女優
○鶴見俊輔 もうろく帳
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オノ・ヨーコ、鶴見俊輔、坂口安吾、武田泰淳などの文章を通して高橋弦一郎さんが「読む」とはどういうことかについて語る。すごーくおもしろかった。一読では深すぎてわかりきれない。書かれていない言葉の周りにあるものまで感じさせられ考えさせられる、そういう力のある文章に揺さぶられる。普段自分はこんなに深く本を読んでいるだろうか。かなり表面的な読書になっているかもしれない。読む力を、読む目を養う。
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著者、高橋源一郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
高橋 源一郎(たかはし げんいちろう、1951年1月1日 - )は、日本の小説家、文学者、文芸評論家。明治学院大学名誉教授。
散文詩的な文体で言語を異化し、教養的なハイカルチャーからマンガ・テレビといった大衆文化までを幅広く引用した、パロディやパスティーシュを駆使する前衛的な作風。日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である。
4度の離婚歴と5度の結婚歴がある。子どもは5人。
なかなかの方のようです。
で、この本の内容は、コピペですが、次のように書かれています。
作家生活40年、初の読書論!
誰もが学校で教わった「文章の読み方」。私たちはそれを疑いもせず身につけることで生きてきた。ところが、学校で教わった読み方だと「読めない」ものがある!? 小説、詩、エッセイ、ノンフィクションーー。作家・高橋源一郎が好きな作品を一緒に読みながら、「読むきほん」を学びなおす、大人のための授業を開講!
はじめに:誰でも読むことはできる、って、ほんとうなんだろうか 1時間目:簡単な文書を読む 2時間目:もうひとつ簡単な文章を読む 3時間目:(絶対に)学校では教えない文章を読む 4時間目:(たぶん)学校では教えない文章を読む 5時間目:学校で教えてくれる(はずの)文章を読む 6時間目:個人の文章を読む おわりに:最後に書かれた文章を最後に読む
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「きほん」が平仮名だったので完全に子供向けかと思ったら、大人向けな内容で驚きました。学校では本からみんなが本から得られる当たり前のことを習うのに対して、読む人によって感じ方が違うことも学ぶべきだと思えました。
この本で学ぶ内容を学校で学んでおきたかったです。
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「読む」は行間やここにこの文章がある意味を読むということかしら。要約を書きづらい文章だったが、良い本を読むことができたと思う。
オノ・ヨーコの『グレープフルーツ・ジュース』をはじめ、鶴見俊輔、加藤典弘、坂口安吾など、ややアナキズム的な(?)文章を多数紹介している。これらは社会の中で価値がないと思われたり、反倫理的、反社会的と思われる文章だったりする。
反専制、反全体主義などの雰囲気を感じるものの、何がこの本のポイントなのかなんとなく掴めなかった。何度か読んでみたい。
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小説以外の本を読むのがあまり得意でない私も気楽にスラスラ読めるのが良い(^_^)
読むと、小中学生の頃に受けた国語の授業を受けた気分になれて楽しかった!授業では紹介されないような文章の読み方も解説されてるのが面白い。
この先生の講義を受けてみたいな〜〜
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「読む」ってこんなことだよ、と教えてくれる本ではない。例えばこうやって、ということすら明示的に提示されない。ただし、「読む」ってこんなことだと思っているよね、でも本当にそうなの?という問いかけが、結構キツめの例文を通じて示される。
読書が個人的な営みであることは、確かにもっと大切にしてよいと思った。理解できていないことに、手触りのよい形を与えて終わりにしないこと。読んで生きるためには、どうしたらよいのかということ。
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スラスラと読める本でしたが、とても深い内容で、考えさせられました。
「読むとはどういゆことか?」という真髄を、突き詰めて考えさせられるいい本でした。
ぜひぜひ読んでみて下さい。
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日本語で書かれているんだから「読む」ことが出来ない文章なんてないと思っていました。
文章とは不思議なもので、泣いたり驚いたり嫌な気持ちになったり温かい気持ちになったり…
この1冊で目まぐるしく「読む」挑戦?をしました。
まだまだ知らないことがいっぱいあるし、初心に帰る、その「初心」って?という所まで、考えるきっかけとなりました。
答えにたどり着くか分からないけど、いってきます!という気持ちです。
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よく、「小説の読み方なんて、学校で教えてくれない。」という。自分でもそのとおりだと思っていたし、これまで読んできた本にもそんなようなことは何度となく書いてあった。
でも、小学生の国語の教科書には、こんなことが書いてあったらしい。
▼「登場人物の人がらをとらえる ・物語を読むときは、会話文や地の文に着目して、登場人物の人がらをとらえながら読む。 ・登場人物の人がらをとらえ、その人物が物語の中でどのような役わりをしているかを考えると、読みが深まる。」(四年・上)
▼「特別な言葉に着目する 物語の中で、作者がある言葉に特別な意味をこめていることがある。そのような言葉は、例えば、次のような使われ方をする。 ・題名に用いられる。 ・くり返し用いられる。 ・中心となる登場人物の会話の中で用いられる。 ・出来事が起こったり解決したり、登場人物の気持ちがかわったりする、重要な場面で用いられる。」(四年・上)
▼「情景描写から人物の心情を考える 物語には、場面の様子や風景が目の前にあるかのように描写されている部分があります。そこには、場面の様子や風景をとらえている人物の心情が表れていることがあります。これを情景描写といいます。 物語を読むときには、直接的に気持ちが書かれている部分だけでなく、人物の行動や会話、地の文にえがかれている情景に、そのときの人物のどのような心情が表れているのか、考えながら読みましょう。」(五年)
▼「物語が自分に最も強く語りかけてきたことを考える 物語が自分に最も強く語りかけてきたことは何かを考えることで、物語をより深く味わい、自分の感動の中心をとらえることができます。そのためには、まず物語に書かれていることをていねいに読み、内容の理解を深めることが大切です。特に、山場で起きる大きな変化は物語の内容の中心と深く関わります。どのような変化が起きたのか、なぜその変化が起きたのかを考えましょう。 物語が最も強く語りかけてきたことを考えるときには、次のことを手がかりにしましょう。 ・物語の山場で起きる大きな変化とその理由 ・物語の中でだいじだと思う言葉 ・題名の意味」(六年)
▼「おはなしの すきな ところを 見つける おはなしを よんで、どんな ところが『すきだな。』『おもしろいな。』と おもいましたか。すきな ところを 見つけると、おはなしを よむ ことが、さらに たのしく なります。」(一年・下)
一年生、六年生の教科書だけでなく、他の学年でも、その年齢に応じた読み方のガイドがきちんと書いてある。説明文についても、同様。
こんな風に読むと良いよってことをきちんとガイドしてくれている。
学校教育って…と思うことは過去にも何度もあったけど、最近は考えを改める機会が多くある。
今回の経験もそれで、いま自分が探していた、本を深く読むためにどうしたらいいんだろう?の答えの一部分は、小学校の国語の教科書にあった。
また、高橋さんの書く文章は優しく(平易な語彙もそうだが、感情的に優しい感じがした)、他の著作も読んでみたいと思った。